2022年9月5日 05:09
今月のティー・シー・シーの目標は「防災の心構えと無理な姿勢の作業見直し」となっています。
毎年9月は、防災月間として全国一斉に取り組みを実施しています。災害に備え、ご家庭で取り組むべき主な対策をご紹介します。
★無理な姿勢での災害防止について
長時間の無理な姿勢での作業は、安全・品質・能率の阻害要因の主たるものといわれています。
日常の作業で疲れる、窮屈、面倒な作業は上長に申請しグループで改善案を出しましょう。変更後は標準化して全員へ通知し次の改善へ繋げ、労災をなくしていきましょう。
無理な動作によって起こる労災事故の例をご紹介します。
■社会福祉施設
介護の現場では労働者が利用者の入浴やトイレの介助、ベッドからの上げ下ろしなどの際に無理な姿勢をとるため、介助者が身体を傷めるケースが多くなっています。
■製造業
荷物の上げ下ろしや運搬などの作業の際に身体に無理な負担がかかることが影響しています。令和3年には2,929件の無理な動作による労災事故が発生しています。