2022年2月 適切な取扱いで安全に

『保護具着用の徹底について』

 

保護具」は作業者を災害から守る大切な役割を持っています。しかし、きちんと着用しなくては意味がありません。

 

下記の内容を参考に保護具について今一度確認をお願いします。

 

 

1. 保護具の着用について

 

①正しくきちんと着用する
→機能を確保しないと災害防止にならない

 

②使用前と使用後で約束事を決めて管理する
→異常時はただちに上長へ報告し指示を受ける

※使用前:保護具の異常の有無(劣化・破損・使用期限)を確認する
※使用後:保護具の手入れ・清掃と異常の有無(劣化・破損・使用期限)の点検

 

③自分に合ったサイズの保護具を着用する

 

 

 

2. 保護具の種類と目的・注意点

 
▼ヘルメット
飛来物・落下物・墜落・転倒時に頭部を守る。
サイズのあったものを着用し、アゴひもをきっちり締める。

 

▽帽子
①飛来落下物・ぶっつけでの頭部を守る。
②髪の毛の巻き込まれ防止。
サイズのあったものを着用。つばを前に深くかぶる。

 

▼メガネ・面
飛来物・光より目と顔面を守る。
目と顔面に密着させ、傷・汚れのないように維持する。

 

▽マスク
粉塵・有害物の吸引防止。
用途ごとに適切なものを選び、定期的な検査・交換が必要。

 

▼耳栓
騒音から耳を守る。
騒音70デシベル以上の職場は必須!それ以外でも着用する。
着用時、仲間との連絡方法を決めておく。

 

▽布手袋
切れこすれ・低温物より手を守る。
高速回転部・高温物を取り扱う所では使用禁止(巻き込まれる恐れがある為)

 

▼皮手袋
切れこすれ・高温物より手を守る。
金属板の加工・運搬の際に使用する。

 

▽ゴム手袋
①化学薬品・水溶液より手を守る。
手袋の穴の有無を使う前に確認し、定期的に交換する。

 

②電気工事時の感電防止。
高電圧(300ボルト以上)は特別性がある。定期的に汚れ・摩耗劣化を確認する。

 

▼安全靴
圧力・踏抜き・感電より足を守る。
サイズと用途に合った物を選ぶ。かかとを踏まず正しく履く。

 

 

保護具着用の指示に従い正しく着用することが自分を災害から守る基本条件です。