2020年2月度 保護具着用の徹底

1.基本事項

・自分はどんな時でも絶対怪我をしない事を第一とした行動をする。⇒ 安全意識の高揚&安全第一
・指示された事を、指示された方法・手順で行う。→ 見よう見まねでやらない。(自己流)
・保護具(メガネ・軍手・安全靴)は、必ず着用する。→ 正しく着用。
・危険と感じたら、すぐに作業を止めて責任者へ報告する。
→ いくらまじめに仕事をしても、怪我をすると今までの努力は消える。⇒ 雇用の継続は、災害ゼロの継続です。
・自分の健康管理を確実に行う。→ 体調の維持。 休養・睡眠・栄養・ストレス排除。

 

2.2月度の安全衛生目標

 「保護具着用の徹底について」

災害防止で重要なのは「作業者の安全意識の高揚」「ミスをしても災害が発生しない本質安全化」と言われています。

中でも本質安全化は、膨大な 装置・経費・時間 を必要とするものが多く即時に実施することが難しいと言われます。

しかし、災害を未然に防止するには本質安全化が重要…それを補足するのが「保護具」です。

万が一の時に自分の安全を守る為の「保護具」です。

保護具について下記の内容を参考に災害防止に努めてください。

 

1.保護具着用について

①着用はきちんと正しい使い方を守る。→ 保護具の機能確保が重要です。

②着用前 → 保護具に(破損・劣化・使用期限)異常はないか確認する。

 着用後 → 清掃、手入れの実施、異常時は交換。

③共有の保護具は、特に上記②の項目に注意する。→ 定期点検の実施有無を確認する。

④作業性より安全優先です。→不具合がある時は、上長・仲間と話し合い全員確認後変更する。

 

2.保護具の種類と役割

①頭部

・ヘルメット→ 飛来落下物からと墜落時に頭部を守る → サイズの合った物で顎ひもをしっかり締め付ける

・帽子→ 飛来物、衝突、髪の毛巻き込まれより頭部を守る→ サイズの合った物で、つばを前に着用する

・面とメガネ→ 飛来物、遮光より顔面を守る→ 顔面に密着性の高い物を使う

・マスク→ 粉塵、有害物の吸引防止→ 粉塵有害物の種類濃度により適正に使い分ける→ 定期点検・定期交換の実施

・耳栓→ 騒音70デシベル(普通の声で会話出来ない)以上の職場で耳を守る→ 着用時通常の連絡方法を考慮

②手

・布手袋→ 切れこすれ低温物より手を守る→ 高速回転部、高温部には不向き

・皮手袋→ 切れこすれ高温より手を守る→ 金属物運搬加工時着用

・ゴム手袋→ 化学薬品、水等使用時手を守る→ 手袋の穴の有無を確認する→ 定期点検・定期交換

・ゴム手袋→ 電気取扱い作業時感電防止→ 300ボルト以上は特別性の物を使う

③足

・安全靴→ 耐圧、耐衝撃、踏抜き、感電より守る→ サイズと用途に合った靴でかかとを踏まずに正しく着用

どんな理由があろうと指定された保護具は必ず着用する! それも正しく確実に。

 

(災害発生の3要因) ⇒ 要因一つで40%、二つで70%、三つで90%の確率で災害が発生する。

不安全行動 ⇒ 作業手順・作業方法・ルール等を、無視した行動。→ 作業標準を無視した行動

不安全状態 ⇒ 整理整頓がされていない・設備のトラブル多発・本質安全化の不備・体調の不備。

管理上欠陥 ⇒ 作業標準の不備・安全教育の不備・安全管理の不備・設備の管理不備・指示徹底の不備。

*①②は、皆さんが守る義務項目です。 この項目を無くせば、災害の70%を防止できる。

 

《通退勤途上の交通事故防止》

止まるだろう、大丈夫だろう運転から、止まらないかもしれない、ぶつかるかもしれない運転を心掛ける。
②雨天・降雪時気持ちに余裕を持って運転する。→ 自宅を5分前に出る。(速度違反・信号無視)をしなくなる。
③交通規則の厳守。→ 速度と信号を守る事が、自分と他人の身を守る基本事項です。