2020年05月度 作業手順を守って労働災害を防止しよう!

1.基本事項

安全意識の高揚&安全第一

自分はどんな時でも絶対怪我をしない事を第一とした行動をする。
見よう見まねでやらない(自己流)

指示された事を、指示された方法・手順で行う。
正しく着用しよう

保護具(メガネ・軍手・安全靴)は、必ず着用する。
雇用の継続は、災害ゼロの継続です!

危険と感じたら即作業を止めて、責任者へ報告する。
いくらまじめに仕事をしても、怪我をしたら今までの努力は消えてしまいます。
体調の維持。休養・睡眠・栄養・ストレス排除。

自分の健康管理を確実に行いましょう。

 

2.5月度の安全衛生目標

 

「作業標準の徹底について」

仕事をするうえで、良い品質(ミスの無い仕事)を維持し・安全で効率よく実施するのに必要不可欠なものです。 その為に、常に改善し見直すことが肝要です。その時、個人で行わず全員の総意で行います。災害の主要因である、不安全行動の主なものが作業標準の無視であると言われています。 災害(仕事のミス)を防止するために、下記内容に留意して作業標準を遵守し安全行動に努めましょう。

 

1.作業標準の目的

ある作業を、誰が行っても(安全で品質を維持し効率よく同じように)実施出来て仕事で良い結果を出すため。

→作業者全てに説明し遵守を徹底させる事が重要です。

→教育・管理監督

 

2.作業標準の内容

ある作業を行う時に該当する(安全品質・設備機器・材料・作業方法・技能・資格・作業手順・異常時の措置)を明記する

→安全・品質・効率追求を達成する為の必要充分な条件をいれる。

 

3.作業標準の作成と見直し

①作成

管理者も入り、仕事を分析し 安全・品質・効率を考慮し作成する。

→ 実際の作業を観察する。

→ 箇条書・ポイント明記・イラスト写真を添付

→ 出来た作業標準を、全員が守れることを確認する

→ 守れない作業標準では駄目。

 

②見直し

災害発生時・材料・設備・速度・レイアウト・規格・環境・製造条件 等に変更があったとき。

→ 定期的に実施

→ 最大で3年毎。

 

4.作業標準の活用

①新人&転入者の安全教育資料

新人はもちろんですが作業者の仕事が変わった時(異動)に行うことが大切。

②災害発生時の要因解析

作業標準を守っての事故時は変更が必要。

③品質・効率の向上案作成

作業のムリ・ムダ・ムラの排除

④職場の安全巡視時

作業者の行動が安全確保に繋がっているか

→ 作業標準無視時は即注意する。

 

 

【災害発生の3要因】

 

★要因一つで40%、二つで70%、三つで90%の確率で災害が発生します★

要因1:不安全行動

作業標準(作業手順・作業方法・ルール等)を、無視した行動。
要因2:不安全状態

整理整頓されて無い・設備のトラブル多発・本質安全化の不備・体調の不備。
要因3:管理上欠陥

作業標準の不備・安全教育の不備・安全管理の不備・設備の管理不備・指示徹底の不備。

 

*①②は、 皆さんが守る義務項目 です。この項目を無くせば、災害の70%が防止できます!

 

 

【通退勤途上の交通事故防止】

 

①「止まるだろう」「大丈夫だろう」運転から、「止まらないかもしれない!」「ぶつかるかもしれない!」運転を心掛ける。
②雨天・降雪時気持ちに余裕を持って運転する。→ 自宅を5分前に出る。速度違反・信号無視をしなくなる。
③交通規則の厳守 → 速度と信号を守る事が、自分と他人の身を守る基本事項です。

 

*会社に登録した通勤経路を通ること。→ 危険の予知ができる。→ 事故防止につながる。