2022年1月 標準作業で無駄なく安全に

『うっかりミスによる災害防止について』

 

人はミスをする動物と言われるほど、ミスを完全に防止することは難しいと言われています。しかし、災害を防止するために『うっかりミス』を減らす事が大切です。

 

下記内容を参考に、『うっかりミス』減少へ努力・工夫をお願いします。

 

『うっかりミス』の要因
 ①安全第一の不徹底
 ②慣れ・危険軽視
 ③連絡不十分
 ④無知・経験不足
 ⑤業務集中過多
 ⑥錯覚
 ⑦疲労
 ⑧集中力の欠如
 ⑨パニック発生


①安全第一の不徹底

職場で能率追及を優先し安全をないがしろにする集団欠如。効率を追求し作業標準を無視して発生する。


②慣れ・危険軽視

ベテラン作業者に多い「これぐらい大丈夫だろう」という標準作業を無視した行動。


③連絡不十分

複数人で作業する際に指示徹底の不十分で発生する。


④無知・経験不足

新人作業者に多い、業務内容について知識が乏しく経験も少ない時に発生する。


⑤業務集中過多

目の前の業務に夢中になり周囲が見えなくなり発生する。


⑥錯覚

指示の聞き間違いや思い込みで発生する。


⑦疲労

疲れが蓄積すると体が意志通りに動かず発生する。


⑧集中力の欠如

単純作業で回りへの注意・意識が低下して発生する。


⑨パニック発生

想定外の状況が発生し、慌てていつもの冷静な判断・行動ができなくなり発生する。

 

『うっかりミス』防止策


★安全第一の意思を徹底する

★標準作業の遵守

★作業前ミーティングの実施

★業務内容教育の徹底とフォロー

★グループ員同士の相互注意

★指示内容の文書化・全員で唱和

★適度に休憩を取りお互いに観察する

★安全意識の高揚と相互注意

★危険予知トレーニングの実施、想定外の事例も注意喚起

 

<その他にも・・・>

・ヒヤリハットの吸い上げと公開

・グループ内の相互注意の奨励と徹底

・なぜ起きたか、どんな災害に結びつくか全員で確認・全員で徹底

・類似のうっかりミスの撲滅

・人のミスをカバーするシステムの構築

 

本人の安全意識の高揚と仲間同士の相互注意でうっかりミスを減少し災害を防止しましょう。