2020年3月度 正しく運ぼう!運搬機

1.基本事項

・自分はどんな時でも絶対怪我をしない事を第一とした行動をする。⇒ 安全意識の高揚&安全第一
・指示された事を、指示された方法・手順で行う。→ 見よう見まねでやらない。(自己流)
・保護具(メガネ・軍手・安全靴)は、必ず着用する。→ 正しく着用。
・危険と感じたら、すぐに作業を止めて責任者へ報告する。
→ いくらまじめに仕事をしても、怪我をすると今までの努力は消える。⇒ 雇用の継続は、災害ゼロの継続です。
・自分の健康管理を確実に行う。→ 体調の維持。 休養・睡眠・栄養・ストレス排除。

 

2.3月度の安全衛生目標

 「運搬機取り扱い時の災害防止について」

令和元年度最後の月になりました。各営業所・各個人単位で1年間の安全衛生活動について結果を基にして良かったこと努力すべきところを明確にして下さい。

今月はいろんな物を移動する時に使う運搬機の安全について考えてみましょう。

重たく大きい物を一度にたくさん運べて便利な、フォークリフト・ハンドリフターの安全確保を下記内容を基に願います。

 

1.フォークリフトについて

①運転するのには、一定の講習を受け資格取得が必要です。

・1t未満は特別教育、1t以上は技能講習を受ける。

②運搬物の重量・大きさでフォークリフトの機種が決まります。→ 重量制限等厳守のこと

・運搬する重量を確認してフォークリフトを選ぶ。

・パレットで一度に大量に運搬する時は合計重量に注意が必要。

③定期検査(年・月・日)が法令で義務付けられています。

・年次検査→ 国家資格を持った作業者が実施すること。→ 原動機、動力伝達、走行操作制動電気油圧等全般

・月次検査→ 上記資格が無くても実施できる → 制動装置(ブレーキ、タイヤ摩耗、警報)・操作装置・油圧装置等の異常の有無を確認する

・日常検査→ 使用者が実施 → 制動装置、操作装置、フォーク部、油圧、車輪、前後灯、警報、方向指示器が正常であること

 

2.安全心得

①運転操作ミスをしない。→走行時や荷役作業中は安全第一を基本に、(レバー操作・ペダル操作)を間違いなく行う。

②安全確認ミスをしない → 指差呼称確認し大丈夫だろう運転をしない (前後左右の確認を指差呼称で実施)

③点検整備の実施 → 年次・月次・日常点検を実施し記録に残す。(異音・異臭等いつもと違く感じたら即責任者へ報告)

④危険な積み方をしない → 荷崩れしない工夫と重量の把握。(運搬中の速度と方向を変更する時は要注意)

⑤フォークリフトの作業範囲の明確化と厳守 →作業者とフォーク通の区別が良い(共有場所での作業者・フォークのルールを明確にする)

⑥フォークを用途以外に使わない。→ 荷役部に人を乗せない、

⑦ハンドフォーク → ハンドフォークをまたがない、→ 使わない時は、荷役部をパレット内に入れる等作業者が躓かない工夫をする。

*運転者は安全運転に徹し、一般作業者もフォークを避ける意識を持つ。→両者の安全意識の高揚がフォークリフト事故を防止する。

 ◆本年度の災害を分析し、新年度類似災害の再発防止に何をするか全員で考えましょう!

 

 

(災害発生の3要因) ⇒ 要因一つで40%、二つで70%、三つで90%の確率で災害が発生する。

不安全行動 ⇒ 作業手順・作業方法・ルール等を、無視した行動。→ 作業標準を無視した行動

不安全状態 ⇒ 整理整頓がされていない・設備のトラブル多発・本質安全化の不備・体調の不備。

管理上欠陥 ⇒ 作業標準の不備・安全教育の不備・安全管理の不備・設備の管理不備・指示徹底の不備。

*①②は、皆さんが守る義務項目です。 この項目を無くせば、災害の70%を防止できる。

 

《通退勤途上の交通事故防止》

止まるだろう、大丈夫だろう運転から、止まらないかもしれない、ぶつかるかもしれない運転を心掛ける。
②雨天・降雪時気持ちに余裕を持って運転する。→ 自宅を5分前に出る。(速度違反・信号無視)をしなくなる。
③交通規則の厳守。→ 速度と信号を守る事が、自分と他人の身を守る基本事項です。

*会社に登録した通勤経路を通ること。→ 危険の予知ができる。→ 事故防止につながる。