こんにちは！ヴェルサスのブログ担当です。

転職を検討している場合、入念な準備と転職までのスケジュール管理が欠かせません。

このような手順をしっかり把握していないと、いざ転職となった時に難しい場面に直面するかもしれません。

転職活動とその期間について知っておくことで、転職の際に慌てることがなくなります。

ここでは、転職先を検討している方に向けて、一般的な転職活動の流れや必要な期間、さらに退職前や転職先への入社前にすべきことを紹介します。

 

 

 

■転職から内定をもらったらどうすべき？

 

転職先を決めたら、面接などの採用試験を受けると思います。

その後、正式に内定を受けた場合、どれくらいで入社になることが多いのでしょうか？

一般的には、内定から2～3ヶ月後が入社時期になるようです。

内定後すぐに入社という企業もありますが、多くの会社でこの期間に退職者の引き継ぎや有給消化、事務手続きなどを済ませておく必要があるからです。

企業としても、転職者に対して気持ちよく働いてほしいと考えていることから入社を急がせない傾向です。

ただし、急な人員増加や新規事業の立ち上げなどで、すぐにでも人材を求めているケースもあります。

転職先で募集していた内容を確認しておくと、大体の入社時期が把握できます。

 

 

 

■入社希望日が合わない！？この場合は内定取り消しもある？

 

転職先を決めてから、今は働いている会社を辞めようと考えている方もいるかもしれませんが、内定から入社までの期間が3ヶ月以上になると採用か不採用かの判断が大きく変わってしまう可能性もあります。

有望な候補者であれば、企業としても採用活動を再度始める手間やコストが必要となるので、3ヶ月待ってもいいと思うでしょう。

しかし、多くの企業では3ヶ月以上の経過で採用したい人材のニーズが変わってしまう可能性もあります。

入社日までの時間が長くなってしまう場合は、転職先に断られる可能性が高いです。

何度も話し合いを重ねたものの、転職希望者と企業側で入社日の折り合いがつかない場合は正式な内定ももらえません。

このような場合、転職希望者が内定を辞退したと処理されてしまいます。

これは、企業から内定をもらったとしても、入社日が決まっていない時点では正式な内定にならないからです。

企業側も転職者の意見を全く聞いてくれないわけではなく、社内の予定や事業計画などと合わせて考えているのです。

転職する場合は、なるべく企業側の希望に沿うようにすると入社日がスムーズに決まっていくでしょう。

 

 

 

■入社日を交渉する際に注意しなければいけないこと

 

入社日を決めることは、手続きなどをスムーズに行う上で重要です。

次に、入社日を交渉したい場合どのような点に注意すべきかをご紹介します。

 

 

・日程をはっきり伝えること

 

面接時に入社日を聞かれたら、はっきりと日程を応えられるようにしましょう。

返事が曖昧だったり、計画性が感じられなかったりした場合、魅力的な人材であったとしても不採用になってしまうので注意しましょう。

その理由は、日程がはっきりしないことで無責任さが感じられたり、後に大幅な予定変更がされたりする可能性があるという印象になるからです。

入社前は、お互いの印象や信頼関係を築く一歩なので、大体の日程を把握しておきましょう。

 

 

・今の状況から現実的な内容を伝えること

 

転職時には、現在の状況を判断して現実的な入社日を伝えられるようにしましょう。

すでに退職後の転職活動であれば、数日～1週間程度で入社できることを伝えておくと、企業に対して熱意が伝えられます。

もし在職中であるものの転職の意向は伝えてあるという場合、退職手続きを鑑みて2～3ヶ月程度の時間が必要なことを必ず伝えましょう。

それに伴い、なぜこれだけの期間が入社までにかかるのかも説明しておくと、納得してもらえます。

一方的に入社日を先延ばしするような言い方はしないようにしましょう。

 

 

 

■勤務先を退職するまでの流れと内定から入社までの流れ

 

内定を受けたら、現在の勤務先を退職する意向を伝えなければなりません。

今までお世話になった会社なので、迷惑をかけないように退職手続きを済ませておくのが大切です。

そこで、勤務先を退職するまでの流れと、内定から入社までの流れを順番に解説していきます。

 

 

【勤務先を退職するまでの流れ】

 

①転職先が決まったら、上司に退職する意向を伝えましょう。

退職の申し出に関しては、企業の就業規則で期間が定められていることが多いです。

退職に関する期間は、転職先の面接を受ける前に調べておくと安心でしょう。

その後、転職を口頭で伝えた際に、退職届の提出を求められる場合があります。

求められたら、上司や人事部などの指示に従って作成します。

退職が認められ、その日が決まったら退職届を勤務先に提出しましょう。

 

②退職日までに自分の関連した仕事や、担当していた仕事を誰かに引き継ぎます。

業務の引き継ぎに関しては短期間で行うのではなく、転職活動を始めた段階で取り掛かることで余裕が生まれます。

丁寧に引き継ぎが行われないと混乱を招いてしまうので、資料を作成するなど業務の効率化を感じるような引き継ぎをしましょう。

社用のパソコンや携帯、健康保険証や社員証などの返却も行います。

特に情報漏洩になってしまう顧客名簿などを扱っている場合は、忘れずに返却しなければならない書類です。

丁寧な取扱いを心掛けましょう。

さらにお世話になった取引先や顧客に対しても、きちんと挨拶をするのがおすすめです。

 

 

【内定から入社までの流れ】

 

①通知書を確認する

内定後に、条件通知書または内定通知書という書類を確認してください。

この書類には、会社の環境や労働条件、待遇などが詳しく記載されています。

この通知は入社前に必ずチェックしてください。

特に労働契約期間、業務内容、残業の有無、休憩時間、休暇や休日について、賃金の計算や支払い方法、昇給に関する内容は重要です。

これらの項目をチェックしておかなければ、入社後に期待はずれだと感じやすいからです。

疑問は入社前に確認しておきましょう。

 

②承諾と入社日決定を連絡する

通知書の内容に問題がなければ、承諾すると伝えて入社日を決めます。

面接時におおまかな入社時期を決めますが、内定を承諾する際に再度明確な入社日を伝えておきましょう。

万が一、退職日が変わった場合は速やかに申し出るようにしてください。

 

③入社手続きを始める

入社する際には、企業から必要な書類が送られてきます。

これらの書類は、入社準備がスムーズになるように、入社日には揃えておきたいものばかりです。

保険証や年金、税金関連、退職証明書などが求められるので、記入漏れがないようにチェックしましょう。

書類の用意に時間がかかる場合は、入社当日まで用意して慌てることがないようにしてください。

 

 

 

転職したいものの、上手に入社日を交渉できるか、こちらに少しでも合わせてくれるのか不安になることもあるでしょう。

このような場合は、ヴェルサスまでお気軽にお問い合わせください。

ご希望の転職日に合わせてスタートできる転職先をご紹介します。

また、慣れない転職に関してもサポートするので、この機会にぜひヴェルサスまでご相談ください。