デイサービスってどんな仕組み?介護職員の仕事内容

介護士

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

デイサービスは介護職の一種ということは多くの方に認知されているものの詳しい仕事内容や、老人ホームでの仕事とはどのような違いがあるのかをはっきりと理解している方は少ないのではないでしょうか?

 

そこで今回は、担い手不足と言われる介護の世界で、しっかりと高齢者や家族の希望に答えていくための知識を、デイサービスという分野に絞ってご紹介していきます。

ヴェルサスでもデイサービスの募集はたくさん行っていますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

■デイサービスとは?

 

まずは、デイサービスがどんな施設であるのかをご紹介していきます。

 

・どんな高齢者が利用するのか?

通所介護とも呼ばれるデイサービスは自宅で介護を受けている高齢者を対象にしたサービスです。

デイサービスを扱う介護施設にて高齢者をお預かりし、短時間の介護を行った後自宅にご帰宅いただく形で介護サービスが行われています。

デイサービスでは施設へ常時入居する必要のないと判断された高齢者が多いため、比較的それほど大きな介護を必要としない利用者がほとんどです。

要介護1~2の利用者が半数以上を占めているので、デイサービスで働く人は他の施設で働く人に比べると労力の負担が軽い傾向にはあります。

しかしながら利用者にはしっかりと介護サービスを提供しなくてはなりません。

利用者の中には要介護4や5といった方もいるので、必ずしも少しの介護サポートで成り立つ仕事にはなっていないのです。

 

・ショートステイとの違いについて

高齢者の一時預かりサービスにはデイサービス以外にもショートステイというサービスがあります。

ショートステイというのは1~30日間の短期間で高齢者を預かってくれる公的サービスで、これは要介護度が要支援の場合でも利用可能です。

また、持病がある方でも医療上の注意を払って介護支援やサービスを行ってくれますし、介護保険が適用されるため安価に利用できるのが特徴となっています。

デイサービスとの大きな違いになるのが、機能訓練があるかどうかです。

ショートステイには機能訓練を重視しているわけではありませんので、利用者が生き生きと体の健康を維持できる点を考えるとデイサービスの方がいいと言えるでしょう。

 

 

■デイサービスの仕事内容

 

デイサービスでの仕事内容をチェックしていきましょう。

 

・送迎

 

施設に入居している利用者とは違い送迎という仕事が入ってくるため、送迎車の運転で高齢者の命を預かっていることに注意しなくてはなりません。

しかしながらデイサービスの送迎では専門のドライバースタッフが運転を担当するところが多いので、デイサービスの介護職員として働く時に送迎時の利用者の安否を確認するくらいで留まります。

 

・介護

施設に到着後はデイサービス利用者1人ひとりの介護が始まります。

日常生活を送る上で欠かせないことの介助を行いサポートしていき、食事や排せつ、入浴などで利用者の生活を支え、さらには施設でも趣味や楽しみを満喫できるように、サポートを手掛けていきます。

食事に関してはデイサービスの形態から基本的には昼食とその後のおやつのみの介助となります。

施設の栄養士が献立作成と、利用者の嚥下機能状態に合わせた食べやすい形にして提供するため、食事では食べている最中のサポートのみが主な仕事になってくるでしょう。

 

・機能訓練

デイサービスの特徴にもなっている機能訓練に関しては、介護職員がレクリエーションを提供する形で日頃の運動不足を解消していきます。

また機能訓練は身体機能だけではなく脳トレや指先の運動も行います。

レクリエーション形式にすることで、利用者の様々な器官に働きかける機能訓練ができ、職員とコミュニケーションを取りながら利用者が楽しめるようになっています。

 

 

■デイサービスのやりがいは?

 

デイサービスで働くことで、どんなやりがいを感じられるのでしょうか?

 

・利用者を支援する喜びを実感できる

デイサービスの仕事は高齢者を支援する喜びを実感できます。

人の役に立つ仕事なため、たとえ苦労はあってもやりがいを感じられるでしょう。

 

・比較的元気な利用者が多い

デイサービスは他の介護サービス以上にできることが多い利用者が多いです。

歩くことはもちろん会話や手ぶり身振りなど、コミュニケーションができるからこそ働く介護スタッフも楽しんで仕事ができます。

 

・レクリエーションで喜んでもらえる

機能訓練を行うレクリエーションでは利用者の楽しんでいる顔を見られる他、自分で考えたレクリエーションで満足してもらっているという喜びも感じられます。

1人ひとりの希望を聞いた上で行うレクリエーションを決めていくことも多く、そういったやり取りも、デイサービスの楽しさを感じさせるポイントです。

 

・家族からも感謝されやすい

毎日の送迎によって家族と顔を合わせやすいことから、家族からも感謝されやすい仕事になっています。

感謝されるため「やってよかった」と思えるでしょう。

 

 

■デイサービスはこんな人におすすめ!

 

どんな人がデイサービスに向いているのかご紹介していきます。

 

・高齢者と関わることが好きな人

利用者が心から満足できるサポートやコミュニケーションを行うには、根本に高齢者とのふれあいが好きという気持ちがなくてはなりません。

高齢者と関わるのが好きだという人はデイサービスが向いているでしょう。

 

・介助サービスのスキルを向上させたい人

デイサービスは求める介護が比較的軽度であるため、業界未経験の方にも適したサービスです。

介助サービスを重ねることにより、初めての人でもスキルアップが目指せます。

 

・土日休み、夜勤なし、残業なしを希望する人

デイサービスでは働きやすいという点も特徴的です。

土日は休みであり夜勤も絶対になければ残業も基本的にはありません。

それはデイサービスを行う日にちと時間が決まっているからです。

昼夜問わず働く介護サービスに不安を感じる方は、ぜひともデイサービスをおすすめします。

 

 

■デイサービスを高齢者に生きがいを提供する仕事

 

デイサービスが選ばれる点にもなっているレクリエーションは、利用者だけではなく働く人にとっても素敵だと思えるものです。

仕事内容は介護職の中でも比較的ライトなので、介護サービスが初めての方でも続きやすくなっています。

また、施設によって提供するサービスには違いがあるので、よく確認しておくのがいいでしょう。

 

なおデイサービスの介護士の方で転職される方はヴェルサスまでご連絡ください。当社では様々なデイサービスの仕事をご紹介しております。