優秀な人程転職するって本当?

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

みなさんは、優秀な人程転職するという話を聞いたことはありませんか?

特に若い世代では、優秀な人が転職するケースが増えていると言われています。

なぜ、そのような状態になっているのでしょうか?

今回は、優秀な人程転職する傾向にある本当の理由についてみていくことにしましょう。

 

 

■昔ながらのやり方にウンザリしてしまう

 

かつては、若いうちは下積みをしていき、給料は年功序列というのが当たり前でした。

また、会社内で新しい取り組みをするのではなく、前例を引き継いで継続するのが最善策と考えられていました。

そのため、自分自身が望んでいる仕事ができなかったり、希望していない異動や転勤があったりします。

古き良き習慣と言えば聞こえがいいかもしれませんが、最近は働き方に変化が生じています。

昔ながらのやり方が自分に合っているという人もいますが、自分らしさを存分に発揮したいと考える人もいるものです。

前者なら昔ながらのやり方でも適応できますが、後者はそのやり方にウンザリしてしまう可能性が高いです。

その結果、これからの時代を生きていくための術を身に付けている優秀な人材は、より良い働き方ができる会社へと転職するケースが多くなります。

 

 

■多様化する価値観を受け入れてもらえない

 

以前は、採用してもらったら定年まで働くのが当たり前だと思われていました。

しかし、20歳前後で社会のことも分からないうちに決めた会社に一生を捧げられるほど適しているケースは滅多にありません。

嫌だと感じたり、自分に合わないと感じたりしたら、転職しても良いという考えも浸透しつつあります。

雇用も以前より流動化しているため、転職に対してネガティブな考えを持つ必要もなくなっています。

疑問を感じている仕事やくだらないと感じる仕事を嫌々続けていくよりも、自分に合う仕事や好きだと感じる仕事を探した方が自分のためになるという考えも浸透しているのが大きな要因だと考えられるでしょう。

 

 

■上司が尊敬できる人ではない

 

優秀な人材が転職する理由の中に、「上司が尊敬できない」というものもあります。

仕事をしていると、「何でこの人が上司なんだろう?」と疑問を感じる場面に遭遇することがあるでしょう。

上司はあなたが働き始めた会社で長年勤めているため、その文化に馴染んでいる人物です。

他の環境を知らないと、色々なやり方を受け入れられない傾向があります。

部下の意見を聞かずに自分のやり方を押し通すような人は、尊敬に値しないと感じる人も多いでしょう。

優秀な人は、効率的に仕事ができるやり方を把握しているため、尊敬できない上司に嫌々従うくらいなら辞めた方が良いと考えるのです。

 

 

■謎の評価制度がある

 

IT系の企業やベンチャー企業は、半年に1回くらいのペースで評価され、評価されれば給料が大幅にアップするというケースも多く見られます。

大手企業や公務員の場合は、このような評価制度を採用していません。

年功序列や終身雇用が浸透しているため、いくら仕事で結果を残しても1年間で数千円程度しか昇給しないのが当たり前となっています。

残業の長さや勤続年数の長さももちろん給料に反映されるべき要素ではありますが、以下に成果を残したのかということも評価してもらえないとモチベーションの維持が難しくなります。

どれだけ頑張っても数千円程度しか昇給しなければ、そこまで頑張る必要もないだろうと思ってしまう人もいるでしょう。

努力していることを認めてもらえる環境なら、もっとスキルアップして貢献したいと考えられます。

しかしそうでない場合は、嫌気がさしてしまい、自分が持っているスキルなどを認めてくれる会社に転職しようと考えます。

 

 

■優秀な人は判断力や行動力がある

 

優秀な人は、判断力や行動力が優れています。

「この会社でずっと働いていたらやばいな」と感じたら、すぐに行動へ移します。

多くの場合、少しでもおかしい点などがあっても、転職先が見つからないかもしれないなどの理由で行動に移せません。

そこで行動ができるか、できないか、によって、あなたの人生は大きく変化します。

より自分にとって良い人生を歩むためには、「転職する」という判断をできるだけ早い段階で下す必要があります。

優秀な人はそれができるため、自分に合う会社に出会える可能性も高まるのです。

 

 

■セルフプロデュースできる

 

優秀な人は、セルプロデュースができます。

将来のビジョンをしっかりと見据えて行動できるので、会社のやり方に不満を感じたら、他に行こうと感がるケースが多いです。

転職市場にも需要と供給があり、他の会社が欲しがっているスキルや経験を持つ人は、引く手あまたとなります。

しかし、運だけに任せていてはうまくいく可能性は格段にさがってしまうため、がむしゃらに進めれば良いというわけではありません。

キャリアビジョンをしっかりと描き、実現できるようなキャリアプランを実行できるかどうかが、ポイントになります。

そのような人材が、採用してからもビジョンを持って仕事に取り組めるため、評価してもらいやすい傾向があります。

つまり、セルフプロデュースできる人がきちんと評価される環境に身を置くことで、会社にもその人にもメリットが生まれるので、相乗効果が期待できるようになるでしょう。

 

 

■出世できないことに気が付く

 

優秀な人材は、出世できないことに気が付くと、早い段階で見切りを付けるケースも多く見られます。

出世できないとなると、スキルアップやキャリアアップを目指しにくくなります。

現状維持のままでいいと思っていると、それ以上の成長は見込めなくなってしまうでしょう。

安定した収入が得られるならそれでもいいと思うかもしれませんが、優秀な人はそこで妥協しません。

更にスキルや経験を積みたいという思いを持っているので、転職や起業などを目指します。

 

 

優秀な人材程転職していなくなってしまうという悩みを抱えている企業は、実は少なくありません。

なぜそのような事態に陥ってしまうのかというと、会社自体に問題があるからです。

もちろん転職する人に何らかの問題がある場合もないわけではありませんが、優秀な人は自分のために転職を決める傾向があります。

今働いている会社に何らかの不満や疑問を持っていて、転職を考えているならヴェルサスまでご相談ください。

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