ミドルシニアも活躍中!転職可能な理由とは?

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

これまでミドルシニア層と呼ばれる40~50代での転職は厳しいとされてきましたが、実は今転職市場で活躍するミドルシニア層が増えています。

年代別で求められるスキルは異なるため、企業がどのようなことを求めているかしっかり把握することが重要です。

今回は、転職に成功する年齢が上昇している理由について詳しくご紹介していきます。

40~50代で転職を検討している人はぜひ参考にしてみてください。

 

 

■中堅・中小企業への転職がおすすめ!

 

国内における中堅・中小企業にとって、慢性的な課題となっているのが人手不足です。

年々深刻化しており、厚生労働省の「我が国を取り巻く人手不足等の現状」によれば、大手企業よりも中堅・中小企業の方が人手不足に悩まされているようです。

中堅・中小企業が慢性的な人手不足に悩まされるのは、少子高齢化や労働力人口の減少、転職率・早期退職の高まりなどが主な原因として挙げられます。

また、事業の拡大に対して人手が追い付かないことも大きな問題となっているようです。

新たな人材を雇う意思があっても、入社を希望する人が集まってこないため慢性的な人手不足に陥っています。

新たな人材を確保するため、最近では企業側も積極的に採用活動を行っており、転職先が増えている傾向にあります。

しかし、人手不足に悩まされているからと言って、誰彼構わず採用しているわけではありません。

人手が増えたとしても、与えられた任務を遂行できる能力がなければ戦力外となり、人件費だけが無駄に増えてしまいます。

事業に貢献できるような人材を採用できれば、企業としての成長も目指せるはずです。

企業の理想としては、これまでに培ってきたスキルや経験を兼ね備えている人材や、ポテンシャルのある若い世代の働き手を確保したいところですが、少子高齢化が進む今、そう簡単に人材を確保できません。

このように、深刻化する人手不足に悩まされている中堅・中小企業を救う存在として今注目されているのがミドルシニア層の人々です。

ミドルシニア層には若い世代よりも知識や経験が豊富な人も多いため、人手不足を解決するほか、有力な人材として転職市場での価値が高まっている傾向にあります。

事業の成長に貢献できるような人材であれば、年齢など関係ありません。

「この年で転職は難しいだろう」と躊躇している人も多いかもしれませんが、諦めるのはまだ早いです。

 

 

■年齢別!転職者の割合について

 

転職には年齢の壁があるというイメージを抱いている人もいますが、果たして本当にそうなのでしょうか?

では、転職者の割合を年齢別で見た時、どのようなことがわかるのか解説していきます。

厚生労働省が公表している2021年度の「労働力調査」、転職者及び転職者比率の表によると、15~24歳で53万人、25~34歳で68万人、35~44歳で55万人、45~54歳で52万人、55~64歳で42万人、65歳以上で21万人であることがわかります。

25~34歳の割合が最も高いですが、ミドルシニア層にも転職者が多く存在しているのです。

これまで、転職には「35歳の壁」があると言われてきましたが、近年は転職に年齢はあまり関係ないと考える企業も増えているようです。

働き手の不足や働き方の多様化を背景に、ミドルシニア層の転職が増加傾向にあります。

改正高年齢者雇用安定法の成立によって、定年を超えてからでも働ける社会になりつつある国内では、今後もミドルシニア層をターゲットにした中途採用が増えるでしょう。

実際に転職市場がどのように変化しているのか把握することが、ミドルシニア層の転職成功率を高める重要なカギとなるのです。

 

 

■未経験の業種にも挑戦できる!

 

中堅・中小企業では、少子高齢化や働き手の減少により、ミドルシニア層を採用する動きが見られています。

豊富な経験を兼ね備えたミドルシニア層は即戦力として期待できるとし、多くの企業が積極的に採用を行っています。

しかし、中には「未経験の業種に挑戦したい」という人もいるはずです。

40~50代のミドルシニア層でも未経験の業種に挑戦することは可能なのでしょうか?

これまでに培ってきた経験を活かせるのは、必ずしも同じ業種とは限りません。

未経験の業種を選ぶ場合、マネジメント能力や営業力、交渉力などをどう活かすのかが重要になってきます。

今までの経験を活かせることをアピールできれば、未経験であっても転職に成功する確率は高くなります。

新たな地を開拓する場合は、企業が求める人物像を把握した上で、明確な志望動機を伝えられることが極めて重要です。

 

 

■採用の合否を決めるのは年齢ではない!

 

転職と聞くと「早いうちがいい」「ミドルシニアは難しい」というイメージを持つ人も多いですが、採用の合否を決めるのは年齢ではありません。

年齢を理由に転職を諦めるのは非常にもったいないことです。

自分自身の可能性を潰してしまわないよう、とにかく挑戦することが大切になってきます。

近年の転職市場ではミドルシニア層の価値は高まっているため、積極的に採用してくれる企業も多いです。

若いかどうかではなく、企業にとって戦力となる人材であれば年齢など関係ないのです。

採用選考の際には、自身の強みをしっかりアピールすることで転職に成功する確率を高められます。

ミドルシニアでの転職は大きな決断となるかもしれませんが、目的や目標が明確になっているのであれば、思い切って決断するのもおすすめです。

1人で転職先を決めることを不安に思うのであれば、転職エージェントに依頼してサポートしてもらうと安心して転職活動に取り組めます。

 

 

今回は、転職に成功する年齢が上昇している理由について詳しくご紹介してきました。

現在、少子高齢化が進む日本では、人手不足に頭を抱える企業が増えています。

企業が慢性的な人手不足を解消するには、ミドルシニア層の労働力が必要不可欠なのです。

40~50代の転職はスキルや経験を求められる傾向にありますが、意欲があれば未経験の業種にも挑戦できます。

ヴェルサスでは、ミドルシニア層の転職をあらゆる面からサポートしているため、転職先を探している人はぜひ相談してみてください。