転職で学歴はどの程度重要視されるのか?

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

転職を検討している人の中で、「学歴に自信がない」という人も多いのではないでしょうか?

新卒採用の場合は、学歴が重視される傾向がありますが、転職の場合はどこまで重要視されているのかわからない人もいるでしょう。

今回は、求人で学歴を記入する理由や学歴の重要性などについて解説していきます。

 

 

■求人で学歴を記入する理由

 

そもそも、求人で学歴を記入するのはどのような理由があるのでしょうか?

そこには、企業側がたくさんの応募者の中から選考するにあたっての制限が関係しています。

というのも、大手の企業の場合、求人を募れば非常に多くの就職・転職希望者が集まります。

応募者を絞るためには、あらかじめ制限を設けなければ選考にも時間がかかってしまいます。

そこに高卒以上・大卒以上などの学歴の制限を加えれば、応募者をある程度絞ることができ、選考しやすくなるのです。

求人情報でも、応募条件の所に「大卒以上」と記載されているのを見たことがある人も多いでしょう。

このように、企業側が選考するにあたって、学歴の記入は1つの判断材料になっているのです。

 

 

■転職での学歴の重要性

 

転職の場合、即戦力として活躍してくれるような人材を求めている企業が多く、社会人未経験である新卒者のように時間をかけて育てていく必要がありません。

そのため、学歴というよりは、これまでどのような企業でどう働いてきたのか、どのような能力・経験を持っているのかが重視される傾向にあります。

新卒者は、社会人としての経験がない分、学歴しかその人を判断することができません。

しかし、社会人の場合は、たとえ高学歴でなくても企業が求めているスキルや能力を持っていれば採用される可能性が高まるのです。

逆に言えば、企業側が必要とする能力を持っていないと判断されれば、高学歴であっても不採用になる可能性は十分にあるということです。

特に30代以降の転職の場合、学歴が重視されることは少なく、社会人になってから積み上げてきた経験や実績が大きな判断材料になります。

もちろん、どんなに高い実績を持っていても、それが特定の企業でしか通用しないものなら十分なアピールができません。

大切なのは、これまでの経験が他の企業でどの程度通用するか、自分のスキルを客観的に見ることです。

経験や実績を証明するために資格を取得して、市場価値の高い人材だと評価されるような努力も必要なのです。

ちなみに、社会人としての経験が浅い第二新卒については、仕事で身に付けたスキルが少ないため、敬遠や実績よりも学歴が選考の判断材料になる可能性が高いでしょう。

転職を検討しているということは、当然社会人としての経験がある程度持っているということでもあります。

自分が社会人としてどのように努力してきたのか、スキルや実績はもちろん、入社してどう活躍していきたいのかといった熱意や意欲など、前向きな姿勢かどうか判断されるポイントになります。

 

 

■学歴を超えて希望の仕事に転職するには

 

先にも述べているように、社会人は学歴が重視されない傾向があります。

ここでは、希望する仕事に転職するためのポイントについてご紹介します。

 

 

・どんな仕事がしたいか考える

 

まずは、自分がどのような仕事をしていきたいのか改めて考えましょう。

今の仕事を辞める理由は何なのか、転職先で求めていることは何なのかがはっきりしていないと、やりがいを感じられる仕事ができる企業に転職できないかもしれません。

ただ「人間関係が嫌だ」「今の仕事は自分に合わない」などが転職理由だと、企業の待遇に目がいってしまい、転職を繰り返す恐れがあります。

やりたい仕事が明確になっていれば、転職先を探す際の道筋も決まり、長く働ける可能性が高まります。

 

 

・アピールポイントを明確にする

 

社会人として積み上げてきた経験としては、どのようなものがあるか考えてみてください。

例えば、これまでパソコンを使った事務関係の仕事をしてきた人であれば、ExcelやPowerPointを使った業務が行える点が1つのアピールポイントになります。

経験だけでなく、これらのスキルを証明する資格も取得していれば、大きな強みになるでしょう。

自分では大した能力を持っていないと過小評価していたとしても、実はそんなスキルや能力を持った人材を求めている企業はたくさんあるのです。

中途採用は即戦力になる人材を求める傾向にあるからこそ、学歴を心配する必要はありません。

「自分にはこんなことができる」と自己肯定感を高め、少しずつスキルアップしていけるように努めていけば、アピールポイントもさらに増えていきます。

 

 

・正社員を目指す

 

現在非正規雇用で働いている人なら、正社員として転職することも考えてみてください。

これまで非正規雇用で働いていた人が正社員として転職する場合、経験や実績が重要視されます。

もし、これまでの仕事において「リーダーを任されていた」「正社員を目指して資格取得に励んでいた」などの実績や努力があるなら、それは正社員で働きたい理由として相応しいものになります。

やりたい仕事が明確になっているなら、たとえ正社員でなくても非正規雇用からスタートしてみましょう。

スタートが非正規雇用であっても、そこでの経験や実績が評価されれば、社員登用される可能性もあるからです。

 

希望の仕事で働くためには、これまでの経験や実績をどう活かしていくかが鍵になります。

学歴に自信がなくても、市場価値の高い人材だと評価されれば転職の幅も大きく広がっていくでしょう。

 

 

今回は、求人で学歴を記入する理由や、学歴の重要性などについて解説してきました。

転職の場合は、学歴よりも社会人として積み上げてきた経験や実績が重要視されます。

自分にしかないアピールポイントが明確であれば、たとえ学歴が低くても採用される可能性は十分にあります。

そのような仕事にやりがいを感じるのか、転職先でどのように活躍していきたいのか考え、希望の仕事に就けるよう努力していくことが大切です。

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