改善ではなく改悪転職になる人の特徴

 

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

転職は、状況を改善するために検討するものです。

今よりも少しでも良い状況で働くために転職をしますが、場合によっては改悪転職になってしまう可能性もあります。

今回は、どのような考えを持っていると改悪転職になってしまうのか、その特徴について解説していきます。

 

 

■改悪転職になってしまう人の特徴について

 

はじめに、改悪転職になってしまう人に当てはまる特徴から解説していきます。

 

◯人間関係や仕事内容など嫌なことから逃げるために転職する

 

1つ目は、人間関係や仕事内容など嫌なことから逃げるために転職するという特徴です。

このような転職をする人は以前から多く見られました。

人間関係や仕事内容など嫌なことから逃げる転職は、うまくいかない傾向があります。

特に人間関係を理由に転職する場合、同じようなタイプの人がいた時に同じ悩みを抱えることになりかねません。

仕事内容は、職種やポジションを変えることで苦手なことを避けられる可能性があります。

それでも、書類作成や部署間での調整など苦手な仕事を全て避けることが難しいです。

それを踏まえて考えてみると、嫌なことから逃げる転職は根本的な問題解決につながりません。

 

◯自由を求めるために転職する

 

2つ目は、自由を求めるために転職するという特徴です。

やりたいことをするために転職をする、自由を求めて転職をするというと素晴らしいことのように聞こえます。

しかし、今やっている仕事がつまらないからという理由でやりたいことを無理やり考えたり、仕事に対するイメージを美化しすぎたまま仕事選びをしたりすると、失敗する可能性が非常に高いです。

やりたいことだけで転職先を選んでしまうと、ミスマッチになる可能性も高くなります。

 

また、自由を手に入れるためにフリーランスという働き方を選ぶケースもあります。

フリーランスになると報酬が高い仕事やレベルの高い仕事を受けられるようになりますが、そのためには実績や営業力も必要です。

実績や能力がそこまでないのにフリーランスになってしまうと、思ったような結果を手に入れられず後悔してしまうことも考えられます。

 

◯これまでのキャリアを無視した転職をする

 

3つ目は、これまでのキャリアを無視した転職をするという特徴です。

前職で培ってきた経験やスキル、ノウハウを考慮せずに転職してしまうのも改悪転職になる可能性が極めて高まります。

例えば、ITエンジニアをやっていた人がコミュニケーション能力を高めるために営業職に転職を考えた場合、IT関連の企業を目指すと知識を活かせるためメリットが大きいと考えられます。

しかし、食品が好きという理由だけで食品関連の企業を目指して転職すると、これまでの経験を活かせなくなってしまうのです。

つまり、これまでのキャリアがリセットされてしまうということになります。

そのようなデメリットがあるということをきちんと理解していれば問題ありませんが、知らずに転職している人は少なくありません。

自分自身が持つ価値を高めていく改善転職はメリットが大きいですが、キャリアをリセットするような転職はデメリットが大きくなりやすいです。

 

◯はっきりとした目的がないまま転職する

 

4つ目は、はっきりとした目的がないまま転職するという特徴です。

特に理由はないけど、なんとなく転職したいと考える人もいます。

それも、改悪転職の原因になってしまうため、本当に転職すべきなのかしっかりと考えなければいけません。

「今のうちに転職した方が年齢的に良いのではないかと思った」、「周りの友人や知人が転職ラッシュだから自分も転職しようと思った」といった漠然とした理由だと、目的がはっきりしないまま転職活動を行うことになります。

それでは転職をすることで期待できるメリットは少なくなってしまい、リスクの方が大きくなるので注意したい部分です。

転職をすると、働く環境だけではなく雇用条件や仕事内容も大幅に変わります。

それにしっかりと順応できればいいですが、なかなか馴染めずにすぐに辞めたくなってしまう可能性もないとは言い切れません。

そのようなリスクを抱えるくらいなら、今働いている場所で成果を出して評価してもらったり、仕事に対する取り組み方を変えて満足度を高めるための工夫を凝らしたりした方が大きなメリットを享受できる可能性が高いと考えることもできます。

 

 

■改悪転職ではなく改善転職を目指すためのポイント

 

せっかく転職をするなら、より良い環境を手に入れたいと思うものです。

最後に、改悪転職ではなく改善転職を目指すためのポイントについて解説していきます。

 

◯転職を考えたきっかけや目的を見直す

改善転職を目指すためには、転職を考えたきっかけや目的を見直す必要があります。

感情的に転職を考えていないか判断するヒントにもなるので、きちんときっかけや目的を考えておくことは重要です。

転職をすることで改善したいと思っている事柄についても具体的に考えておくのがおすすめです。

そうすることで、自分自身の思いを形にできる転職先を探しやすくなります。

転職活動を始める第一歩でもあるので、転職を考えたきっかけや目的ははっきりさせておいてください。

 

◯改善転職の条件を洗い出してみる

改善転職の条件を洗い出してみることも重要なポイントの1つです。

転職以外で改善策が見つかれば良いですが、そうでない場合は転職が得策だと考えられます。

転職が得策だと分かったら、転職するための絶対条件やより良い働き方ができるようになると考えられる条件を考えてみてください。

それだけではなく、自分自身がこれまでに築き上げてきたキャリアや専門性にはどのようなものがあるのか、どのような選択をするとキャリア価値を下げずに済むのかといった点も考えておくと改善転職へつなげやすくなります。

条件などを洗い出すのは簡単なことではありませんし、時間もかかります。

しかし、転職にはリスクもあるのでそれを少しでも回避するために労力を惜しんではいけません。

改悪転職ではなく改善転職を目指したいなら、条件の洗い出しなどを怠らないようにしてください。

そうすることで、理想に近い職場に出会える可能性も高まります。

 

 

■転職するなら改悪ではなく改善を目指そう

 

転職をすると、今まで以上に状況が悪化する場合もあります。

しかし、今よりもずっと良い環境で働ける可能性ももちろんあります。

改悪転職ではなく改善転職をしたいのであれば、豊富な求人を用意しているヴェルサスまでお気軽にご相談ください。