転職で安易に妥協して後悔しないためのポイントを解説!

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

転職活動を始めてしばらく経っても希望どおりの企業が見つからないと、「この条件は妥協した方がいいのかもしれない」「妥協して後悔しないだろうか」と悩む方もいるでしょう。

今回は、転職に妥協は必要かというところから、妥協しても良い条件・してはいけない条件の見分け方、転職で妥協して後悔しないためのポイントまで解説していきます。

転職活動で行き詰まっている方や転職で後悔したくない方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

■転職活動が思い通りに進まない時は妥協も必要?

 

希望条件に合う企業がなかなか見つからなかったり、面接を受けても不採用が続いたりすると、妥協すべきか悩む方もいるでしょう。

そもそも自分の希望を完全に満たす企業を探すことは難しいため、転職先を決めるには条件の取捨選択が必要不可欠です。

結論から言えば転職に妥協は必要ということになりますが、妥協というとどうしても仕方なく行うというイメージが付きまといます。

しかし、以下のようなケースであれば、妥協ではなくもっと前向きな捉え方ができるでしょう。

 

 

・本来の転職理由と希望条件が一致しない場合

 

希望条件に合う転職先が見つからないという場合、「給料が良い」「福利厚生が充実している」「規模が大きい」など目先の条件ばかりを求めすぎて、潜在意識の中にある転職目的を理解できていないケースがよく見られます。

「転職を考えたきっかけは何か」と聞かれて、初めて「現職にやりがいを感じないから」「今の会社で人間関係がうまくいっていないから」といった本音が出ることもあります。

希望条件と本来の転職理由の不一致によって転職活動がうまく進まない場合は、どんなことにやりがいを感じるか、どんな社風なら馴染めそうかなどから探せば、希望条件の優先順位も変わってくるでしょう。

その結果、当初の希望年収よりも低くなったとしても妥協したことにはなりません。

 

 

・希望条件の優先順位があやふやな場合

 

本来の転職理由がはっきりしている人でも、希望条件が多すぎると転職活動は思うように進みません。

譲れない条件がいくつもある時は、重要度に応じてそれぞれに優先順位をつけてみましょう。

優先順位に悩む場合は、自己分析から始めるのがおすすめです。

転職を決意した理由や現職で不満に感じていること、やりがいを感じる仕事など、できるだけ多く書き出すことで、自分にとって重要な条件がみえてきます。

 

 

■妥協しても良い条件と妥協してはいけない条件の見分け方

 

転職で妥協しても良い条件と、妥協してはいけない条件は、以下の2ステップで見分けることができます。

 

 

1:希望条件に仮の優先順位をつける

 

年収は○○円以上、残業は○時間以内、完全週休2日制など、まずは希望条件を思いつくだけ書き出したら、1位、2位、3位…と仮の優先順位を付けます。

次に、優先順位上位の条件で、求人情報誌や転職サイトから応募先の候補を探します。

候補に上がった企業での面接をシミュレーションしてみましょう。

志望動機や転職理由をスムーズに語ることができれば、転職活動を進める上での方向性は合っていると言えます。

 

 

2:優先順位を再考する

 

上記の方法で志望動機や転職理由をうまく語れない場合は、本来の転職理由と一致していない可能性があるため、希望条件の優先順位を再考する必要があります。

応募先を比較する中で、当初は残業が月10時間以内と考えていても、他の条件の優先順位が高くなれば残業が月20時間あっても許容できるようになるかもしれません。

目先の条件に捉われず、あくまでも本来の転職理由に注目することが大切です。

 

 

■妥協して後悔しないために

 

スムーズに転職活動を進めるには妥協が必要な場合もありますが、「あの時妥協しなければ…」というような後悔だけは避けなければいけません。

ここからは、転職活動時の妥協で後悔しないためのポイントを解説していきます。

 

 

・転職の目的や優先順位を明確にする

 

転職活動を進めている中で、潜在的な本来の転職理由に気付いたり、希望条件の優先順位が変わったりすることはよくあります。

ただし、企業紹介や求人情報を見る度に目移りしてしまう場合は、自分の中で転職の軸となるものが定まっていないと考えられます。

転職軸がブレてしまうと、本来の目的を見失って転職活動が思うように進みません。

そんな時は、魅力を感じた企業に共通するものに着目して、もう一度自分の転職軸を整理してみてください。

 

 

・転職活動は在職中に始める

 

退職してから転職活動を始めても、なかなか転職先が決まらなければキャリアにブランクが生じてしまいます。

ブランクが長くなるほど、選考で不利になる懸念が高まります。

また、経済的に余裕がなくなってくると、焦って不本意な転職先を選んでしまうことも考えられます。

その結果、企業とのミスマッチが生じてしまい、結局は短期間での離職につながる可能性も出てくるのです。

これらのリスクを最小限に抑えるためにも転職活動は在職中から始めておくことをおすすめします。

 

 

・転職活動にかける期間を決めておく

 

転職先を慎重に決めることは大切ですが、「この企業は魅力的だったがあちらの条件も捨てがたい」「これからもっと条件の良い求人が見つかるかもしれない」などと考えていると、時間だけが過ぎていってしまいます。

個人差はありますが、一般的に転職活動期間は3ヶ月が目安とされています。

転職すると決めたからには、あらかじめスケジュールを立てて効率良く活動を進めていきましょう。

 

 

 

転職活動で妥協するというとネガティブに捉えられがちですが、本来の転職理由を精査する中で希望条件の優先順位が変わることは決して妥協ではありません。

ただし、妥協して良い条件・妥協してはいけない条件は、しっかりと見極める必要があります。

自分だけで妥協の是非を判断するのが難しい、間違った選択をして後悔したくないという場合は、キャリアアドバイザーに相談するのもおすすめです。

ヴェルサスでは、専任のキャリアアドバイザーからアドバイスを受け取ることができます。

なかなか希望条件に合う企業が見つからず、条件を見直すべきか迷っている方は、ぜひお気軽にヴェルサスへご相談ください。