バイトのシフト制とは?種類やメリット、注意点をご紹介!

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

バイト探しをしていると「シフト制」という言葉を目にする機会が多いはずです。

バイト初心者であれば、シフト制について理解していない方も多いでしょう。

そこで今回は、働き方を左右するシフト制について解説していきます。

利点や注意点などもご紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

 

 

■バイトのシフト制とは?

 

シフト制は「交代勤務」のことを指します。

決まった曜日に決まった時間働く固定制ではなく、一定期間ごとに組まれたシフトに沿って、他の従業員と交代制で働くスタイルです。

主に、スーパーやコンビニ、飲食店や介護施設、工場などに多い働き方です。

パートやアルバイトといった形態に多い働き方だと認識している方もいますが、業種によっては正社員でもシフト制を採用している企業は多いです。

求人広告では、シフト制の他に交代制と記載されているケースもあるのでチェックしてみてください。

また、シフト制といっても種類があります。

それぞれの特徴を解説していきましょう。

 

 

・自由シフト制

 

働く曜日や時間が固定されず、労働者の希望に合わせて勤務時間が調整されるシフトが自由型です。

希望は週ごとや月ごとに提出するのが一般的です。

 

 

・固定シフト制

 

働く曜日や時間が固定されている働き方が固定シフト制です。

例えば、月・水・金の9:00~15:00まで働くと決めたら、毎週同じ曜日や時間帯にシフトが組まれます。

 

 

・完全シフト制

 

勤務先があらかじめ決めている複数の勤務パターンに応じて出勤する曜日や時間が決まる働き方を完全シフト制と言います。

日によって働く時間が異なる特徴があり、24時間体制で対応する工場や介護業界などの仕事で多く取り入れられている働き方です。

 

 

■種類別のシフトで得られるメリットやデメリット

 

シフト制には種類があり、それぞれで特徴が異なっています。

それぞれご紹介していきましょう。

 

 

◎自由シフト制

 

シフト制の中でも柔軟に働ける点が特徴の自由シフトの利点や欠点をみていきます。

 

 

・メリット

 

自分の予定に合わせて出勤する曜日や時間の希望を出せる点が大きな魅力です。

学生であれば、テスト期間は出勤日数を少なくできたり時間を短くできたりするので、学業に支障を与えずに働けます。

プライベートに合わせた働き方ができる点が魅力となっています。

 

 

・デメリット

 

シフト制なので、シフトが決まらないと先の予定を立てにくいです。

また、希望が必ず通るとは限りません。

その場合は、人が少ない場合は出勤を依頼される可能性があるので、プライベートの予定を削る必要があります。

 

 

◎固定シフト制

 

プライベートの時間を確保しながら安定して働きたいと考える方に向いているのが固定シフト制です。

 

 

・メリット

 

決まった曜日と時間に出勤するので、希望シフトを申告する手間がありません。

また、働く時間帯や時間数の変動も少ないので、生活リズムが整いやすいです。

先のスケジュールも立てやすいので、旅行や趣味の時間を確保するといったプライベートの予定も考えやすいです。

 

 

・デメリット

 

急な休みを申請しにくい点に注意が必要です。

代わりのスタッフが必要になる仕事であれば、他の人に迷惑がかかるので尚更申請がしにくくなります。

勤務先によっては、自分で出勤できるスタッフを見つける必要があります。

 

 

◎完全シフト制

 

完全シフト制は、学生向けや主婦向けのバイトよりも、フルタイムで勤務をする正社員に適用されることが多いです。

 

 

・メリット

 

完全シフト制では深夜に働くケースもあります。

その場合は深夜手当が支給されるので収入アップが期待できます。

勤務先によっては、時間帯によって仕事内容も変わるので、様々な経験が詰める点も魅力です。

 

 

・デメリット

 

働く時間が不規則になる点に注意してください。

日中や深夜など、勤務する時間帯はバラバラです。

そのため、生活リズムが狂いやすく体調不良を招く危険性があります。

家族や友人とスケジュールが合いにくい点にも注意が必要です。

 

 

■アルバイトのシフト制で働く場合の注意点

 

勤務時間の自由度が高いシフト制で働く場合、注意すべき点もあります。

働いてから後悔しないためにも、あらかじめ注意点を理解しておきましょう。

 

 

・勤務上限がある

 

労働基準法によって、労働時間には上限が定められています。

1日8時間、週40時間が原則なので、シフトを多く入れたいと考えていても、上限を超える日数や時間に勤務することはできません。

あらかじめ理解してからシフト希望を出しましょう。

 

 

・6時間を超えて働く場合は休憩をとる必要がある

 

1日の労働時間が6時間を超える場合、45分以上の休憩をとらなくてはいけません。

労働時間が8時間であれば1時間以上の休憩が必須です。

長時間働きたい場合は、休憩時間も考慮してシフト希望を出しましょう。

 

 

・条件を確認する

 

勤務先によっては、シフト制でも出勤日数や勤務する時間など、条件を満たしていなければ働けない場合もあります。

週3日以上、1日3時間以上など、勤務先によって条件は異なるので、あらかじめ確認してください。

また、希望性といっても土日休みを基本的にNGとしているお店や会社もあります。

スーパーやアパレルといった場合は、土日が忙しくなるので原則として出勤する決まりを設けているケースもあります。

月に1回は土日休みを取得できるケースもあるため、応募する際には必ず確認することが大切です。

 

 

・シフトを決めるサイクルやタイミングは会社によって異なる

 

シフト制は、お店や会社によってシフトを決めるサイクルに違いがあります。

月単位、毎週などがあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

また、シフト希望を出すタイミングも異なります。

月末のみ、毎週木曜日までなど、詳細は求人情報に記載していないケースも多いので、面接時に確認するのを忘れないようにしてください。

また、シフト制については「希望が通りやすいか」「都合が悪くなった場合の対応の仕方」についても前もって確認しておくと入社後に慌てずに済みます。

 

 

自分の希望する働き方がしやすい点がシフト制の魅力です。

しかし、場合によっては希望が通らないケースもあります。

注意点をよく理解してから、応募を検討してみてください。

ヴェルサスでは、シフト制で働ける求人を多数取り扱っています。

働きやすい条件を提示している企業を探すためにも、ぜひチェックしてみてください。