労働災害三大要因の中で一番多いのが不安全行動と言われています。不安全行動とは「全ての作業で決められている標準作業を無視した行動」だと思います。
令和5年、年頭の目標は「標準作業の徹底」です。これは災害防止の基本条件です。下記内容を参考に標準作業の徹底へ注力願います。
人の動きが有り且つ繰り返しの作業で、安全で品質・能率を維持向上させるために無理・無駄・ムラのない作業方法の事を言います。(安全第一)
また、誰がやっても安全で同じ結果(品質・効率)が出るよう人の動作、機械の操作手順等が現状で最善なものが「標準作業」です。行っている作業が安全行動である判断基準となりますので、以下の実行を必ずお願い致します。
詳細な内容は「作業標準」を作成し追加する。
②設備の変更・材料の変更・作業の変更等が有ったら見直しをする。
無くても定期的に見直しをする。
(何故なら安全確保と品質・能率の向上に終点はないからです。安全第一が基本です!)
①職場へ配属されたときに導入教育で徹底する
→ 教育後の作業のフォローが大切です。
②まめな職場巡視で標準作業遵守を確認する
→ 違反行為(不安全行動者)に注意する勇気が必要です。(⇒作業者相互の啓発励行)
③違反の理由を吸い上げ、見直しへ活かす
→ 標準作業でその作業の「安全行動」を示し、災害を防止する。
2023年は災害が発生しないよう、全てにおいて安全第一で業務に取り組んで下さい!!!