こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。
転職先が決まって上司などに報告すると、「次はどこで働くの?」などと聞かれる場合があります。
その際、正直に答えるべきか迷ってしまう人は少なくありません。
そこで今回は、転職先が決まった時に在職中の企業に伝えるべきなのか?という疑問についてお答えします。
■転職先は在籍中の企業に伝える必要はない!
転職先について、在籍中の企業に伝えたくないと考える人も多いでしょう。
結論から言ってしまうと、現在働いているか社に次の職場を伝える必要はありません。
ただし、聞いてきた相手が不快にならないような答えを返すようにしてください。
転職先を伝えたくなかったとしても、「あなたには関係ありませんから」や「言いたくないです」などと返答するのは避けるのが無難です。
そのような答え方をしてしまうと、不快感を与えるだけではなく、関係に亀裂が入る場合もあります。
退職までに時間がある場合は、人間関係も良好な状態で去れるようにするのが理想的です。
はっきりとした企業名を伝えたくないのであれば、「○○系の企業です」、「○○の製作に注力している企業です」など、濁した感じで伝えると良いでしょう。
中には転職先の担当者から「現職に企業名を伝えないでほしい」と言われるケースもあります。
転職先を伝えないからと言って、何らかの罪に問われることもありません。
■転職先を伝えることで生まれるメリットとデメリット
転職先を現在の職場に伝えることでどのようなメリットやデメリットが生まれるのか知りたいという人もいるでしょう。
続いては、転職先を伝えることで生まれるメリットとデメリットを解説していきます。
【メリット】
メリットには新しい人脈を構築しやすくなる、などが挙げられます。
また、現在働いている企業が転職の商品やサービスに旧身を持っている場合、商談につながることもあります。
そのような関係になれれば、双方にとって有益な人材となり、転職先でも活躍の場が広がりやすくなるでしょう。
【デメリット】
デメリットには、転職先の良くない噂を聞かされて引き止められる可能性があるという点が挙げられます。
中には事実もあるかもしれませんが、引き止めるための口実で根も葉もない情報を伝えられる場合もあります。
また、競合他社へ転職する場合は、「退職後○年間は競合関係にある同業他社へ就職し、企業と競合する事業もしくは営業行為をしてはならない」などの文言がないか注意してください。
就業規則などに書かれていなくても、同業他社への転職を伝えると、上司や同僚との関係が悪くなってしまう恐れがあります。
■転職先を伝えたくない時はどう答える?
転職先をどうしても答えたくない場合もあるでしょう。
そのような時はどう答えるのが良いのでしょうか?
・内定前なら「決まっていない」と伝えよう
転職活動中の退職や退職後に転職活動を行う場合は、「今転職活動をしている最中です」や「まだ決まっていないです」と答えるのが無難です。
どのような企業を受けているか、どのような業種を志望しているかなどを聞かれることもありますが、具体的に答えなくても問題ありません。
「○○に関係する仕事をしたいと考えています」など、業種や仕事内容などで答えるのがおすすめです。
内定先が決まっていないにもかかわらず決まったことにすると、後から判明した時に面倒なことになる可能性があるので避けるようにしましょう。
・内定後は業界や仕事内容だけ伝えるのが無難
転職先が決まってから退職する人も多く見られます。
その時は、具体的な企業名を出すのではなく、業界や仕事内容だけ伝えるのが無難です。
「食品業界の企業です」や「医薬品の開発を行っている企業です」といったように、ざっくりとした情報だけで大丈夫です。
しつこく聞かれる場合は、「内定先から企業名は言わないように止められています」と伝えれば、相手も深く突っ込まなくなるでしょう。
転職先を現在の職場に伝えたくないなら、それぞれの状況に合わせて上記のような答え方をしてみてください。
答え方次第では深く突っ込まれなくなります。
■こんな時は言わない方がベスト!
転職先は、伝えても伝えなくても問題はありません。
しかし、状況によっては伝えない方が良いケースもあります。
続いては、伝えない方が良いと考えられるケースをいくつかピックアップしてご紹介します。
・引き止められる可能性がある
引き止められる可能性がある場合は、伝えない方が無難です。
人手不足の企業などは、転職先を伝えることで引き止めの口実を与えることになりかねません。
上司から転職先に関する根も葉もない噂を聞かされる場合もあります。
「この企業に残っていた方が活躍できるから」などと引き止める理由になる可能性が少しでもあるなら、転職先は伝えない方があなたのためになります。
・妬まれる可能性がある
転職先が現在の職場よりも知名度が高い場合、妬まれてしまう恐れがあります。
そのような場合も、転職先を伝えない方が無難だと言えるでしょう。
社内に噂が広がってしまうと、働きにくさを感じてしまうことも考えられます。
知名度が高い企業や待遇が良い企業への転職が決まったのであれば、嬉しくても職場の人には話さないようにしましょう。
どのようことをしている企業なのかなどふわっとした情報だけ伝え、後は濁すのが無難です。
・転職先がライバル企業でネガティブな情報を吹き込まれる可能性がある
現在働いている企業の同業他社に転職先がある場合、ネガティブな情報を吹き込まれる可能性があります。
そうなった場合、転職先にも迷惑をかけることになります。
現在の職場から何らかのクレームが寄せられた場合、せっかくの内定が取り消しになってしまうリスクもないとは言い切れません。
常識的な企業や上司であれば、わざわざそのような事はしないでしょう。
しかし、中にはそのような非常識なことをする人もいるので、転職先がどこかを伝えるのは避けた方が自分のためになります。
転職先を聞かれることは珍しくありませんが、このようなリスクがある場合は濁すようにしてください。
あなた自身と転職先の企業を守るためにも必要なことです。
転職先が決まったり、転職活動を始めたりする時に退職を決めます。
その時、転職先について聞かれることがあります。
聞かれたとしても具体的な企業名を答えたくないと考える人もいるものです。
転職先を伝えないことは違法でも何でもありません。
しつこく聞かれて困った時は、今回紹介した答え方を参考にしてみてください。
また、転職に関する悩みがある場合は多くの求人を取り扱っているヴェルサスまでお気軽にご相談ください。