転職回数5回以上の人が思う転職理由とは

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

みなさんは、何回くらいの転職から「転職の回数が多い」と感じますか?

2回や3回ならそこまで気にならなくても、4回以上になると多いように感じる人もいるでしょう。

しかし中には、5回以上転職している人もいるのです。

今回は、転職回数5回以上の人が思う転職理由にはどのようなものがあるのか解説していきます。

 

 

■転職理由で最も多いのは?

 

まずは、転職の理由で多いものからみていきましょう。

 

◯人間関係がいまいちだった

 

人間関係を理由に転職する人は非常に多いです。

お局様によるいじめまがいなことがあった、上司のパワハラが酷かった、ワンマン社長についていけなかった、派閥争いが多かった、スタッフ間でいじめがあったなどの理由で転職を決めた人はたくさんいます。

いじめが原因で精神的に参ってしまい、転職を余儀なくされたケースも多く見られます。

パワハラなどがある場合も、働きやすい環境とは程遠いので辞めたくなる人が増えるのです。

 

◯他にやりたいことが見つかった

 

人間関係などに問題がなかったとしても、今の仕事よりもやりたいと思えることが見つかって転職する人もいます。

中には趣味でやっていたことが仕事になったというケースもあるので、まったく別の仕事に転職する人もいると言えるでしょう。

子どもの頃から夢だった仕事に就くために、地道に頑張っていたことが仕事につながった人、今までやったことがない仕事をしてみたいと思った人もいます。

 

◯職場に何らかの不満を抱えていた

 

今働いている職場に少しでも不満を感じているなら、状況を変えたいと思うものです。

しかし、職場環境は個人の力では変えることが難しいです。

そのため、不満を感じた場合は転職したいと考える人が多く見られます。

不満には、給与の金額や将来性、残業の多さ、休日日数などが挙げられるケースが多いです。

近年は、プライベートを重視させたいと考える人も増えているので、休日日数などに不満を感じる人が増えつつあるのだと考えられます。

 

 

■転職回数は平均どのくらい?

 

転職回数の平均は、年代によって異なります。

 

20代の場合は、1回から2回が平均的な転職回数だと言われています。

同じ会社に3年以上勤務していれば、「仕事をすぐに辞めてしまう人だ」という印象を持たれることはありません。

 

30代の場合は、平均的な転職回数が2回から3回となります。

30代になると転職を1回もしていない人の方が珍しくなるため、平均転職回数も多くなるのです。

しかし、4回以上の転職だと多いと感じる傾向がありますが、1つの会社で3年以上勤務していればそこまで問題視されないことも多いです。

あまりにも短期間で転職を繰り返している場合は、会社側も警戒する可能性が高いので要注意です。

 

 

■転職回数5回は多い?少ない?

 

転職回数5回は、一般的に見るとかなり多いです。

ネガティブな印象を持たれる可能性が高いですが、転職回数が多い人でも採用してもらいやすい転職理由の伝え方を知っていれば成功率が高まります。

最後に、転職回数が多い人が知っておきたい転職理由の伝え方について解説していきます。

 

◯働きたいという意欲を伝える

 

転職に一貫性があれば、スキルアップなどの理由が挙げられますが、必ずしもそうとは限りません。

転職を繰り返しているけど業種に一貫性がない場合は、働きたいという意欲を全面に押し出すのがおすすめです。

その時に押さえて置きたいのが、応募先の会社でなければいけないという点です。

これまでの経験からどのような貢献ができるのかも明確にしておくと、より意欲が伝わりやすくなります。

業種が違ったとしても何らかの形で役に立つスキルや知識があるはずなので、しっかりと洗い出してから応募するのがおすすめです。

入社してからの自分自身をイメージすると今後の展望を伝えやすくなり、前向きな印象を面接官に与えられます。

 

◯一貫性のある転職ならそれを強みにする

 

転職回数が多かったとしても、業種や仕事内容に一貫性があればネガティブな印象を与えにくくなります。

転職回数が多いとそれがどのような理由であっても、「転職の回数が多くて不安だな」と思われてしまうものです。

だからこそ、熱意を強くアピールしなければなりません。

転職までに雑貨の仕入れをする会社に務めていた場合、取り扱う商品に興味を持つようになるケースがあります。

そのようなケースでは、やりたいことに変化が生じたこと、前向きな転職理由であることを伝えやすいので、全面に押し出していきましょう。

これまでの成果や経験、仕事に活かせるスキルがあるなら、それらも合わせて説明すると会社側も採用後のイメージがしやすくなります。

 

◯ポジティブな理由に転換する

 

転職するということは、何らかのネガティブポイントがあるものです。

しかし、ネガティブな理由を正直に話すとあなたの印象もマイナスになり、採用してもらえない可能性が格段に高まります。

気になっている会社で働きたいなら、ネガティブな理由であってもポジティブな理由に転換する必要があります。

5回の転職経験があった場合、「5回も転職しているから仕事ができない」と考えるのではなく、「5回の転職経験があるからこんな経験ができた」とか「こんなスキルが身についた」といった見方をしてみてください。

転職をネガティブなものでなく、プラスやスキルになったと考えることでポジティブな転職理由に言い換えやすくなります。

また、会社側が持っている転職に対するネガティブなイメージも払拭しやすくなるので、ポジティブな理由に転換することは意識してみましょう。

ただし、書類選考がある場合は職務経歴書をチェックされて不採用になってしまう可能性があります。

最終的に決めるのは採用活動を行っている会社側なので、履歴書や職務経歴書の段階でどれだけ貢献できる人材か伝わるように工夫するのがポイントです。

転職の回数が多くても貢献してくれそうな人材であれば、採用したいと思ってもらいやすくなります。

 

 

転職の回数が5回を超えると「かなり多く転職しているな」という印象を持たれます。

確かに転職回数だけ見るとかなり多いように感じるでしょう。

しかし、転職理由に一貫性が合ったり、前向きな転職だったりする場合もあるので、必ずしもネガティブなイメージを持つべきではないと言えます。

転職回数が多くても採用してくれる会社ももちろんあります。

転職回数が多いけど新しい職場を探したいと思っているなら、ぜひヴェルサスにご相談ください。