2023年10月 運搬具についての危険予知活動について

今月の目標はフォークリフトを代表とする運搬具による災害防止です。

昨年度は3件の災害が発生しています。下記に運搬機の使用上の注意事項をまとめましたので、取り組みをお願いいたします。

 

フォークリフトに関して

フォークリフトについては損傷や故障などから生ずる故障を防止するため「作業開始前点検」「定期自主点検」を実施する必要があります。
 

※注意事項※
①荷崩れを防止するためにバランス良く積む、急発進、急旋回、急停止をしない
②バック走行時には後方確認を徹底する
③フォークリフトに荷物を載せて前進する際は前方と死角確認をする
④構内を通行する時は安全通路を歩行し荷物の陰などから飛び出さない
⑤制限速度を守り、用途外使用をしない

 

手押し台車に関して

手押し台車はフォークリフトと違い資格が不要のため誰でも気軽に使用できる点があります。気軽故に、基本的な使い方を知らない人も多いかと思います。台車でもの事故を防ぐための基本的な使い方や注意点を確認しましょう。
 
①必ずストッパーをかける

台車を止めて荷物の乗せ下ろしなどの作業をする場合は必ずストッパーをかけましょう。ストッパーをかけずにいると作業の途中で台車が動いてしまい、大けがに発展します。

②荷物を載せすぎない

複数の荷物を載せる際は適当に載せるのではなく、重いものを下にするなど荷崩れ事故が起きないような工夫が必要です。さらに高く積み上げるのも危険です。視界が遮られ、前方確認ができなくなってしまいます。

③使い終わった台車を放置しない

品出しや荷物運搬など台車での作業が終わったあと、「すぐまた使うから」と台車を出しっぱなしにはしていないでしょうか。他の従業員やお客様が台車を踏んで転倒してしまうなどの事故が発生しますので、使い終わった台車はすぐに所定の位置に戻すことを遵守しましょう。