今月は『第95回 全国安全週間の準備月間』です。
安全意識高揚と安全活動の定着を目的としています。
ティー・シー・シーでは過去に、
「パレットの隙間に足を挟む」
「マットがめくれて足を取られる」
「急ぎ足で足がもつれる」
などの災害が発生しています。
転倒したあとの二次災害が危険です。
※特に、高齢者や運動不足の人は注意してください!
転倒事故防止のポイントをまとめてみましたので、参考にしてください。
*転倒事故防止のポイント*
①備品管理面の対策【4S(整理・整頓・清掃・清潔)】
・歩行場所に物を放置しない
・床面の汚れ(水、油、粉等)を取り除く
・床面の凹凸、段差等の解消
②転倒しにくい作業方法
・時間に余裕を持って行動
・滑りやすい場所では小さな歩幅で歩行
・足元が見えにくい状態で作業しない
③その他の対策
・作業に適した靴の着用
・職場の危険マップの作成による危険情報の共有
・転倒危険場所にステッカー等で注意喚起
・体操による筋力維持・アップ
【KY活動】=潜んでいる危険を見つける(Kは「危険」、Yは「予知」の頭文字です。)
KY活動は、業務を始める前に「どんな危険が潜んでいるか」を職場で話し合い、危ない点について合意をした上で対策を決め、設定された行動目標や指差し呼称項目を一人ひとりが実践することで、安全衛生を先取りしながら業務を進める方法です。
忙しい時間帯などには4S活動がおろそかになって作業通路が汚れてしまったり、作業を急ぐあまり注意力が散漫になるなどにより、転倒災害のリスクが増加する可能性もあります。
過去の災害事例を基にしたKY活動も積極的に進めましょう!