作業中のちょっとした油断で起こりやすいのが「切れ」や「こすれ」のケガ。
「自分は大丈夫」と思っていても、意外と身近に危険はひそんでいます。
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①刃物、ガラス、段ボール、金属、木のパレットなどで皮膚を切った
→ 危険な道具を扱っているという意識、薄れていませんか? 作業環境も見直してみましょう。
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②何かにこすれて皮膚を傷つけた
→ こういったケガは軽く見られがちですが、意外と多いんです。保護具の使用、忘れていませんか?
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①木材カッターの周囲に木くずが溜まっていたので、
止めずに手で取ろうとして指をケガ
→ まずは機械を止めて、安全を確認してから除去。治具を使うようにして、手順書にしておくのが大切です。
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②カッターでひもを切ろうとして指も切ってしまった
→ 刃先をしっかり見ながら作業していますか? カッターは定期点検と交換をルールにしましょう。
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③ガラスや金属を素手で持って手を切った
→ 対象物に合った手袋を選んで使いましょう。綿、皮、ゴムなど、用途で使い分けることがポイントです。
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④切れ味の悪いカッターで無理に作業して、滑ってケガ
→ 切れにくくなったらすぐに交換。「まだ使える」は事故のもとです。
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⑤ヒヤッとした経験を放置していたら、同じ作業でついにケガ
→ 小さな異変こそ見逃さないこと。ヒヤリハットは共有して、対策につなげましょう。
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⑥足元が悪い、姿勢が悪い状態で無理に作業して手元が狂ってケガ
→ 安定した足場と姿勢は、作業の基本中の基本です。焦らず環境を整えてから始めましょう。
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紙や段ボールでさえケガをすることがあります。
ましてや刃物やガラスなら、なおさらです。
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安全はちょっとした意識の積み重ねから。
毎日の作業、一つひとつを丁寧に。
自分のためにも、周りのためにも、気を抜かずいきましょう。
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