こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。
バイトをしていると、思わぬトラブルに見舞われることがあります。たとえば、バイト先の同僚や上司とささいなことで言い合いになってしまったり、場合によってはお客様と喧嘩になってしまうことも。
そのような場合でも、感情にまかせて辞めるということはできるだけしたくないものです。バイト先で喧嘩したときの対応方法について解説します。
職場ではこんな喧嘩がよく起こる!
◯言った・言わないで喧嘩になる
職場で多いのが、「言った、言わない」のトラブルです。報連相がしっかりできていないがゆえに、「あのとき言いました」「いや、聞いていない」とつい言い合いに。
〇言い方が悪くて喧嘩になる
何気なく言った一言が相手を傷つけて喧嘩になってしまうことがあります。相手の物言いにカチンときて感情的に言い返してしまったという経験は誰にでもあるでしょう。思わぬ勘違いを生んでいて、時間が経ってから「あのとき、あんなことを」と言われるケースもあります。
〇意見が合わなくて喧嘩になる
会議などで議論が白熱すると、つい喧嘩ごしになってしまうことも。言いたいことが言いにくいなと思うと不満が溜まり、冷静な言動が取れなくなってしまいます。
〇人間関係でもめて喧嘩になる
職場のストレスの原因は多くが人間関係。同僚は仲良くなれば楽しいですが、そういう人ばかりとは限りません。気の合わない人と毎日顔を合わせているうちに衝突…ということがありえます。
喧嘩をバイト先の仕事に影響させたくないなら…
〇とにかく早く謝る
自分から謝るのは抵抗があるという人もいるでしょう。しかし、時間が経てば経つほど、謝りにくくなるものですし、関係の悪さが取引先やお客様にまで影響しないとも限りません。
いつまでも仲違いして気まずい思いをするよりも早く謝って関係を修復した方が気持ちはずっと楽になります。毎日顔を合わせる相手や、これからもお付き合いしなければならない相手ならなおさらです。
〇対面が無理ならメールもあり
直接顔を合わせては謝りくいという場合は、メールで謝罪するという方法もあります。口下手でついキツイことを言ってしまうという人は、文字にした方がうまく謝れることもあります。
いったんメールで謝りたいという気持ちを伝えてから、改めて対面で謝るという2段階にするのも上手な対応方法です。
〇誰かに間に立ってもらう
メールでも謝りにくいという人は、共通の友人や同僚、先輩などに頼んで申し訳ないと思っていることをそれとなく伝えてもらうというのも手です。三人での飲み会を設けてもらうなど、謝罪の場をセッティングしてもらうのも良いでしょう。
〇職場の人が気づく前に仲直りする
喧嘩が2人の間だけのことなら問題はさほど大きくなりませんが、職場の人にまで知られてしまうとやっかいです。話に尾ひれがついて、収集がつかなくなることも。謝りたくても謝れないという事態にもなりかねないので、周りが気づく前に仲直りしてしまうのが得策です。
〇いつまでもクヨクヨしない
謝ったら喧嘩を引きずらないことが大事。「あのときのこと、今どう思っているんだろう」と余計な心配をしないことです。多少のトラブルがあったとしても、きちんと謝ったのであれば、お互い忙しく仕事をしてうちに忘れてしまうものです。
〇同じことを繰り返さない
同じ喧嘩を二度としないように学習しましょう。報連相が足りなかったのなら、どう報連相すればトラブルを未然に防げたのかを考えて、次に活かすことが大事です。
大人として恥ずかしくない上手な謝り方
〇「ごめんなさい」を最初に言う
最初に「あのときは申し訳ありませんでした」「先日は言い過ぎました」と言うことが大事です。そうでないと、謝っていることが相手に伝わりません。
下手をすると「またあのときのことを蒸し返そうとしているのか?」と思われてしまうことも。たった一言でもきちんと謝れば思いは伝わります。
〇そのときの自分の気持ちを伝える
自分にも相手にも言い分があったからこそ喧嘩になったわけですから、そのときの自分の気持ちを率直に説明することで、相手も納得しやすくなります。
言い訳ではなく、あくまで理由を冷静に伝えることが大事です。
〇ごちゃごちゃ言い訳しない
謝るときは、喧嘩したときの自分の言動について言い訳したり、相手の悪い点を指摘してはいけません。自分を正当化しようとすると、「反省していない」と思われてしまいます。相手がどうであろうと、自分に悪かった点があれば素直に認めて謝りましょう。
〇いまさら喧嘩を蒸し返さない
せっかく自分から謝ったのに、いつのまにかまた喧嘩…という経験はありませんか?
自分の中で謝ることを少しでも納得していないと「でも、あのときは…」「だって、あなたがあのとき…と言ったから」という言葉が出てしまうのでご注意を。喧嘩の蒸し返しは厳禁です。
〇相手の方に体を向けて謝る
謝るときは相手の方へきちんと向き直って顔をみて謝るのがマナーです。
気まずいからといってそっぽを向いて謝るのは大人のすることではありません。勇気がいるかもしれませんが、しっかり相手の方を見て謝り、誠意を見せることが大事です。
〇何かしながら謝らない
「何かをしながら」「ついでに」謝ってはいけません。
謝る時間をきちんと作るのがマナーです。相手が忙しいときに謝るのもNGです。
「お話があるのですが、いま少しお時間よろしいでしょうか?」と確認してから謝ります。
〇人がいないところで謝る
相手に恥ずかしい思いをさせないため、職場の他の人にいらぬ心配をかけないためにも、2人だけになれる場所で手短に謝りましょう。
〇最後は笑顔で仲直り
喧嘩というと悪いものに聞こえますが、意見をぶつけ合うのは職場では自然なことです。うまく言えなかったり、つい言い過ぎてしまったりすることは職場では決して珍しいことではありません。
問題は、相手の感情を害してしまったときにどう謝るかです。素直に反省してすぐに謝り笑顔で仲直りしてしまえば、それ以上問題がこじれることもありません。
きちんと対応すれば気まずい思いをしなくて済む
誰でも喧嘩をすると気まずいものです。
しかし、怒りや恥ずかしさといった感情にまかせて辞めるということは、社会人として避けなければなりません。ささいなことで喧嘩になってしまうのは、普段のコミュニケーションが足りないからともいえます。つまらないことで気まずい思いをしたくないなら、普段のコミュニケーションを大事にしたいものです。