2022年3月 ルールを守って災害防止

『運搬機の取り扱いについて』

 

 

運搬機は物の移動に大変便利で身近な物ですが、ルールを守って使わないと即災害へと繋がります

当社の主な運搬機はフォーク・ハンドフォーク・台車だと思います。下記内容を参考に災害を防止してください。

 

 

*種類ごとの注意点*

 

①フォークリフトについて


事故が発生すると重大事故の可能性有り、使用するには免許取得が条件となっています。
⇒技能と知識の習得


▼発進時の安全確認
周囲の安全、死角の有無、保護具着用、荷物積載の不備の有無確認


▼荷物運搬時
重量、表面積は適正で正しくフォークが入ってる事
⇒走行速度遅く特にカーブ、急(発進・旋回・停止)の禁止


▼フォークリフトの走行範囲の明確化
極力専用化し共用場所のルール(フォーク優先)を明確にする
⇒運転時の安全確保最優先

 

②手押しの台車


運搬時の荷崩れ対応が必要⇒荷崩れによる2次災害防止
…人手で運ぶと両手が使えず転倒時災害発生の恐れがあります。その防止策で台車活用と便利な運搬機です。


▼荷物の重量・大きさの適正化を全員で決める
荷崩れ防止を確実にする
⇒急(発進・停止・旋回)の禁止


▼床面の凹凸、障害物、下り坂、曲がり角の運行時の荷崩れに注意する

 

③ハンドリフター


運搬時の荷崩れ対応が大切⇒荷崩れによる2次災害防止
…フォークと台車の中間規模の荷物運搬に便利です。また、移動は引っ張り専用です。


▼荷崩れ対応
荷物が安定する爪の位置を確保と床面より持ち上げ確認
⇒必要以上に持ち上げない。


▼床面の凹凸、障害物、下り坂、曲がり角の運行時の荷崩れに注意する
急旋回・急停止をしない。


▼未使用時は定位置で且つ爪を床面まで下げて保管する
⇒人のつまづき防止!

 

荷崩れ防止と運搬機走行の安全確保に努めて事故と災害防止を目標としてください。

 

〇最後に〇
2022年度も最後の月となりました。
今年度の安全衛生活動の反省をして次年度活動方針設定の参考にしましょう。
災害のない職場づくりに来年度も引き続きご協力をお願い致します。