こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。
職種が豊富な上、求人数も多いことから、東京都内の正社員として働くことを希望する方も多いのではないでしょうか?
しかし、転職活動をする上で不安に思うのが、「地方在住であることが不利になるのではないか?」という点です。
そこで今回は、地方在住者が都内の正社員応募をする上で不利になる可能性について詳しくご紹介します。
転職を検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
■応募をする上で居住地は関係ない
IT業界やメディア業界、宿泊・レジャー業界、外資系など、東京都内には様々な業界、職種の仕事があり、都内に本社を置いている企業も多いことから、地方ではあまり見かけないような求人も数多く存在しています。
実際に、東京の有効求人倍率は全国平均よりも高く、転職活動をする上で選択肢が多いことにメリットを感じている人も多いです。
ただ、地方に住んでいる場合、「都内企業へ正社員応募をするのは不利になるのではないか?」と不安に感じる方もいるはずです。
都内への正社員応募で、地方在住であることが不利になる可能性は低いと言えます。
企業が採用する人材を選ぶ際には、仕事に対する熱意や意欲、人柄、会社に貢献できるかなど、入社後どのように活躍してくれるかを重視しています。
地方に住んでいるからといって不採用になるようなことはありません。
また、近年新型コロナウイルスの影響でリモートワークの導入が進んでいることから、「東京離れ」の動きが見られます。
在宅勤務が当たり前になった今、地方で働く正社員も増加傾向にあるようです。
リモートワークの導入が進むことによって、通勤ラッシュが緩和されるほか、通勤時間を省くことが可能になりました。
現在、地方在住者がフルリモートで仕事に取り組むニューノーマルな働き方が浸透しつつあります。
しかし、地方在住者を採用することで考えなければいけない問題があるのも事実です。
地方から都内へ転職する上でどのようなリスクがあるかをしっかり考えましょう。
■地方在住者が都内勤務になる上で起こる問題
地方在住者が都内勤務を希望する場合、どのような問題が発生するのでしょうか?
求職者、企業、それぞれの視点から見た問題についてご紹介します。
【求職者】
まずは、求職者が考えなければいけない問題について解説していきましょう。
・家族へ及ぼす影響
フルリモートで働くのであれば問題ありませんが、都内に勤務する場合には、引っ越しをしなければいけません。
引っ越しするとなると、家族に様々な影響が及ぶことになります。
自分以外に就労している家族がいる場合は、仕事を辞めなければいけません。
また、子どもがいる場合、転校の手続きなどをしなければなりませんし、環境が大きく変わることに対するケアも必要となります。
引っ越しが伴う都内勤務は自分だけの問題ではないため、慎重に考えるようにしましょう。
・経済的な負担
地方在住者が都内企業への転職を希望する場合、面接がある度に上京しなければいけません。
交通費や宿泊費は自己負担となるため、経済的に負担がかかることが問題になります。
また、家賃や物価など、転職後に発生する問題についても考えておく必要があります。
都内への転職は環境を大きく変化させるものであるため、家族と相談した上で転職活動を行うようにするのが望ましいです。
・時間の制約が大きい
仕事をしながら転職活動をする方も多いですが、都内へ転職するとなると時間の制約が大きくなってしまう恐れがあります。
面接をするために上京しなければいけないため、予定が入っていたとしてもキャンセルしなければいけません。
【企業】
企業側に発生する問題点は以下の2点です。
・採用人数を上回る場合
応募者が当初予定していた採用人数を上回った場合、地方在住者を採用する上である問題が発生します。
それは引っ越しです。
入社後すぐに勤務できるよう、あらかじめ引っ越しを済ませておいてほしいと企業は考えています。
勤務するまでに時間がかかる場合、企業側は採用を躊躇ってしまいます。
・採用コストについて
地方在住者を採用する上で問題となるのはコストです。
面接を通過し、入社することが決まれば都内へ引っ越す際の費用を負担する必要があります。
また、通勤手当や転職手当など、各種手当を支給しなければいけないため、都内在住者と比較すると採用コストが膨らむと予想されます。
企業は、負担を被ってでも採用する価値がある人材かどうかを見極める必要があるのです。
地方在住だからと言って不利になることはありませんが、コスト面を踏まえて考えると、仕事に活かせるスキルや知識を兼ね備えていた方が有利になると言えます。
■志望動機が決め手となる
都内勤務に限らず、転職活動をする上で採用の決め手となるのが志望動機です。
書類選考や面接の際に重要な項目となる志望動機は、書き方を工夫することによって、採用担当者に好印象を与えられます。
実際、経歴と併せて志望動機を重視する企業も多いようです。
志望動機を考える上で重要なのは、企業がどのような人材を求めているのかということです。
それを知るためには企業研究を行う必要があります。
入社を志望する企業の特徴や特色、社風、経営理念、将来性などを把握することによって、自分が持つスキルや知識をどう活かせるか想像しやすくなります。
あらかじめ入社後のイメージを頭で思い描いておくと、採用担当者に好印象を与えられる志望動機が書けるはずです。
地方に住んでいるからと都内への転職を躊躇している方は、志望動機をしっかりと考えて面接に挑みましょう。
不安要素を取り除くためには、早い段階から準備を進めることが重要です。
基本的に、居住地を見て判断することは少ないため、地方に住んでいることを不安に思う必要はありません。
ただし、身の回りの環境が大きく変わることにより、様々な影響が生じることを念頭に置いておきましょう。
地方から都内への転職は決して不可能ではないため、都内で正社員として働くことを考えているのであれば、ぜひヴェルサスへご相談ください。
多種多様な求人の中から、一人ひとりに合った仕事をご提案いたします。