こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。
皆さんは、履歴書を送る際に使う写真はどこで撮りますか?
写真館で撮る方もいれば、証明写真機を利用する方もいるでしょう。
最近はスマホのカメラ機能が向上し、証明写真用のアプリも開発されたのでアプリの写真を履歴書に使う方もいます。
撮影回数が決まっている証明写真機よりも、自分が満足するまで撮り直しができるアプリを利用したい方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、正社員応募の写真はアプリで作成したものでも良いのか、また履歴書で写真アプリを利用する場合のコツなどをご紹介します。
これから履歴書を作成する方はぜひ参考にしてください。
■履歴書用の証明写真は、スマホアプリで用意しても問題ない?!
履歴書用の証明写真は、スマホアプリで撮った写真を使っても問題はありません。
証明写真の撮影方法に決まりはないので、証明写真として問題なければアプリで撮った写真も使えます。
しかし一般的に、アプリで撮影した写真を推奨する会社は多くないでしょう。
ハローワークなどでは、正社員応募の際はできるだけ写真館での撮影を推奨しています。
写真から受ける印象は、合否に大きく関わってくる可能性が高いためです。
希望する職種にもよりますが、正社員応募で利用する際は証明写真機や写真館を利用し、アプリの利用は避けた方が無難でしょう。
一方、デジタルに寛容な企業やアルバイト・パートといった職種の場合は、アプリの写真にマイナスのイメージは持たれにくいです。
実際に、アルバイトの応募にアプリを利用する方が増えているので、撮影に自信があればアプリを使って写真を用意してみましょう。
■証明写真アプリを使いこなす!うまく撮れるコツを紹介!
証明写真アプリを利用すれば、必ず履歴書に使えるような写真が撮れるわけではありません。
履歴書に使っても悪い印象を持たれないように、ここではうまく撮影できるコツについて紹介しましょう。
・身だしなみと姿勢に注意する
自宅で撮影するとしても、面接に行く時と同様、身だしなみや化粧はしっかり準備してから撮影しましょう。
シャツに皺がないか、良い印象を与えられるような髪型やメイクか、などを確認します。
また、自分が思っているよりも姿勢は崩れているため、面接に挑む気持ちで姿勢を正してから撮影に臨みましょう。
・背景は「白」または青の無地背景を用意する
証明写真アプリでも背景の色を変えられますが、なるべく背景が白い場所で撮影するようにしましょう。
なぜなら、アプリ内で合成すると人物が変に浮き出てしまったり、違和感が出て不自然な写真に仕上がったりする場合もあるためです。
自宅に白い壁があれば、傷や汚れを確認してその壁を利用すると良いでしょう。
もしなければ、白の模造紙で壁を覆い代用するのもおすすめです。
・スマホスタンド、三脚を用意する
自撮りの経験がある方なら想像できると思いますが、片手で証明用の写真を撮ろうとしてもうまくいきません。
カメラを持つ側の肩が上がってしまい、体の角度もおかしく、服に不自然なシワが入ったりする可能性が高いです。
三脚やスマホスタンドを使って、角度や距離を確認しながら撮影すると良いでしょう。
カメラの位置が低いと人相の悪い表情に写ります。
ピントがずれていないか、視線は正しい方向に向いているかなども重要です。
写真館や証明写真機で撮ったものと差が出ないように、自撮り感を極力減らす工夫をしましょう。
・自然光が入る場所での撮影または照明を用意する
明るい自然光が入る場所での撮影をおすすめします。
自然光を利用すると、顔色は健康的に写り、目の中に光が入るので表情に活気が出るためです。
暗い場所での撮影に比べ、与える印象は劇的に良くなるでしょう。
もし照明を利用して撮影する場合は、照明の真下で撮影しないようにします。
証明のせいで目の下に影ができたり、表情が暗く映ったり不健康な印象を与えてしまうからです。
レフ板もしくは白いコピー用紙、画用紙などを活用して明るい表情が撮れる状態で撮影しましょう。
・履歴書用の写真に過度な加工は不要
証明写真アプリは、色々な加工に対応しています。
彩度や光量の変更だけでなく、美肌モード、クマ消しなど印象を良くするための加工もあります。
履歴書用の写真は本人とわかることが重要です。
過度な加工で、実物と異なる写真を使用するのは控えた方が良いでしょう。
画像加工アプリで瞳を大きくしたり、顎を少し削ってみたりするなど、印象を良く見せたいからと加工したくなる気持ちもわかります。
しかし、実物と大きく違ってしまうと印象が一気に悪くなるので、過度な加工は止めておきましょう。
■アプリで撮影した写真がNGになる企業もあるので注意
場所も時間も選ばない証明写真用アプリは、今後ますます普及すると考えられます。
自分が納得いくまで撮り直しができ、なおかつ価格も安いので、証明写真をすぐに用意したい場合でも便利なサービスと言えるでしょう。
もちろん履歴書でも利用できますが、職種や用途によっては注意した方が良いです。
アプリを使った証明写真は、現状利用者が増えている段階であり、まだ市民権を得たわけではありません。
公的文書や履歴書に「アプリで撮影した写真を使うのは非常識だ」と考える方もいます。
使用した写真が不自然で、アプリで撮影したものだと判断された場合、採用担当者によっては減点対象にもなりかねません。
写真館で写真を用意した応募者とアプリで済ませた応募者では、自分の企業に対する熱意が異なると判断される可能性もあります。
使用する写真に不安があるなら、今までと同様に写真館や証明写真機を利用した方が安心して就職・転職活動に臨めるでしょう。
今回は正社員応募にカメラアプリで撮影した写真は使えるのか、またアプリを上手に使うコツについてご紹介しました。
履歴書用写真の撮影方法に決まりはありません。
アプリで自分が満足できるような写真が用意できれば利用する価値はあるでしょう。
しかし、正社員応募の場合、採用担当者によってはアプリで用意された写真を毛嫌いするケースもあります。
不安な場合は写真アプリではなく、これまでどおり写真館や証明写真機を利用した方が良いでしょう。
ヴェルサスでは履歴書の書き方や準備、面接対応など、様々な角度から転職活動をサポートしています。
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