こんにちは！ヴェルサスのブログ担当です。

社会人としての経験を積んだからこそ、30歳を区切りに転職したいと考える方は多いです。

しかし、30代での転職は20代と比べて不利なのではといった不安から、なかなか踏ん切りがつかない方も少なくありません。

そこで今回は30代の転職について詳しく解説していきます。

30代での転職は本当に不利なのか、未経験職種への転職は可能なのかといった点を中心に、30歳をすぎてからの転職を成功させるポイントも紹介しています。

現在の年齢を理由に転職を足踏みしている方は、ぜひ最後までチェックしてください。

 

 

 

■30歳を過ぎてからの転職は本当に不利？

 

 

30代での転職は世間で言われるほど不利なのでしょうか。

詳しく見ていきましょう。

 

 

・30代での転職は普通のこと！

 

30歳以上の転職は、20代での転職に比べて「不利」「難しい」と言われることも多く、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

しかし、実際には転職者の平均年齢は年々高くなっており、成功者の平均年齢は30代と言われています。

つまり、30代の転職は特に珍しいことでもなく、普通のことなのです。

 

 

・なぜ30歳を過ぎてからの転職は不利と言われるのか

 

なぜ30歳を過ぎてからの転職は不利と言われるのでしょうか。

それは、30代での転職は、経験やスキル、マネジメント能力といった実力が重視される傾向にあることが原因と考えられます。

20代での転職は、まだ社会人としての経験も浅いことから人間性や将来性、そして熱意が重視されがちです。

しかし、30代ともなれば社会人として10年近い経験を積んでいる人が多いことから、即戦力として活躍できるスキルや経験、マネジメント能力を採用基準とする企業が多いです。

一般的に若手と言われることも多い30代ですが、20代の転職者にはない実務経験を持っていることから、スキルや経験を求められることから、転職が難しいといったイメージにつながってしまうのかもしれません。

 

 

・30代は企業にとって魅力的な人材

 

20代に比べて知識や経験があり、40代50代に比べて柔軟性も高く伸びしろも期待できる30代は、企業にとって十分魅力的な人材といえるでしょう。

これまでの経験やスキルなど自身の強みをしっかり企業にアピールし、志望先企業にとって採用するメリットのある人材であると思わせることができれば、決して30代での転職は難しいことではありません。

 

 

 

■30歳を過ぎてから未経験職種への転職はアリ？ナシ？

 

転職を検討する中で、これまでとは違う業種や職種に興味を持つ方も少なくありません。

とはいえ、30歳を過ぎてから未経験職種への転職はアリなのかナシなのか、気になっている方も多いでしょう。

結論から言えば、例え30歳からでも未経験職種へ挑戦することも可能です。

しかし、先ほども説明したように30代での転職は、スキルや経験、マネジメント能力が重視される傾向にあります。

つまり、即戦力となるかが採用基準となることが多いです。

そのため、未経験職種への転職は、同業種・同職種への転職に比べてハードルが高くなるのも事実です。

さらに、ポータブルスキルと言われる業種や職種を問わず活かすことのできるスキルも重視されやすいです。

したがって、未経験職種に転職する場合は、「コミュニケーション能力」や「企画提案力」、「分析力」や「調整力」といったスキルをいかにアピールできるかどうかが成功の鍵を握ります。

自身の強みとなるポータブルスキルは何なのか洗い出し、それらを活かせる職種や企業を探しましょう。

また、例え未経験であっても、販売と営業、総務と人事のように前職の業務と近いものを選ぶのもおすすめです。

年齢を重ねるほど未経験可の求人数は減るほか、キャリア形成という観点から見ても、未経験の職種に挑戦するのであれば早ければ早いほうが良いでしょう。

 

 

 

■30歳を過ぎてからの転職を成功させるポイント

 

最後に、30歳を過ぎてからの転職を成功させるにはどうすれば良いのか、ポイントを紹介します。

 

 

・自分の市場価値は正しく理解する

 

転職では、企業にとって自分を採用することで得られるメリットをどのくらいアピールできるかが非常に重要です。

とはいえ、過剰にアピールしてしまうと入社後に「話が違う」とトラブルに発展する恐れがあります。

そんなことにならないよう、自分の市場価値を正しく理解し、アピールすることが大切です。

基本的に市場価値は、需要はあるけれど持っている人が少ない「専門的なスキル」と、どんな仕事にも活かせる「汎用性の高いスキル」の2つで判断できます。

転職を成功させるためにも、自分の市場価値を正しく把握しましょう。

 

 

・転職する目的をはっきりさせる

 

「スキルアップしたい」「待遇の良い会社で働きたい」「もっと稼ぎたい」など転職する理由は人によって様々です。

中には、いくつも希望を持っている人もいるでしょう。

しかし、転職を成功させたいのであれば、「これだけは譲れない」というポイントを明確にすることが大切です。

「転職する目的は何なのか」「現職の不満は何なのか」を明らかにし、絶対に譲れないポイントを洗い出すことで、効率よく転職先企業を探すことが可能です。

 

 

・転職活動は在職中に行う

 

在職中に転職活動をするのは企業研究や履歴書を作成する時間を確保するのが難しいのはもちろん、面接のためのスケジュール調整をするのが大変といった理由から、退職して余裕ができてからと考える人も少なくありません。

しかし、退職してからではなかなか決まらなかった時に、焦りから妥協してしまい、後悔することも多いです。

そんなことにならないよう、転職活動は収入に心配のない在職中に行うのがおすすめです。

 

 

30代での転職は、将来性や熱意が重視される20代とは違い、これまでの経験やスキルが重視される傾向にあります。

30代で転職を検討中の方は、ぜひ今回紹介した内容を参考に、自身の強みやスキルは何なのか、洗い出してみてください。

また、未経験職種に挑戦したいけれど不安を感じている方は、ぜひヴェルサスまでご相談ください。

ヴェルサスでは、幅広い業種や職種のお仕事を取り扱っています。

未経験職種への就職のお手伝いもしておりますので、ご希望の方はお気軽にヴェルサスまでお問い合わせください。