2021年12月 死亡災害のうち2割は交通労働災害

『通退勤・交通事故災害防止について』

 

令和2年の死亡災害報告(確定値)によると交通事故による死亡者が164名と全体の20%を占めています。

 

当社では2016年(10件)をピークに全員の努力で交通事故は減少して来ました。しかし、10・11月度に3件続けて発生し累計5件となっています。例年12月は全国的に交通事故が多発する時期でもあり、降雪や降雨によって路面凍結が起こり思わぬ事故が起きる季節でもあります。

 

下記内容を参考に交通事故ゼロで新年を迎えられるようお願いします。

 

 

▼交通事故の要因と対応について▼

 

①交通規則・ルールの無視

 

過去の重大事故の再発防止策で交通法規は出来ています。遵守することが最優先です。

 

★速度制限遵守…無理な計画を立てず余裕ある運転を心がける。

 

★信号遵守…特に交差点内にやむを得ず黄色で侵入した時、対向車の有無・動きに注意する。

 

★車間距離確保…走行速度で必要な車間距離が変わります。

 

前方の車が急停止しても追突しない距離の確保

 

★進路変更時の安全確保…表示を早目に出し、前後左右の人・車との安全を確認して変更する。

 

★横断歩道前一時停止横断者がいたら必ず停止する。

 

 

②時間に余裕のない走行計画となっている

 

到着予定時間に間に合うように、目的地までの距離・混雑予想等を考慮して出発時間を決める。(10分前に到着する計画)

 

信号無視・速度違反・車間距離不足・無理な追越し等の災害発生要因の大きな要因です。

 

 

③考え事等のながら運転での前方不注意

 

携帯・スマホ厳禁頭と目を前方の安全確認に集中する。

 

 

④車の整備不十分

 

タイヤの摩耗放置と冬場用タイヤの早めの装着と定期点検の実施

 

 

⑤安全確認不足

 

☆相手が(止まるだろう・出てこないだろう)と一方的に判断して安全を確保してない止まらないかもしれないの気持ちが大切

 

☆初めて通行する道で進路に注意を取られ安全確認不足…安全最優先に徹し可能な限り同じ道を通行する。

 

 

⑥運転者の体調不足

 

★睡魔が来たら即休む…睡眠・栄養の取得に日頃より心がける。

★いつもと体調が違うと感じたら周囲の人に相談し何らかの行動をする。…念のため医者へ行く。

 

 

 

まず交通法規の遵守、そして安全を確認しながらの運転を心がけましょう!