転職でSDGs関連を考えているなら早めの対策が必要

 

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

近年注目されているSDGs関連の仕事は、転職先としても人気を集めています。

今回は、転職で選ばれる理由や、SDGs関連の仕事に向いている人などをご紹介します。

SDGs関連に転職したい人はもちろん、転職を考えている人や転職する分野が決まっていない人は、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

■SDGs関連の求人数が右肩上がり

 

SDGsは、2015年9月に選定された世界共通の目標でしたが、しばらくの間は注目度が低く、2030年までの達成が不安視されていました。

しかし、2020年以降から多くの企業が取り組みを始めたことで、世間でも広く知られることになったのです。

SDGsは企業のイメージアップはもちろん、企業自体の存続にもつながるといった大きなメリットがあります。

そんなSDGsに取り組む企業は年々さらに増えてきており、関連する求人数も右肩上がりです。

具体的には、2021年から2022年の1年間だけで5倍に増えているとされています。

さらにSDGsと共に語られることが多いESGに取り組む企業も増えており、そちらの求人数も2倍以上の数字を叩き出しています。

SDGs関連に転職したいと考えている場合は、求人が増え続けている今がチャンスと言えるでしょう。

とはいえ、なぜSDGsに興味を持ったのか、たくさんのテーマがある中で特に追求したい分野は何なのかなどは、転職する前にしっかりと考えなければなりません。

求人数が多いことから転職がスムーズにできるという可能性もありますが、自分が携わりたいことを明確にしなければ失敗してしまう危険もあります。

 

 

■SDGs関連への転職が人気である理由とは

 

SDGs関連への転職が人気を集めている理由は、何と言っても豊富な「ポジション」と「年収」です。

各種どのような仕事に取り組んでいくのか、年収はどれくらいになるのかなどを詳しく見ていきましょう。

 

 

・推進していくポジション

 

SDGsに関する活動をまとめたり、マネジメントしたりする部門です。

SDGsという言葉を使っている企業もありますが、企業の社会的責任を果たすための役割でもある「CSR」という言葉を使っている企業も多くあります。

他には、サステナビリティ推進室といった部署名にしている企業もあります。

昔からある部署にSDGsの取り組みが追加された場合は業務内容が多く、複雑になっていることも少なくありません。

推進していくポジションは一般的に約600万~900万円とされており、役職などにつくと1,000万円以上になることもあります。

 

 

・企業投資をするポジション

 

金融機関の仕事で、取り組みへの評価や投資先の採択を行うポジションです。

投資家がESGに関する取り組みに注目し始めたことから、評価や採択の業務がとても重要になったのです。

SDGsへの注目度が高まってきた時期は、評価の仕方も簡単で、採択が簡単でした。

しかし、SDGsやESGに取り組む企業が増加したこともあり、評価や採択が難しくなってきたのです。

その結果、SDGs関連の求人の中に企業投資をするポジションが見られるようになりました。

年収は約600万円~1,000万円と言われています。

 

 

・環境問題などに取り組むポジション

 

環境問題の中でも重要視されている二酸化炭素排出量について改善・対策を考えていくポジションです。

もちろんその他の業務も多くありますが、代表的なのはカーボンニュートラルに関する仕事です。

カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出量をゼロにするための取り組みを指します。

また、比較的少ない二酸化炭素の排出量でエネルギーを作り出す「再生可能エネルギー」に関する仕事も注目度が高いです。

しかし、環境問題に取り組むには、専門的な知識がなければ成り立ちません。

環境を評価するための知識を持っていれば、転職はかなり有利になると言えるでしょう。

年収はカーボンニュートラルに関する業務であれば、約500万円~900万円、環境問題に加えて安全衛生をまとめる業務であれば約500万円となります。

 

 

■SDGs関連に強いのはどんな人?

 

SDGs関連の仕事は近年急激に増えてきたこともあり経験者が非常に少なく、どの企業も試行錯誤している状況です。

こうした理由から、応募条件に適っていなくても採用する企業も多くあります。

例えば、SDGsのテーマに関係のある仕事をしてきた人や、環境関連・電機関連の業務経験者などは、採用される可能性が高くなっています。

加えて大切なのが、積極性ややる気です。

新たなことにチャレンジし続ける必要があるこの分野では、経験や知識が豊富であっても、積極性がなければ成り立ちません。

特にSDGsは最新の情報にアンテナを張り、どのように業務とつなげていくかを考える必要もあります。

積極性ややる気を面接でもアピールすることで、採用につながる可能性は高いでしょう。

経験者であれば70代でも採用される可能性もあることから、少しでも経験や知識を持っている場合はぜひSDGs関連の仕事に挑戦してみてください。

 

 

■SDGs関連へのキャリアチェンジは転職だけじゃない

 

SDGs関連の仕事をしたいという場合、実は転職という方法を取らなくても携われる可能性があります。

例えば社内にSDGs関連の部門があれば、そちらへ異動したり兼務を検討したりするなど、方法はたくさんあるでしょう。

他にもSDGs関連の副業を探し、経験を積んでいくこともできます。

将来的にSDGs関連へのキャリアチェンジを考えているなら、社内に部署ができた時のために経験を積むことに加え、日頃からのアピールを忘れないなどの方法もあるでしょう。

業務外の仕事にも積極的に携わるというのも有効です。

今すぐに転職活動をするのは難しくても、将来的にSDGs関連の仕事や業種にキャリアチェンジしようと考えている方も、今できることから始めてみましょう。

 

 

 

今回は、SDGs関連の転職に関する情報をご紹介してきました。

SDGs関連への転職は今しかないと言われているほど、求人数が多くなっています。

経験者が少ないことから、知識があれば未経験でも採用される可能性が高く、非常に注目されている転職先の1つです。

とはいえ、SDGs関連の仕事には様々なポジションが存在するため、自分に合った転職先が見つけにくいのも事実です。

このチャンスを逃したくないという人は、ぜひヴェルサスにご相談ください。

ヴェルサスでは、SDGs関連の求人も多く取り扱っており、自分に合った転職先が見つかります。