第二新卒で転職は難しい?失敗しないためには

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

事情があって、入社して間もないけれど転職したい、と考えている若い方もいらっしゃるはずです。

とはいうものの、「入社してこんなに早く転職しても大丈夫…?」、「第二新卒での転職が不安…」という心配を抱えている方も多いでしょう。

今回は、そんな心配を抱えた第二新卒の方に向けて、転職のコツや知っておきたいポイントをまとめました。

第二新卒で転職を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

 

 

■第二新卒とは?いつまでが第二新卒?

 

「第二新卒」とは、学校(高校・専門学校・短大・高専・大学・大学院)を卒業して、数年のうちに離職し、転職活動をする方を指します。

具体的な年齢は、一般的に卒業後約3年以内を指すため25歳前後となります。

 

 

■第二新卒の転職は難しい?

 

第二新卒は転職が難しいと考えられることが多いです。

企業側からも第二新卒に対して「すぐ辞めてしまうのでは?」「スキルや経験が不十分」という理由でネガティブなイメージを持っている場合もあります。

しかし、第二新卒には第二新卒だからこその魅力もあり、人材不足になってしまっている企業や新卒の採用で人材を十分に確保しきれなかった企業などは、第二新卒者を求める傾向にあるのです。

 

 

■第二新卒のメリット

 

では企業側から「第二新卒を採用するメリット」となる部分はどこなのか、紹介していきます。

 

 

・新卒と比べて必要最低限のビジネスマナーが身に付いている

 

新卒の場合は学生としての経験しか持ち合わせていないため、入社後に一からビジネスマナーを教えなければならず、時間と手間がかかってしまいます。

第二新卒であれば、社会人経験が短期間だとしても必要最低限のビジネスマナーは身に付いているため、教育するコストを抑えることができます。

 

 

・会社に馴染みやすく柔軟性がある

 

第二新卒者は前職を短期で離れており、社風や企業方針に染まりきっていません。

中途採用の場合は長く会社に勤めていた経験があるため、仕事の進め方や考え方が固まってしまい、うまく会社に馴染めずに退職してしまうケースもあります。

ですが第二新卒であれば年齢も20代と若く、柔軟性があるため、入社後もスムーズに会社に馴染むことができる適応力のある人材として期待されます。

 

 

・向上心やポテンシャルが高い

 

第二新卒は若い人材であり、新卒と変わらない将来性とフレッシュさを兼ね備えています。

社会人経験を経たうえでの、業務をいち早く習得しようとする学習意欲の高さ、または求められている成果を出そうという意欲と前向きな姿勢は将来の伸びしろを評価されやすいです。

 

 

■第二新卒のデメリット

 

反対に企業側から「第二新卒を採用するデメリット」となる部分はどこなのか、こちらも紹介していきます。

 

 

・すぐに辞めてしまう可能性が高い

 

就職した会社短期で離職している経歴があるため、採用してもまたすぐに辞めるのではという警戒をされてしまいます。

特に1年以内に前の会社を辞めてしまっている場合、仕事における忍耐力があるのだろうかと疑われてしまう可能性が大です。

採用したところで入社間もなく辞められてしまうと、企業が採用にかけた労力や時間などのコストが無駄になってしまいます。

 

 

・スキルや経歴が不十分で身に付いていない

 

第二新卒者は、企業の即戦力として活躍できるようなスキルや経歴が完璧に備わっているわけではありません。

これからの将来性や成長が見込まれる人材だとしても、正社員としての経験値を積み重ねて即戦力として期待できる人がライバルとなると採用勝負に勝つのは厳しくなってしまいます。

 

■第二新卒の転職で失敗・後悔してしまう人とは?

 

・今の会社を退職してから転職活動をする

 

「とにかく今の会社を辞めたい」というその一心で、転職先が決まる前に退職してしまうと後悔しやすい傾向にあります。

退職してから転職活動をするということは一定期間、無収入になってしまうということです。

万が一、転職活動が長期になってしてしまうと経済的な負担が大きくなります。

また、無収入の期間が長くなればなるほど転職を焦ってしまい「どこでもいいから早く転職したい」という思考に走りやすいため要注意です。

 

 

・将来へのビジョンが定まっていなまま転職してしまう

 

現在の仕事に不満があり、将来の明確なビジョンが描けていないまま転職活動を始めてしまうのも失敗しやすい要因です。

自分自身がこの先どうなっていたいのか、どのようなスキルや知識を身に付けていきたいのかという目標や計画が定まっていないまま転職活動をしてしまうと企業とのミスマッチの原因ともなります。

後悔して再び退職、とならないためにもビジョンや目標はしっかりと立てておきましょう。

 

 

■第二新卒での転職を成功に導くためには?

 

・転職までのスケジュールを立てる

 

新卒であれば就職活動のスケジュールはおおよそ決まっていますが、第二新卒の場合は人によって異なるため、自分でスケジュールを立てて計画的に進めましょう。

行動ペースも人それぞれですが、転職スケジュールは活動を始めてから3ヶ月程度をめどに組むのが一般的です。

 

 

・自己分析をしてビジョンを明確にする

 

自分のスキル・経験を棚卸しして自己分析を行い、キャリアビジョンを定めておくことも重要です。

第二新卒はこれまでの社会人経験やスキルなども重要視されます。

そのような経験やスキルをどのように生かし、企業に貢献していけるのかを洗い出しておくと自己PRしやすくなり好印象にもつながりやすいです。

 

・退職理由は前向きに伝える

 

第二新卒の場合、面接では退職理由について聞かれることが多いです。

その場面で前職の不満ばかり並べていると「入社してからも気に入らないことがあればまた辞めてしまうのでは?」と思われてしまいます。

退職理由を伝える際にはなるべくポジティブな言葉に言い換え、マイナスイメージを与える言葉選びは避けましょう。

 

 

第二新卒は転職が難しいと考えられがちですが、第二新卒を採用したい企業は多く、需要があります。

だからこそ、自分の強みを把握して転職活動のポイントを押さえれば、失敗を回避することも可能です。

ヴェルサスでは転職のサポートも行っております。

もし転職活動に不安があるという方はお気軽にご相談ください。