こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。
子育てや介護が落ち着き、仕事復帰を検討していても雇用形態には種類があるのでどういった働き方をしようか悩んでいる人はいませんか?
正社員・契約社員といった形態があり、どんな魅力を持ち合わせているのか、いまいち分からない人が多いです。
今回は、正社員・契約社員の違いや双方のメリット・デメリットについて解説していくので、仕事探しの参考にしてみてください。
■正規雇用と契約雇用の違い
はじめにどういった違いがあるのかチェックしてみてください。
〇正規雇用
正規に雇用されている社員を指します。
雇用期間は無制限となり、福利厚生や賞与ももらえるので収入面はかなり安定しています。
ただし、勤務時間を自由に決めることは基本的にできないので、子育てや介護、通院との両立は難しくなります。
それでも安定した収入を得たい、責任感のある仕事をしたいと感じているなら、こちらがおすすめです。
〇契約雇用
非正規雇用の社員を指します。
雇用期間が入社時に定められているので、正社員と比べると安定感がないイメージを抱く人もいるはずです。
福利厚生が少なく賞与ももらえないので、収入面に不安を感じる人もいます。
ただし、勤務する時間や日数の融通が利くので、子育てや介護、通院などとの両立はしやすい利点があります。
「やりたい」と思えるような仕事ができる点も、契約社員ならではの特徴です。
そのため、やりたい仕事で収入を得たい、家庭の事情などで勤務する時間や日数が限られている人におすすめです。
■正規雇用・契約雇用のメリット・デメリット
正規雇用・契約雇用には、それぞれ異なるメリット・デメリットもあります。
それぞれをみていきます。
〇正規雇用のメリット・デメリット
【メリット】
・責任のある仕事に携わりやすい
会社の将来を担っている人材ともいえます。
そのため、契約社員と比較すると責任のある仕事に携わりやすい利点が生まれます。
将来的にキャリアアップをしたいと考えているのなら、成長できる可能性が高い正社員を選んだ方がおすすめです。
仕事のやりがいや達成感も感じやすく、社会貢献している実感も得やすいです。
・福利厚生が充実している
正規雇用の社員になりたいと思っている人の中には、福利厚生が充実している点を理由に働きたいと挙げることが多いです。
福利厚生は、法律で定められている社会保険や交通費、住宅手当、社員寮費の補助、健康診断補助、保養施設の提供、社員旅行費の補助、財形貯蓄といったものが含まれます。
会社によっては、スキルアップのために必要となる資格取得手当や研修費の補助を支給しているところもあります。
【デメリット】
・転勤や異動がある
転勤や異動は、正規雇用の定めだと言っても過言ではありません。
辞令には基本的に従わなければいけないので、遠方への転勤をしたくないと考えているのなら大企業の正社員として働くことが難しくなってしまいます。
会社によっては海外に支社があるケースもあり、生活環境が大きく変化することも念頭に置いて仕事をしなければいけません。
転勤や異動をせずに済む働き方もありますが、そのような働き方をしたいのなら入社時に会社としっかり話し合いを行う必要があります。
・長期休暇が取りにくい
正規雇用の社員になると、カレンダー通りの出勤をするケースが多いです。
また、シフトが1ヶ月ごとに決められるような仕事の場合もパートやアルバイトが休み希望を出している時に率先して出勤するケースあります。
そのため、リフレッシュや旅行を目的とした長期休暇が取りにくい傾向があります。
最近は、有給休暇を積極的に取得する動きも活発になっているので以前よりは長期休暇も取りやすくなっていますが、それでも立場上、休みにくいと感じてしまうという点もネガティブ要素の1つに挙げる人は少なからずいます。
〇契約社員のメリット・デメリット
【メリット】
・フルタイムで働ける
契約雇用の社員は正規雇用ではありませんが、フルタイムでの勤務も可能です。
パートやアルバイトだと、契約時の条件に合わせた勤務となります。
そのため、勤務する時間や日数が制限されてしまう可能性が高くなってしまうのです。
それでは、思ったように稼げないことも想定されるため、契約社員でフルタイム勤務をした方が良いと感じる人います。
・プライベートな時間を確保しやすい
契約雇用と正規雇用を比べると、プライベートな時間を確保しやすいというメリットも得られます。
短時間勤務を選べば、定時で帰りやすいので子育てや家事、介護などと両立しやすくなり、働きやすさを実感する人も中にはいます。
【デメリット】
・長期雇用の可能性が低い
契約雇用は、長期雇用してもらえる可能性が低くなっています。
長く働けないことが欠点だと感じれば、契約社員採用を避けてしまう人もいるはずです。
更新してもらえる可能性もありますが、働き方や会社の経営によっては、更新できずに退職となるケースもあります。
そのため、更新の時期が近くなってきたら、新しい仕事先を探す必要があるのです。
働き口が見つからなければ生活の不安もあり心配事も多くなってしまいます。
・福利厚生がそこまで充実していない
契約雇用の社員であっても福利厚生はありますが、比較してみると充実していないケースが多いです。
適用される範囲は会社によって異なるため、求人票や雇用契約書などに書かれている内容をしっかりとチェックしておいてください。
応募や契約の前に確認しておけば、働き始めてからトラブルに発展してしまうリスクを回避できます。
■ライフスタイルに合わせて雇用形態を選択しよう
今回ご紹介した雇用形態には、根本的な違いがあります。
どちらにもメリット・デメリットがあるので、ライフスタイルを考慮してどちらの働き方が合っているか考えることが重要なポイントになります。
どちらの求人に応募するか迷っているなら、ヴェルサスへの相談もおすすめです。
ヴェルサスでは、多種多様な求人を用意しているので、自分に合う働き方ができる会社を探すことが可能です。
ライフスタイルに合わせて雇用形態を選択するためにも、お気軽にご相談ください。