2025年2月 保護具を正しく着用しよう!

みなさん、仕事をするうえで一番大切なのは何だと思いますか?それは「安全に働くこと」です!

どんなに注意していても、人はミスをするもの。だからこそ、自分の身を守るために必要なのが保護具です。
特に、粉じんや有毒物、化学物質、危険物などから身を守るためには、適切な保護具の着用が欠かせません。
今回は、保護具の重要性と正しい使い方について、一緒に確認していきましょう!

 

■ 保護具が必要な理由

① 安全意識を高める保護具を着用すると、「ここは危険な場所だ」と意識するきっかけになります。それが、事故を防ぐことにつながります。
② 本質安全化が難しい場所でも身を守れる設備の危険を完全になくすには時間やコストがかかります。だからこそ、すぐにできる保護具の着用が大切なんです!

 

■ 保護具の正しい使い方

▼用途に合った保護具を選ぶ例
・粉じん作業なら防じんマスク
・飛来物のある場所ならヘルメット

▼正しい方法で着用する例
・ヘルメットはサイズを合わせ、つばを前にする
・使用前後の点検を徹底する
・破損・劣化・使用期限を確認する
・使用後は清掃し、異常があれば上長に報告する
・作業性より安全を優先する
・「着用しづらい」「不具合がある」と感じたら、勝手に外さず、必ず上長に相談する

 

■ 代表的な保護具と注意点

★ヘルメット・帽子
→ 頭部を守る(サイズを合わせ、正しく着用)

★マスク
→ 粉じん・有毒物の吸引防止(種類を選び、定期交換)

★手袋
→ 切創・高温低温・薬品・感電防止(用途に合ったものを選び、穴が開いていないか確認)

★メガネ
→ 飛来物・化学薬品から目を守る(定期的に清掃・点検)

★靴
→ 耐圧・踏み抜き・感電防止(サイズを合わせ、かかとを踏まない)

 

みなさんの最後の砦となるのが保護具です。
しっかりと着用し、安全に作業しましょう!