2020年4月度 災害ゼロへ!安全衛生体制の確立

1.基本事項

・自分はどんな時でも絶対怪我をしない事を第一とした行動をする。⇒ 安全意識の高揚&安全第一
・指示された事を、指示された方法・手順で行う。→ 見よう見まねでやらない。(自己流)
・保護具(メガネ・軍手・安全靴)は、必ず着用する。→ 正しく着用。
・危険と感じたら、すぐに作業を止めて責任者へ報告する。
→ いくらまじめに仕事をしても、怪我をすると今までの努力は消える。⇒ 雇用の継続は、災害ゼロの継続です。
・自分の健康管理を確実に行う。→ 体調の維持。 休養・睡眠・栄養・ストレス排除。

 

2.4月度の安全衛生目標

 「災害ゼロへの安全衛生活動推進体制の確立について」

 

 昨年度の災害件数は、24件でした。残念ながら対前年9件の増でした。

スタートはゼロで上期は7件でしたが、下期では17件と多発してしまいました。

内容は以下の通りです。

①切れこすれ25%・転倒17%・交通事故13%・フォーク関連13%・熱中症 9%・挟まれ9%となっています。

②3要因別では、不安全行動での発生が46%・不安全状態が34%・どちらとも云えない20%です。

③経験年数では、1年未満が50%・1年以上2年未満が24%・2年以上3年未満17%です。

④年齢別では、60歳以上29%・20歳代21%・30歳代25%・40歳代17%です。

⑤月別では、10月25%・11月25%・12月17%・8月13%・9月8%です。

 特注すべきは、災害の要因で作業者の安全意識が高揚すれば解決出来る要因が全体の80%です。

また、仕事に不慣れな経験の浅い作業者の災害が多い事と10月以降に多発したことが言えると思います。

何か特別事情が有ったか否かは不明です。

これを参考に、各営業所毎・社員一人一人災害ゼロに向けて下記内容の徹底をお願いします。

 

1.昨年度の安全衛生活動の反省をする。

・各営業所毎、自営業所内での災害発生内容を分析し、要因を追求し、再発防止案を作成しスタッフへ徹底する。

・各営業所単位で、安全衛生活動が活発に推進できたか。→ リーダーのもと組織として推進できたか

・社員ひとりひとり、安全の取り組みに参画したか → スタッフの安全意識の高揚に努めたか→ 類似災害が再発してないか。

2.TCCの方針を基に新年度の目標を設定する。

①各営業所は、自営業所の2020年度の災害の再発防止策を決め徹底する。

②社員は、自分の受け持ちスタッフの安全確保のために何をするかを決め上長へ報告する

③管理部は、各営業所の目標を把握し達成へ援助をする。→ 特に類似災害の再発防止へ注力する。

3.類似災害の防止をする。

・事務局は、万一災害発生したら他の営業所へも知らせて他営業所にも、再発防止対応を要請する。

・営業所は、他の営業所の災害を自営業所の災害と思い再発防止の対応をする。

・営業担当者は、スタッフへ災害内容の説明をし類似災害の再発防止を図る。

 

 ◆災害は、起こしてはいけない!を目標に安全衛生活動を進めてください。

 

(災害発生の3要因) ⇒ 要因一つで40%、二つで70%、三つで90%の確率で災害が発生する。

 

不安全行動 ⇒ 作業手順・作業方法・ルール等を、無視した行動。→ 作業標準を無視した行動

不安全状態 ⇒ 整理整頓がされていない・設備のトラブル多発・本質安全化の不備・体調の不備。

管理上欠陥 ⇒ 作業標準の不備・安全教育の不備・安全管理の不備・設備の管理不備・指示徹底の不備。

*①②は、皆さんが守る義務項目です。 この項目を無くせば、災害の70%を防止できる。

 

《通退勤途上の交通事故防止》

止まるだろう、大丈夫だろう運転から、止まらないかもしれない、ぶつかるかもしれない運転を心掛ける。
②雨天・降雪時気持ちに余裕を持って運転する。→ 自宅を5分前に出る。(速度違反・信号無視)をしなくなる。
③交通規則の厳守。→ 速度と信号を守る事が、自分と他人の身を守る基本事項です。

*会社に登録した通勤経路を通ること。→ 危険の予知ができる。→ 事故防止につながる。