2024年7月 運搬具(フォークリフト等)による災害防止月間

今月の目標は「運搬具(フォークリフト等)による災害防止月間」です。

7月1日~7日は「全国安全週間」と定められ、労働災害防止活動の推進を図ることで、安全に対する意識と職場の安全活動の向上が目指されます。全国安全週間ではスローガンが定められ、2024年度は「危険に気付くあなたの目 そして摘み取る危険の芽 みんなで築く職場の安全」です。このスローガンをもとに、ティー・シー・シーでも災害防止活動に注力し、特に運搬具(フォークリフト等)に絞りゼロ災を目指していきましょう。

 

フォークリフトによる労働災害防止のためのポイント

①フォークリフト運転資格の確認と教育
②点検・定期自主点検等の実施
③作業計画の作成・周知

フォークリフトの免許の有無はもちろん、作業に慣れてくると安全確認が疎かになり事故発生の起因ともなるため定期的な実務教育が必要です。またフォークリフト自体の点検も定期的に行い、作業手順の周知徹底が必要です。

 

フォークリフトの事故防止対策

①フォークリフトの専用通路を作る
フォークリフトが走行する区域と人が歩行する区域をだれが見ても分かるように目立つ色のテープなどを使用して分ける必要があります。

②指差し確認、指差し呼称の徹底
特に停止状態から動き出す際などは必ず指差し確認や呼称確認を行い、作業者へのルール化や習慣づけが必要です。

③安全運転と安全な積み方の徹底
安全な乗り方や積み方は一貫して守られなければなりません。フォークリフト作業に慣れたベテランの作業者ほど「短時間でできるから」「荷物が軽いから」という油断から事故が起こりやすくなっています。

④危険予知トレーニング
これは安全に対する意識を高めていくトレーニングです。フォークリフト作業に潜む危険なシーンや環境を洗い出し、安全な職場環境へと導きます。作業者全員で危険個所やシーンを考え、共有し、ルールを徹底する必要があります。