こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。
転職やアルバイトなどで職場が変わると緊張や不安から「早く慣れないといけない」「勝手が違って続けられるか自信がなくなってきた」などと、焦ってしまう人も少なくないでしょう。
はじめての職場に慣れるのは誰もが苦労するものですが、それを乗り越えなければ周囲に溶け込めません。
そこで今回は、はじめての職場に慣れるためのポイントをご紹介します。
■職場の雰囲気を把握しよう
職場によって社風や雰囲気は様々です。
どのような職場でも、明るく元気に話しかけられて嫌な気分になる人はまずいませんが、静かで落ち着いた雰囲気の職場では浮いてしまうこともあるでしょう。
はじめての職場で、雰囲気を把握しないまま「成果を出そう」と突き進んでしまうと空回りしてしまうおそれもあります。
最初のうちは新しい職場がどんな雰囲気なのか、しっかりと把握することから始めると空回りすることなく慣れていくことができます。
職場の雰囲気とともに大切なのが人間関係の把握です。
どのような職場にも上司や部下といった単純な人間関係だけでなく、長年勤めている人や発言力の大きい人、情報収集能力の高い人など、様々な人間模様があり、それらを観察することで自分がどのように振る舞っていけばいいのかが分かってきます。
仕事中はもちろん、休憩時間やちょっとした雑談などにもそういった人間関係が表れるので、よく観察しましょう。
職場の人間関係をよく把握しないまま、プライベートなことを打ち明けたり、憶測で雑談に加わったりすると思わぬトラブルに発展してしまうおそれもあります。
雑談をすることで周囲に打ち解けて職場に慣れていくことは珍しくありませんが、職場の雰囲気や人間関係をしっかりと把握してからにした方がいいでしょう。
■自分からコミュニケーションを取ろう
職場で良好な人間関係を築くためにはコミュニケーションが欠かせません。
会話をすることでお互いを知ることができ、職場にも慣れていけます。
しかし、新しい環境で面識のない人といきなり会話を続けるのはかなりハードルが高いといえるでしょう。
まずは「あいさつ」「相手の名前を覚える」「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」といった基本的なことから始めていくと、自然と溶け込めるようになります。
また、新しい職場では仕事内容はもちろん、備品の使い方や置き場所など、わからないことだらけです。
たとえ同じ業種で勤務経験があっても職場が違えば仕事の進め方が違います。
わからないことを自分の判断だけで進めてしまうとトラブルになり、多くの人に迷惑をかけてしまうおそれもあります。
わからないことを「わからないので教えてほしい」と堂々と聞けるのは、慣れないうちだけの特権です。
必要に応じてメモを取るなどして積極的に聞き、意欲的な姿勢を見せましょう。
■お手本となる人を見つけよう
はじめての職場に自分と同じ業務をする人がいる場合は、その人をお手本にさせてもらうのもおすすめです。
まずはしっかりと仕事ができるようになれば自然と自信がつき、職場にも慣れるようになる場合もあります。
ただし、お手本にさせてもらうのは誰でもいいわけではありません。
周囲の人たちと調和が取れた仕事の進め方ができている人や、きちんと成果を上げている人など、「こうなりたい」と思うような人を探しましょう。
そういった人をお手本にさせてもらうことで効率の良い仕事の進め方が覚えられ、自信につながります。
職場の人たちにしてみれば仕事の飲み込みが悪い人よりも、意欲的な姿勢を見せる人の方が心証はいいものです。
同じ業種での勤務経験がある場合はプライドなどもあり、初心者として扱われることに抵抗がある人もいるかもしれませんが、「一から教わる」といった姿勢を持った方がちょっとしたコツやポイントなどを教えてもらえるなど、職場に慣れやすい傾向があります。
■勉強や振り返りでルールを覚えよう
あたらしい職場で戸惑うことの一つに、仕事の進め方やルールがこれまでとは違うといった点でしょう。
紙に手書きしていたものがタブレット入力だったり、システム入力で済ませていたものが回覧だったりと、職場によって仕事の進め方は様々です。
中には不便に感じるものもあるでしょうし、「前の職場の方がよかったな」なんて思うこともあるでしょう。
しかし、新しい職場に来て早々に「前の職場ではこんなに便利な運用をしていました」などと言い出すことは避けた方が無難です。
何か事情があって、あえてそういったルールになっている可能性もあり、よく知らないうちから否定するようなことを言ってしまうと職場に慣れないばかりか、嫌がられて浮いてしまうかもしれません。
まずは新しい職場のルールを覚えることから始めましょう。
仕事の進め方も周りの人に教わりながら、必要に応じてメモを取ったり、自分でマニュアルを読んで勉強したりして覚えていきます。
仕事中にメモを取れる状況にない場合は、後で振り返りを兼ねてメモにまとめるなどするといいでしょう。
新しい職場のルールをしっかり覚えてから、それでもやりにくさを感じるようであれば、改善方法を提案してみてもいいかもしれません。
■無理をせずに自分のペースで慣れていこう
はじめての職場に慣れるには、そもそも時間がかかるものです。
「早く成果を上げよう」と焦って無理をすると精神的にも余裕がなくなり、思いがけないミスをしてしまうおそれもあります。
あいさつやホウレンソウなど、社会人としての最低限のマナーは大切ですが、無理にコミュニケーションを図ろうとして自分を偽るようなことをする必要はありません。
中には新しい環境にもすぐに溶け込める人もいますが、人にはそれぞれペースがあります。
自分に合ったペースで確実に仕事を覚えながら適度なコミュニケーションを取るように心がければ、自然とはじめての職場にも慣れていくでしょう。
ヴェルサスでは、様々な仕事を紹介しています。
希望に合わせた働き方の提案も可能となっており、はじめての職場に慣れるためのポイントを知っておけば効率良く仕事をすすめられます。
ぜひお気軽にご相談ください。