こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。
転職時に企業から内定をもらった際に、何らかの事情で内定を保留したいこともあるでしょう。
しかし、既に内定をもらっているのに保留できるのでしょうか?
そこで今回は、転職時に内定の保留はできるのか、保留したい時はどうすればいいのかを解説していきます。
保留にしたいと考えている方や、保留にする可能性がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
■転職では内定の保留が可能!
複数の企業で面接を受けていた場合、他の企業からの採用結果を待つために他の企業から内定をもらえていても、保留にしたくなることもあるでしょう。
その際、保留にできる可能性があります。
もし保留してほしいのであれば、早めにその旨を企業に伝えてください。
■内定の保留可能な期間はどのくらい?
内定が保留できる期間は、どのくらいなのでしょうか?
保留できる目安は、長くても1週間です。
内定をもらってから2、3日~1週間以内に必ず返答しましょう。
複数の企業で採用試験や面接を受けていてその結果が出るまで保留したくても1週間以内に返答してください。
また、保留したい場合には企業に「内定を保留にできるか」「いつまでなら保留が可能か」の2つを聞いておくことを推奨します。
企業によって保留できる期間が異なるので、待ってもらえるのか確認してみてください。
その上で、いつまでに返事をするのかを企業に伝えましょう。
■内定を保留したい時はどうすればいい?
内定を保留にしたい時には、なぜ保留にしたいのかを企業先に伝えることが重要です。
理由によって企業への伝え方が変わります。
ここでは、ケース別に伝え方をご紹介しましょう。
・他の企業の選考結果を待ちたい場合
他の企業でも採用試験や面接を受けていて、まだ採用結果が出ていない場合には、他社からの結果を待ってから内定を決めたいかもしれません。
そのような場合には「他社の採用結果が○日頃になるため、それまで内定を保留させてください。」ということを素直に伝えましょう。
また、保留の連絡を入れる企業への入社を前向きに検討している旨も必ず伝えてください。
他社で選考中であることを伝えても、内定が取り消しになることはありません。
しかし、伝え方が大切となるので、相手に共感・理解してもらえるようにしましょう。
・家庭の事情による場合
家庭の事情により、内定を保留にしたいこともあるでしょう。
その場合には、家庭の事情が理由であることをしっかりと伝えてください。
また、いつまでに返事をするのかも忘れずに連絡しましょう。
・その企業への転職に不安がある場合
その企業への転職が不安になった場合は、不安点を解消できるように動くことが大切です。
どのようなことに不安を抱いているのか、何に不満があるのかを解消できるように相談をしてみてください。
■内定保留時に気を付けること
内定を保留する際には、いくつか気を付けなければいけないことがあります。
気を付けた方が良いことを4つご紹介します。
・連絡を怠らない
内定を保留にしている最中に何か進展があった場合は、そのことを内定先に伝えましょう。
例えば「○日に他社の選考結果が出るので○日にはお返事ができそうです」「現在このような状況です」などです。
また、内定保留の連絡は電話で直接伝えるだけでなく、メールでも連絡しておきましょう。
電話は担当者に素早く内定保留の連絡ができるメリットがあり、メールは後から内容を確認できるというメリットがあります。
両方を行っておくことで、内定保留でも真摯な対応を示せるでしょう。
・正直に伝える
内定を保留にする理由を誤魔化すと、「聞いていた話と違う」と企業側から不安視されてしまう可能性があります。
そのため、面接時に話した内容や内定を保留にする理由と矛盾が出ないよう、正直に伝えましょう。
矛盾があると、企業からマイナスに思われてしまうので十分に気を付けてください。
・悪い印象を与えないようにする
内定を保留にするのには、リスクが伴います。
「入社する気がないのかもしれない」と、企業に思われる可能性が高いからです。
場合によってはマナーが伴っていないと思われてしまうかもしれません。
入社する可能性がある以上は、企業からの印象が悪くならないように真摯な対応を心掛けましょう。
・内定承諾後には辞退できない
内定を承諾したにも関わらず「やはり内定を辞退させてください」と伝えるのはマナー違反です。
内定承諾後には辞退ができないので、後悔しないよう内定保留期間中にしっかりと内定を承諾するか、それとも辞退するかを考えてください。
■内定保留を断られてしまった!その対処法とは?
原則企業側は内定保留をしても断られるようなことはありません。
しかし、場合によっては断られてしまう可能性もあります。
特に入社までの時間が短い場合などは断られるリスクが高いです。
万が一断られてしまったら、そこで内定を承諾するか、それとも断るか判断することになります。
なお、内定保留を断ってくる企業は時間的余裕がない=人を集めるのに苦労しているとも捉えられ、離職率が高い可能性もあるでしょう。
「なぜ断ってきたのか」理由も考慮しながら、自身で判断することが大切です。
転職で内定をもらい、保留にしたくなることもあるでしょう。
企業にもよりますが、ほとんどの企業で内定を保留にすることが可能です。
しかし、保留可能な期間は企業によって異なります。
保留にする場合は、「いつまでに返事をするか」「保留にしたい理由」「前向きに入社を検討していること」をしっかりと伝えましょう。
そうすることで、相手に悪い印象を与えずに内定を保留にしやすくなります。
内定を保留するのにはリスクが伴うため、内定保留時に気を付けることを参考にしてください。
「そもそも内定を保留にするのか」「内定を承諾するのか辞退するのか」を慎重に悩み、その結果を早めに企業に伝えましょう。
ヴェルサスでは、転職活動に関する知識も豊富なキャリアアドバイザーが、丁寧にサポートいたします。
内定保留に関する不安や相談にも応じているので、困ったことがあれば何でもお気軽にご相談ください。