こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。
派遣とアルバイト、何となく違うことはわかっていても、明確な違いはわからないと言う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、派遣とアルバイトの違いについて、詳しく解説します。
また、アルバイトとは違う派遣ならではのメリット・デメリットもご紹介するので、お仕事をお探し中の方や派遣を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
■派遣とアルバイトの違いとは?
派遣とアルバイトではいったい何が違うのでしょうか。
両者の違いを解説します。
・違い① 雇用主
派遣とアルバイトでは、雇用主が異なります。
派遣として働くには、派遣会社に登録します。
そして、紹介された中から納得し合意した就業先で働くことになりますが、派遣の場合、雇用主はあくまでも派遣会社のため、給与を支払うのも派遣会社となります。
一方、アルバイトは、求人情報の中から自分が希望する就業先を選び、直接選考を受けます。
採用された場合、直接応募した企業に雇用されることになり、給与もその企業から支払われます。
・違い② 働く期間
アルバイトの場合、就業期間に定めはありません。
単発や短い期間のものでなければ、長期間働くことも可能です。
一方、派遣は有期雇用のため、あらかじめ就業期間を決めてから雇用契約を結びます。
期間は単発から長期間のものまで様々あり、自分の都合に合わせて計画的に働くことができるほか、雇用期間が終了した場合、次の派遣先を紹介してもらうことができます。
・違い③ 給与
派遣とアルバイトはどちらの時給制であることがほとんどですが、同じ会社の求人であっても時給が異なることが多いです。
これは、採用や管理にかかるコストが違うことが関係しています。
派遣の場合、派遣会社を通してやり取りするため、必要な人材をスムーズに紹介してもらうことができ、採用にかかるコストを大幅に削減できます。
また、給与面に関しても、給与の支払いは派遣会社からとなるため、事務処理や社会保険にかかる手続きを任せることができ、企業側の負担を軽減できます。
一方、アルバイトの場合、採用や管理、給与にかかる手続きを全て自社で行わなくてはならずコストがかかるため、一般的に派遣に比べて時給が低い傾向にあります。
・違い④ 勤務時間
派遣とアルバイトでは、勤務時間にも違いがあります。
もちろん、職場や仕事内容によって変わる部分もありますが、基本的に派遣社員の場合、勤務時間の変動が少ないのが特徴です。
これは、事前に勤務時間について合意した内容に沿って働くことになるからです。
一方アルバイトの場合、シフト制のことも多く、曜日や時間帯によって変わることも少なくありません。
また、繁忙期や閑散期などの時期によって、希望する働き方が叶わないこともあります。
■派遣とアルバイトでは福利厚生面にも違いがある?
派遣とアルバイトは、働き方だけでなく、福利厚生にも違いがあります。
福利厚生には、「法定福利厚生」と「法定外福利厚生」の2種類あります。
法定福利厚生は、健康保険や厚生年金などの社会保険のことで、派遣の場合、加入要件を満たせば、健康保険・厚生年金保険・雇用保険・労働者災害補償保険・介護保険といった社会保険に加入することが可能です。
条件を満たしていれば有給休暇や産休、育休の取得もできます。
アルバイトも要件を満たせば健康保険や厚生年金の適用を受けられるほか、有給休暇の取得もできますが、勤務先の規模や雇用期間によっては、受けられないケースもあります。
一方、法定外福利厚生は、交通費の支給や社員が利用できる福利厚生施設などのことで、企業によって異なります。
派遣の場合、派遣会社が契約している施設を使えたり、スキルアップ講座が受けられたりと独自の福利厚生が用意されていることが多いです。
アルバイトも企業が独自に設けている法定外福利厚生に関しては、対象になることもありますが、正社員やその家族のみを対象としたケースも少なくないのが実情です
■アルバイトとの違いは?派遣のメリット・デメリットを徹底解説!
最後に、派遣ならではのメリット・デメリットをご紹介します。
・メリット①希望する条件に合った仕事を紹介してもらえる
派遣の場合、派遣会社から事前に伝えた希望する条件に沿った仕事を紹介してもらえるため、仕事を探す手間がかかりません。
また、事前に就業先の環境なども確認できるため、就業後のミスマッチを減らすことが可能です。
求人情報の検索から応募、面接と全て自分でしなければならないアルバイトに比べて、より簡単に自分の希望する条件に合った仕事を見つけられるのは、派遣ならではのメリットと言えるでしょう。
・メリット②時給が高い傾向にある
派遣とアルバイトでは、派遣の方が時給は高い傾向にあります。
そのため、同じ時間を働くとしても、派遣の方がより効率的に稼げるほか、充実した福利厚生を受けられるでしょう。
・デメリット①スキルや経験の有無によって時給が変わることがある
即戦力を求める企業では、スキルや経験を重視する傾向にあります。
そのため、求められるスキルや経験を持っていれば、その分時給は高くなります。
しかし、そうではない場合、スキルを必要とする仕事に比べて時給が低くなる傾向にあります。
・デメリット②派遣期間に制限がある
派遣の場合、同じ職場で働くことができるのは3年までです。
そのため、3年経過した後は、新たな勤務先で働くことになります。
様々な仕事を体験できる、スキルアップを目指せるといった点では派遣期間の制限はメリットですが、同じ場所でずっと働きたいと考える方にとっては、デメリットに感じてしまうかもしれません。
今回は、派遣とアルバイトの働き方の違いをはじめ、派遣のメリット・デメリットをご紹介しました。
派遣とアルバイトは、どちらも非正規雇用という点では同じですが、雇用主が異なるため、福利厚生などにも違いがあります。
「より充実した福利厚生を受けたい」「より良い条件で働きたい」と言う場合には、アルバイトではなく、派遣という働き方を検討してみてはいかがでしょうか。
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