こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。
バイトの面接に行った時、採用担当者の表情や反応で採用や不採用をなんとなく感じることはありませんか?
現在は、男女雇用機会均等法によって求人票に明記してはいない項目があり、面接は受けるものの企業としては採用する気がないケースも存在しているのです。
そこで、この記事ではバイトの面接で気になる採用・不採用サインや採用されるためのポイントをご紹介します。
■求人票に明記できない項目は何?
男女雇用機会均等法の制定によって、求人票に明記できない内容があることをご存知でしょうか?
これまでは、年齢や性別、国籍などを求人票に記載していることもありましたが、現在は以下の表現や記載をNGとしています。
・性別を限定した表現
男性では、性別に関係なく雇用する機会を与えることと定められています。
このことから、求人票に「男性大歓迎」など性別優遇と捉えられる記載やウェイター、看護婦などの名称で性別が連想できる記載もできません。
・年齢を制限した表現
2007年の雇用対策法改正で年齢についての制限を原則禁止としています。
人材派遣、ハローワークなどでも年齢制限は禁止です。
ただし、65歳定年の会社で64歳以下限定での募集、60歳以上の年齢層や特定の年齢層、特定年齢層の雇用促進などが目的の場合は制限に関する表現が認められています。
また、18歳以下が働けない職種や長期勤続でのキャリア形成などの目的で期間の定めなく採用する場合も許可されています。
・給与が最低賃金以下
最低賃金は給与の最低額となるもので、この金額以下になることは禁止されています。
この金額以下になる場合は、差額を支払わなければなりません。
これは雇用形態や研修期間であっても同じです。
■面接で気になる反応!これはどっち!?
求人票を確認する際には、上記の内容に注意して面接先を決めてみましょう。
気になる求人票を見つけたら面接を受けることになりますが、その際に面接官の反応で気持ちが不安になることもあります。
面接官の反応が採用なのか不採用なのかを知りたい場合のチェック方法は以下の通りです。
・面接時間について
一般的にバイトの面接時間は、15分から30分程度です。
なかには、簡単なテストを受けさせるケースもあるので、これ以上かかる場合もあるでしょう。
しかし、不採用の場合は最初から採用するつもりがないので短時間で終わりやすい傾向です。
とはいえ、採用を決めているからこそ短時間で終わらせていることもあるので一概に面接時間だけでは判断できません。
・面接官の反応
面接官が興味を持っている場合、話した内容をメモしたり、履歴書を確認しながら質問したりといった傾向があります。
また、質問に答えた場合の反応があっさりしている場合は最初から不採用のつもりの可能性も考えられますが、形式的に確認しなければならない内容ということで質問しているとも考えられます。
各企業によって、面接で質問する内容が決まっている場合もあるので反応だけでも判断が難しいでしょう。
・質問内容
面接時の質問内容で採用か不採用か判断できるのは、具体的な内容についてです。
例えば、シフト制ですが出勤できない曜日や時間の有無、週何回出勤できるか、ここまで何で通ってくるかなどです。
このような質問がない場合は、不採用の可能性が強くなるでしょう。
・採用になった場合の内容
面接時に「採用されたら何の業務をしたいか」「勤務先ではこれくらいの年齢の人が多いが問題ないか」など、働いた場合の質問や内容を掘り下げてくる場合は採用への意向が強いと考えられます。
また、学生の場合は「学校や親から許可を得ているか」など、具体的な内容が中心となりやすいです。
・様々な質問について
バイトの面接で業務上の内容だけでなく、「なぜ働きたいと思ったのか」や「将来は何をしたいのか」など、個人的な質問などをされた場合も採用の可能性が高いでしょう。
面接官が質問の答えによって深堀してくる場合は、興味を持っていると考えて問題ありません。
■バイトの面接で採用になるにはどうすべき?
せっかく面接を受けたなら、採用になりたいと考えるでしょう。
ここでは、面接においての常識的なマナーに加えて採用になるためのポイントをご紹介します。
・遅刻しない
当たり前のことですが、バイトの面接時に遅刻は厳禁です。
最初から約束を守らないようでは、採用後も遅刻するのではないかという不安を相手に抱かせるでしょう。
絶対に遅刻しないように決められた時間を確認し、余裕を持って面接を受けられるように計算してください。
心の余裕がないと面接もボロボロになるので気を付けて、5分前には必ず到着するように心がけましょう。
・身だしなみを整える
面接では第一印象がとても重要です。
食品を扱う企業や接客業では、清潔感が重要なポイントです。
自分自身が企業の顔になることを考えて、清潔感のある身だしなみを整えましょう。
爪の長さもだらしない印象を与えてしまうので、できれば面接前に切るのが良いです。
・笑顔を大切に
バイトの面接では、常に笑顔を心がけましょう。
上記でも紹介したように、第一印象はとても大切なので笑顔で明るい印象を持ってもらえるようにする意識がポイントです。
入室する際には、きちんと挨拶して質問の内容を遮ることなく答えましょう。
・働きたい気持ちを伝える
面接時には、バイトとして応募した理由を聞かれることも多いです。
その際には、働きたい気持ちをきちんと伝えましょう。
難しいことを長々と話すのではなく、「いつもこの会社は明るい印象なので働いてみたいと思った」「来店するたびに親切にしてもらえたから」など面接を受けたいと考えたきっかけなどを話すのがおすすめです。
バイトの面接時には誰もが緊張しますが、面接官の反応に左右されることなく、自分が働きたい意欲を相手に伝えることが大切です。
反応に一喜一憂することなく、できる限りのことを準備すると良いでしょう。
バイトの面接でなぜかうまくいかない、失敗が続いているという方は、お気軽にヴェルサスにご相談ください。
派遣先が豊富なだけでなく、面接についてもしっかりサポートさせていただきます。