2023年9月 日常生活の中での火災・風水害対策について

今月の目標は「火災・地震・風水害等身近に起こりうるものの対策を考える」となっています。

 
下記内容を参考に、まず自分、そして家族・グループで防災の心構えを見直してください。

 
 

1.なぜ防災月間・防災週間を設定したか

100年前に関東大震災が発生し、多くの課題が明確になりました。被害を最小限に止める必要があります。
しかし、常に意識しておくことが難しい防災ですので、身近に起こりうるものとして年1回は考え対応を準備出来るよう、9月1日を「防災の日」としました。
直近では、阪神・淡路(主に神戸)と東日本(主に東北)の震災と各地で異常な水害が発生しています。

 
 

2.身近な場所でどんな災害が起こりうるか確認し、行動内容を決める

 

■災害①『地震』

◆家具倒れ防止/屋外脱出経路確保/避難場所と経路の確認/非常持ち出し品準備
内陸部では火災・家屋倒壊・土砂崩れ等の対応、沿岸部では津波対策を加えて考えてください。

 

◆家族との連絡方法確認
家族バラバラの時間帯で発生した時の行動(子供の迎え等)を決めて連絡方法を決める

 

■災害②『水害』

◆屋内の物高い所へ/屋外の物屋内へ/避難時期を決める(人も車も水位40cmが限度)
土砂災害の危険の有無を確認し、危険性有りの場合避難の時期を決めておく

 

◆非常持出しの準備/水と食料確保

 

■災害③『火災』

◆初期消火/消火器の配備と使用方法
発火して3分間が肝心と言われています。
消防が来るまで約7分と言われています、天井に燃え移ったら避難しましょう。

 

◆非常持ち出しの準備
救急薬品・常備薬・ミルク・哺乳瓶・紙おむつ・現金・預金通帳・印鑑・保険証・身分証明証・下着・タオル・ティッシュ・飲料水・非常食・缶詰・懐中電灯・ラジオ・電池・ライター・水筒・軍手

 

※非常持ち出し品は、1人15kgが目安といわれてます。
※最近はコロナ対策としてマスクや体温計・除菌シートなども推奨されています。
※定期的に入れ替え(食べ物・電池)含め点検し不足分等補充しましょう。

 

◆避難時期の判断基準/避難時期と場所の判断基準を決める
『防災訓練』『避難訓練』『救助訓練』
→災害発生時敏速に最適な行動をとり、被害を最小限に食い止めるのに重要です。

 

まず自分を守るのは自分が基本です。(自助)
次に、身近な人・近所の助け合い(共助)、最後に自治体企業の公助協働といわれてます。安否確認方法・初期消火・避難誘導・点呼方法・報告・AED使用方法・炊き出し等いろんな防災知識を学べます。

 
 

防災は日常の心がけが肝要です。
災害を想定し備えをして被害を小さくしましょう。