ネガティブな理由での転職活動はうまくいかない…

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

会社を退職して新たな仕事を探している人の多くは、前の会社で上手くいかなかったことが主な原因となっています。

実際に、ネガティブな理由で転職活動を行っている人は多いです。

そこで今回は、転職活動が上手くいかないネガティブな退職理由や、転職を成功させるための方法についてご紹介します。

転職を検討している人は、ぜひこの記事を参考にして考えてみてください。

 

 

■ネガティブな退職理由とは

 

転職する人のほとんどは、ネガティブな理由から転職活動を始めています。

では、具体的にどのような理由で勤めていた会社を退職しているのでしょうか?

以下では、いくつかの理由をご紹介します。

 

 

・会社の方針に共感できない

 

会社の方針を決めるのは上層部であり、その方針に共感できず仕事を辞めてしまう人はいます。

社長や上司がワンマンの会社によく見られる退職理由です。

転職活動を行う中で、面接官を務めるのは転職を希望する会社の上層部である可能性が高いです。

そのような状況で、「前の会社の方針に共感できなくて…」「上司が自分勝手で…」といった発言をした場合、反感を買ってしまう恐れがあります。

 

 

・人間関係が上手くいかない

 

職場の人間関係の悪さに嫌気がさし、転職をしようと考える人は多いです。

しかし、転職活動をする際、人間関係を退職の理由として挙げるのは好ましくありません。

会社側は、「また同じ理由で辞めてしまうのではないか」「職場で問題を起こすのではないか」といった懸念を抱いてしまいます。

また、人間関係を理由に転職したからと言って、次の職場で人間関係に恵まれるわけではありません。

採用を決める上で大きな不安材料となる可能性が高いため、面接で退職理由を説明する際は、あまりアピールしないように注意しましょう。

 

・残業が多い

 

契約上の労働時間を超える残業は、転職を考える一つの原因となることが多いです。

特にサービス残業は賃金が発生しないため、労働者にとって大きなデメリットとなります。

しかし、ほとんどの会社では残業があり、残業が多いことを退職理由として挙げた場合、マイナスの印象を与えてしまう可能性があります。

 

 

・ノルマが厳しい

 

設定されているノルマが厳しい場合、ノルマに追われることに対して不満を感じ、退職する人は多いです。

ただ、実際どのようなノルマが設定されているのかは本人や前職の社員にしかわからず、面接官は事実かどうか判断できません。

場合によって、「怠けているのではないか」という印象を与えてしまう可能性があるため、十分注意する必要があります。

 

 

■退職理由と転職理由の違い

 

面接をする際には必ず、どのような理由で転職を決意したのか面接官から聞かれます。

ここで注意すべきなのは、退職理由と転職理由は別物であることをしっかり理解しておくことです。

退職理由は過去の話となるため、どうしてもネガティブな要素が含まれがちです。

上述した通り、勤めていた会社を辞めたいと感じる理由はネガティブな内容ばかりであり、全面的にアピールするようなものではありません。

退職理由を詳しく伝えることは、自分で不利な状況を招いてしまう恐れがあるため、十分注意してください。

一方、転職理由は退職するに至った理由を踏まえた上で、転職を希望する理由、今後どのような仕事をしたいのかなど、未来についての話をします。

転職理由は面接の際、必ず聞かれると言っても過言ではないため、あらかじめ新たな環境で前向きに働く自分をイメージしておき、適切な理由を考えてから臨むようにしましょう。

退職理由と転職理由の大きな違いは、過去の話か未来の話かという点です。

仮に過去にネガティブな理由で退職していたとしても、これからの未来に対し前向きな姿勢を見せていれば、会社側は採用することを検討してくれるかもしれません。

退職理由と転職理由を混同して考えないよう、事前に状況を整理した上で面接に臨むようにしてください。

転職活動はしっかり準備しておくことが大切です。

 

 

■ネガティブな理由をポジティブな理由に変換

 

ネガティブな感情を抱いたままにせず、前向きに転職活動が行えるよう、転職する理由をポジティブに変換しましょう。

以下では、面接の際に武器となる方法についてご紹介します。

 

 

・発想の転換

 

ポジティブな理由にするためには、発想の転換が必要です。

自分にとって不利な状況であったり、トラブルに直面したりと、これまでに辛い経験をしてきた人もいるかもしれませんが、全ての出来事をプラスに捉えることができれば、希望する会社に入社できる可能性が高まります。

また、今までの考え方や捉え方を別の視点から見ることで、新しい発見があるかもしれません。

自分がどう感じるかによって状況は大きく変わり、柔軟な考え方ができるようになります。

発想の転換ができるようになれば、不安に感じることもなくなり、プラス思考で物事を捉えられるようになります。

失敗を失敗だと思うのではなく、次につなげるためのステップだと考えるようにしましょう。

普段から意識することで、自然と発想の転換ができるようになります。

 

 

・周りと比較しない

 

ネガティブからポジティブに変換する際、周りと自分を比較しないようにしましょう。

他人と比較していると嫉妬や妬みなど、ネガティブな感情が湧き上がりやすくなってしまいます。

比較対象は他人ではなく、過去の自分にするのが望ましいです。

「あの人はお金持ちだ」「自分より恵まれている」などとは思わずに、過去と現在を比べてできるようになったことを探し、今後さらに成長できるよう努力することが重要です。

 

 

ネガティブな理由から退職をし、転職活動をスタートさせる人は多いですが、面接をする際には発想の転換が非常に重要になります。

表現の仕方を変えることによって、受け取る相手が抱く印象も大きく変わるため、一文一句意識して発言するようにしましょう。

ポジティブな理由で転職活動を行っていれば、会社側も採用を視野に入れて考えてくれるはずです。

転職を成功させたい人は、ぜひヴェルサスにご相談ください。

希望する条件に合わせて、一人ひとりに適した仕事を提案します。