シフトに入りたくても入れてもらえない…入れない理由・対策方法を紹介

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

シフト制のパート・アルバイトで働いている場合、毎月希望のシフトを提出することになります。

しかし、たくさん働いて稼ごうと考え、シフトを提出したにも関わらず、完成したシフト表を見ると自分のシフトがあまり入っていなかったというケースもあるでしょう。

なぜ働くことを希望しているのにシフトに入れてもらえないのでしょうか?

今回は、パート・アルバイトでシフトに入れてもらえない理由と、入れてもらうための対策方法を解説します。

また、企業や店舗側によるシフトカットは違法となるのかも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

 

 

■希望しているのにシフトを入れてもらえない理由

 

希望しているのにシフトを入れてもらえない理由は、大きく企業・店舗側の事情と、自分が原因になっているケースの2つに分けられます。

 

 

【企業・店舗側の事情】

 

企業・店舗側の事情を理由にシフトを入れてもらえない理由として、以下の原因が挙げられます。

 

 

・他のスタッフも希望している

 

バイト先によってシフトに必要な人数は決まっており、その時間に希望する人が多いと希望通りのシフトに入れない場合もあります。

 

 

・他のスタッフとの相性を考慮している

 

シフトを組む場合、できるだけ業務の効率化を図るために他のスタッフとの相性なども考慮されることがあります。

例えば相性の悪い人とシフト希望が被っていた場合、どちらかを優先することで相性を考慮したシフトを組むことができます。

 

 

・新人のうちはシフトを入れづらい

 

まだ入ったばかりの新人だった場合、先輩や上司が一緒について仕事を教えることになるため、必ず先輩や上司のシフトに合わせることになります。

そのため、希望するシフトになかなか入れない場合も多いです。

 

 

・新しいバイトを採用したため人員過多の状態になっている

 

新しいバイトを一気に複数人採用した場合、一時的に人員過多の状態となってシフトを調整される場合があります。

ただし、新人が仕事に慣れてからは通常どおりのシフトに戻る可能性が高いです。

 

 

・人件費を削減するよう指示された

 

店舗でよくあるのが、運営元の会社から人件費削減の指示によるシフトカットです。

この場合、パートやアルバイトのシフトを減らし、社員だけで対応できるようにシフトの調整を行っています。

 

 

・売上の伸び悩みから人件費を削減しようとしている

 

企業や店舗の売上が伸び悩んでいた場合、経営を続けるためにはコストを削減する必要があります。

人件費は大きな削減効果を得やすいことから、人件費を削減しようとシフトを減らされている可能性が高いです。

 

 

【自分が原因になっているケース】

 

自身の言動などが原因で、希望のシフトになかなか入れてもらえない場合もあります。

例えば以下のようなケースです。

 

 

・遅刻や欠勤が多い

 

シフト制を採用している企業・店舗ではそれぞれ「1日にどれくらいのスタッフが必要」という基準があり、基本的にはその基準に従ってシフトを作っています。

しかし、遅刻や欠勤があると計画が崩れてしまい、仕事を調整する必要が出てきます。

当日の体調不良など仕方ないこともありますが、それとは関係なく遅刻や欠勤が多い場合、きちんと出勤してくれる人を優先してシフトに入れる傾向にあります。

 

 

・他のスタッフと仲が悪い

 

他のスタッフと仲が悪く、「あの人とは働きたくない」と言われてしまっている場合、シフトを作成する人はスタッフ同士の相性も考慮しているため、苦情を言った人とシフトが被らないよう調整します。

苦情を言うのが1人だけであればまだシフトにも入れてもらいやすいですが、複数人から苦情が来てしまうとシフトを減らされる可能性が高いです。

 

 

・仕事をうまくこなせない

 

新人であればまだ仕事を覚えられないので仕方ないかもしれませんが、半年、1年以上が経過しているのに何度も同じミスをしたり、頼まれたことができなかったりすると、仕事ができる人を優先してシフトに入れたくなるものです。

 

 

■シフトカットは違法にあたる?

 

そもそも企業や店舗側は希望を出しているのに、勝手にシフトを減らしても良いのでしょうか?

シフトカットはすべて違法に該当するわけではなく、正当な理由や就業規則に基づいて行われていれば問題ありません。

ただし、労働者に責任が一切ない事情で一方的にシフトを減らされた場合、休業扱いとなり使用者側は休業手当を支払う必要が出てきます。

ここでいう「正当な理由」とは、以下のケースが挙げられます。

 

・雇用契約書や就業規則に「業務の都合により変更することがある」と明記されている

・閑散期・経営悪化に伴う人員調整

・本人の勤務態度や能力に問題がある

・健康上の理由や本人都合による勤務制限

・他の従業員との公平性を保つための調整

 

売上減少に伴う人件費削減を理由にシフトを減らされるのは、会社都合に該当し休業手当の支払い対象となる可能性が高いですが、閑散期など一時的なシフト調整は違法とされないケースが多いです。

 

 

■シフトに入れてもらうための対策方法

 

少しでもシフトに入れる日を増やしたい場合は、以下の方法を試してみてください。

 

 

・希望者がいない日にシフト希望を提出する

 

希望者がいない日を狙ってシフト希望を提出すれば、シフトに入れてもらえる可能性が高まります。

また、シフト作成者に前もって「人が足りなかったら入ります」と伝えておくと、入れてもらいやすくなるでしょう。

 

 

・シフト希望をできるだけ多く出す

 

シフト希望をできるだけ多く出すことでも、入れてもらいやすくなります。

事前にどの曜日・どの時間帯にシフトを希望する人が多いか確認し、その曜日や時間帯を避けてシフトを提出すると、入れてもらいやすいです。

 

 

・バイト先が希望する時間どおりに入れるように調整する

 

1日3~4時間程度の短時間勤務の場合、前後に入るスタッフの勤務時間を増やさなくてはならないため、かえってシフトに入れづらい傾向にあります。

そのため、例えば早番・中番・遅番があった場合、それぞれの時間どおりに入れるよう調整すると、シフト希望も通りやすくなるでしょう。

 

 

・シフトに入れてもらえない理由を直接聞いてみる

 

なぜシフト希望を出しているのに入れてもらえないのか、直接話を聞いてみるのも良いでしょう。

企業や店舗側の問題であれば仕方ないですが、自分が原因になっている場合は自分自身の言動を見直し、改善していく必要があります。

 

 

 

収入をアップしたいと思っていても、シフトを減らされてしまってはいつまで経っても収入は上がりません。

もし企業や店舗側に原因がある場合は、パートやアルバイトを掛け持ちしたり、別の職場を探したりすることで、収入アップにつながりやすくなるでしょう。

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