こんにちは！ヴェルサスのブログ担当です。

最近、Uターン転職に興味を持つ方が増えています。

Uターン転職とは就職などによって地元を離れたが、その後の生活の変化やライフステージなど意識の変化により、再度地元で就職することをいいます。

Uターン転職では環境の変化によってメリットに感じる部分もあれば、デメリットも生じてきます。

そこで今回は、Uターン転職に伴うメリットやデメリットについて紹介していきます。

Uターン転職を視野に入れている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

■Uターン転職とは？

 

都会で働いていた人が、地元で転職することをUターン転職といいます。

例えば、大学進学のために地方から都会に出てきてそのまま新卒で働いていたが、転職の際にまた地元に戻ることなどが該当します。

Uターン転職以外にも、アルファベットを用いた転職を表す言葉として、Iターン転職やJターン転職というものがあります。

Iターン転職は、都会で生まれ育った人が地方で働くことで、Jターン転職は、地方で育った人が都会で働いた後、また生まれた地域ではない地方で働くことです。

Uターン転職は特に20代～30代に多く、自らが率先して転職先を地元で探すケースも少なくありません。

都会から地元に帰ってくるのは、これまで親や祖父母など家庭の事情などで仕方なくというケースが多かったものの、最近ではテレワークの推進や都会で働いても将来の安定が得られるかわからないなど、気持ちや都会にこだわらない環境の変化などが増えています。

 

 

■Uターン転職のメリットは？

 

Uターン転職には、どのようなメリットがあるのでしょうか？

 

○生活にゆとりが持てる

都会は人が多く、何をするにも曜日や時間帯によって混雑する環境があります。

しかし地方は都会に比べて人が少なく、住む地域や環境によっては心にゆとりを持つこともできます。

また家族や友人など知り合いが多い環境であれば、人とのふれあいの時間を持ちながらのんびり過ごすことができるでしょう。

 

○通勤ストレスからの解放

都会で電車通勤がメインとなっていた場合、時間に間に合うように1時間以上通勤に時間をかけていたり、常に満員電車なので通勤だけで疲れてしまったりすることもあったでしょう。

意外に多い通勤ストレスも、地方で働くことで解消されます。

地方では電車やバスが混み合っていても都会ほど人口も多くないので混み合いにくく、免許があれば車通勤も可能です。

職場に合わせた通勤方法が選択できるので、通勤ストレスから解放されるでしょう。

 

○金銭的な余裕ができる

都会に比べて地方では、金銭的な余裕ができやすいでしょう。

物価や家賃なども都会に比べて低くなっているので、都会に住んでいた時に比べて出費も抑えられます。

そのため、金銭的にも余裕を持ちながら自分らしい生活を送りやすいです。

 

○子育てしやすい環境がある

結婚して都心に住んでいた場合、産休後の復帰を望んでいても預け先の保育園が見つからないだけでなく、両親など頼れる人が身近にいないことから子育ての難しさを感じる方もいるでしょう。

しかし、Uターン転職によって両親のサポートを受けやすくなるだけでなく、保育園の待機児童も少なくなっているため、復職しやすくなります。

 

○自治体の支援が受けられる場合がある

自治体によっては、都会からその地域に移り住む人のために支援を行っている所もあります。

県による就職・転職支援サイトを立ち上げて転職支援をしていたり、実際にUターン転職で移り住んだ人に対して報奨金を交付したり、Uターン転職した場合の奨学金返済をサポートしたりなど、それぞれ自治体によって取り組みが異なっています。

地元がどのような支援をしているか、チェックしてみるとよいでしょう。

 

 

■Uターン転職のデメリットは？

 

Uターン転職をメリットも多くありますが、デメリットに感じる部分もあります。

ここでは、デメリットについて紹介していきます。

 

○娯楽が少ない

都会では深夜営業の店舗も多く、どこかに行けば目的を果たせることも多かったでしょう。

また話題になるようなこともすぐに体験できるなど、都会ならではの便利さを感じていた場合、地方に移り住むと物足りなく感じるかもしれません。

のんびりとして環境で楽しめる釣りやサーフィン、山登りなど自然相手の趣味がない場合、娯楽の少なさをつまらなく感じるでしょう。

 

○転職先が少ない

都会に比べて企業が少ない地方では、求人数が大きく異なります。

また職種も限られてしまうため、都会で行ってきた職種のまま転職できない可能性も高いでしょう。

専門職を地方でも行いたい場合は、事前に調べておくようにしましょう。

 

○収入が下がる

各企業の賃金は、その地域にあった水準で決められています。

つまり本社が都会にあり、地方の支店で働いている場合は地方の水準に合わせた給与になるということです。

都会に比べると物価も安くなったものの、収入も下がってしまうという事態が起こります。

 

○生活の利便性が悪い

都心の場合住んでいた地域にもよりますが、近くで買い物などの用事を済ませることが簡単にできたでしょう。

しかし、地方では商業施設や公共の施設を利用したい場合、車でなければいけない場所がほとんどであったり、目的地に行くまでの乗り換えがスムーズにできなかったりと、生活においての利便性が悪いと感じるかもしれません。

 

○地域のルールや付き合いが大変

地域によってはルールや付き合いを重視する風習が古くからあり、現在もその風習を大切にしている所もあります。

自分が育った地域だとしても、人間関係が密ではない都会での生活に慣れた後ではこれを大変だと感じる人もいます。

 

 

■将来のことを考えて転職先を探していこう

 

今回は、Uターン転職のメリットとデメリットについて解説していきました。

地元という慣れ親しんだ地域へ転職することは、家族や友人のいる環境となり、様々な部分で安定や安心できる一方、利便性の悪化や転職先が見つかりにくいなどのデメリットを感じることもあるでしょう。

将来のことを考えて転職先を見つけたいなら、ヴェルサスでUターン転職先となる仕事を探してみましょう。

特定の地域に限らず、希望に合わせた転職先を見つけることができます。

もし、地方へのUターン転職を検討しているならぜひご相談ください。