オンライン面接で採用担当が重視すること

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大によって、私たちはライフスタイルや働き方などに対する変化を余儀なくされました。

最近では、感染を防ぐためにオンラインで面接をする会社が増えるなど、大きな変化が見られます。

しかし、まだ確立されたばかりの新しい採用方式に、十分な対策ができていないという方も少なくありません。

そこで今回は、オンライン面接時に、採用担当の職員が重視しているポイントについてご紹介します。

 

 

■第一印象が重要

 

直接対面するのではなく、画面越しで面接を行うため、第一印象は採用基準において非常に重要になってきます。

相手に好印象を抱いてもらえるように、以下のことに注意しましょう。

 

 

○周りの環境

 

オンラインで面接を行う際に気を付けなければいけないことは、背景や照明、カメラなど、周りの環境です。

カメラには自分の姿だけではなく、背景も映り込みます。

洗濯物が干しっぱなしだったり、片付いていなかったりすると、マイナスの印象を与えてしまいます。

また、照明が暗かったり、カメラの位置がずれていたりすると、相手は見えにくいと感じてしまうかもしれません。

 

 

○身だしなみを整える

 

直接対面しなくても、しっかり身だしなみを整えておきましょう。

企業側から服装指定があれば、それに従ってください。

特に指定がなければ、基本的にはスーツを選ぶのが無難です。

また、髪型もだらしなくしていると印象が悪いので、しっかりと整えてください。

 

 

○表情、メイク

 

オンラインに限らず、面接をする際は表情に気を付けなければいけません。

無表情で淡々と話すのではなく、笑顔を心がけて話しましょう。

また、女性の場合、直接対面するのと画面越しで対面するのでは、メイクの見え方が変わってきます。

オンライン面接の増加に伴い、最近では男性も肌色補正のクリームを使ったり、血色良く見えるようにリップクリームを使ったりしています。

好印象を与えられるように、それぞれで工夫して挑みましょう。

 

 

○受け答え

 

見た目に対する第一印象はもちろん、面接に臨む際の態度にも着目して判断しています。

真剣に取り組んでいるのか、しっかりと話を聞いているのかは、態度を見れば分かります。

そのため、受け答えのスキルを身に付けておくと非常に有利です。

相手が話している時は相槌を打ち、発言をする時は聞こえるようにはっきりと話しましょう。

受け答えが良いと、全体的な印象もよくなります。

 

 

■転職する理由が重視されないって本当?

 

以前まで勤めていた会社を退職し、転職する場合、従来の面接であれば転職する理由が、採用・不採用に大きく影響していました。

しかし、オンラインで面接が行われるようになってからは、転職する理由があまり重視されなくなったのです。

また、オンライン面接では志望動機も以前ほど重視されなくなりました。

対面できない分、人柄も志望動機も分かりにくいところがあり、ミスマッチが生じることもあるため、採用基準の優先順位が低くなったのでしょう。

様々な理由から、従来の面接とオンライン面接は、採用基準が変化してきているのです。

 

 

■質問に対する回答のポイントとは?

 

希望している仕事に活かせる知識やスキル、経験が豊富だったにも関わらず、面接で不採用になってしまう方がいます。

一見、条件も良く何の問題も内容に思えますが、なぜ不採用になってしまったのでしょうか?

面接をする際、採用担当から様々な質問を受けますが、その際にスムーズに答えることは大事です。

しかし、いくらスムーズに答えられたからといって、必ずしも採用されるわけではありません。

以下では、不採用になってしまう理由についてご紹介します。

 

 

○言葉遣い

 

正しい言葉遣いができていないせいで、相手に不快な思いをさせてしまうことがあります。

言葉遣いが悪かった場合、どんなことを言ってもマイナスの評価になります。

これは面接に限ったことではなく、目上の人や取引先の相手、先輩と接する時も同様です。

もしも、採用されて同じ職場で働くことになった場合、言葉遣いが悪いと仕事で失敗したり、取引先からの信頼を失ったりしてしまうかもしれません。

言葉遣いは採用基準の重要なポイントになっているので注意してください。

また、ビジネスシーンで使うような言葉を身に付けておくことも大切です。

 

 

○目を合わせない

 

面接中、緊張して目線をどこに合わせれば良いか分からない、という方は少なからずいるでしょう。

直接対面して会話をする際はもちろん、オンラインであったとしても相手の目を見て話すことは非常に重要です。

目線一つで印象が左右されるので、相手と目線を合わせてハキハキと発言しましょう。

 

 

○虚偽の発言をする

 

有利になるからといって、スキルや経歴、得意分野などに関する嘘をつくのは控えましょう。

面接は今までの経歴を自慢したり、自身のすごさをアピールしたりする場ではありません。

あくまでも、会社にとってどのような戦力になるかを伝える場であるため、今後仕事上で活かせることについてアピールしましょう。

また、面接時についた嘘は、後に自分にとって不利になってしまうことがあります。

明らかに嘘だとわかる発言をしていたのであれば、面接の時点で不採用になるでしょう。

もし、採用後に嘘がバレてしまった場合は、内定取り消し・解雇という事態になったり、社内での信用を失ったりする可能性があります。

嘘をつかず、正々堂々面接に挑みましょう。

 

このように、様々な理由によって不利になってしまう可能性があります。

たとえ、知識やスキル、経験が不十分だったとしても、真摯な態度で臨んでいれば採用されることも十分にあり得るため、意識してみてください。

 

 

■今までとは異なる対策が必要

 

新型コロナウイルスの影響で働き方が徐々に変化してきており、今までとは異なる対策をすることが求められています。

オンラインで面接をする場合、相手の仕草や表情の変化が見えなかったり、感じ取りにくかったりします。

ちょっとしたことで、相手がどのように感じるかが変わるので、様々なことに気を付けながら臨みましょう。

また、限られた時間の中で話さなければいけないため、的確な回答ができるように事前に準備をしておくのがオススメです。

ヴェルサスでは、オンライン面接に関するサポートも行っているので、ぜひお気軽にご相談ください。