2025年5月 熱中症の予防について

今月の目標は「熱中症の予防」です!

今年はすでに暑い日が増えてきています。みなさん、油断していませんか?
昨年は、なんと室内でも熱中症が発生しています。体調がよくなかったり、休憩が足りなかったり、環境が原因になることもあります。

同じことを繰り返さないように、次のポイントを意識して行動していきましょう!

 

■熱中症ってどんなもの?

①どうして熱中症になるの?
暑くてジメジメした場所にいると、体の中に熱がたまり、うまく逃がせなくなってしまいます。これが熱中症の原因です。

②どんな症状が出るの?
最初は、めまいや顔のほてりなどが出ます。
進んでくると、筋肉痛や頭痛、吐き気も出てきます。
さらに悪化すると、意識を失ったり、けいれんを起こすことも…。そうなったら、すぐに病院での治療が必要です!

③もしなってしまったら?
意識がない場合は、すぐに医療機関へ連絡してください! 応急処置としては、首や顔を冷やしましょう。
意識がある場合は、水分と塩分をとって、涼しい場所へ移動! 顔やわきの下、首などをしっかり冷やしてください。
めまいがあるときは、横になって足を少し高く(10cmくらい)して、水分と塩分を補給しましょう。体温が40℃を超えていたら、迷わず病院へ!

 

■熱中症を防ぐにはどうすればいい?

①暑さに負けない体づくりをしよう!
体調を整えるのは毎日の積み重ねが大事です。
バランスのいい食事、しっかりとした睡眠、そして適度な運動を心がけましょう。

②水分はこまめにとろう!
のどが渇いていなくても、水分は定期的にとってくださいね。

③無理せず、しっかり休もう!
作業中でも「ちょっと疲れたな」と思ったら、こまめに休憩をとりましょう。体調が悪いときは特に注意です。

④「暑さ指数(WBGT)」をチェックしよう!
温度だけでなく、湿度や日差しも考慮した指標です。

★暑さ指数(WBGT)21~25:しっかり水分補給を!
★暑さ指数(WBGT)26~28:こまめに休憩をとろう!
★暑さ指数(WBGT)29~31:激しい運動は禁止!高齢の方は室内でも注意が必要です。

⑤少しでも体調が悪いときは、無理しない!
疲れ、寝不足、熱、下痢、風邪などの症状があるときは、まわりの人に知らせてください。

 

最後に

これからどんどん暑くなっていきます。
その前に、自分の体と相談しながら、少しずつ暑さに慣れていきましょう。
無理をせず、安全第一で、元気に夏を乗り越えましょう!