1.基本事項
▶安全意識の高揚&安全第一
自分はどんな時でも絶対怪我をしない事を第一とした行動をする。
▶見よう見まねでやらない(自己流)
指示された事を、指示された方法・手順で行う。
▶正しく着用しよう
保護具(メガネ・軍手・安全靴)は、必ず着用する。
▶雇用の継続は、災害ゼロの継続です!
危険と感じたら即作業を止めて、責任者へ報告する。
いくらまじめに仕事をしても、怪我をしたら今までの努力は消えてしまいます。
▶体調の維持。休養・睡眠・栄養・ストレス排除。
2.7月度の安全衛生目標
「切れ・こすれ災害の防止について」
コロナウイルスの収束気配がない中、暑熱対応は大変かと思います。自分の体調と相談しながら両方の対処をしていきましょう! 7月度目標の「切れこすれ」災害は、転倒・はさまれ事故に次いで多い災害と言われています。 いろんな作業を行う中で、刃物を使用する機会が多いと思いますが、実は刃物だけが切れの要因ではありません。 下記内容に注意して切れ・こすれ災害の防止を心がけていきましょう!
1.カッター・はさみ等刃物を使用する時の注意
①刃物の切れが悪くなったら新品と交換する。
→定期的に(手入れ・交換)をする
②刃物使用の標準作業を守る
→刃物は正しく使用する
→作業標準の見直しを定期的に行う
③よそ見をして作業しない。
④目的以外に刃物を使わない。
⑤使用後は、元の場所へ戻す
→刃物の放置は禁止
→整理整頓
2.段ボールの取り扱い作業
①決められた保護具の着用
→段ボールの端は、カッターと同じく危険です。
②切断時は、刃物の先を見ながら標準作業に徹する。
→カッターが曲がります。
③コピー用紙でも切れの要因になります。
3.木材の取り扱い時
①木材の端のめくれに注意
→決められた保護具の着用
②切断時は、作業標準通りに行う。
→切断用刃物は危険が多いです。
4.ガラス類の取り扱い時
①通常素手では、取らない
→食器類を洗う時は割れるかもと思い作業する。
②破損したら放置せず区分を確実に処理する
→普通のごみと一緒にしない。
日頃のヒヤリハットを活かして、切れこすれ災害を防止しましょう。
3.災害発生の3要因
★要因一つで40%、二つで70%、三つで90%の確率で災害が発生します★
要因1:不安全行動
作業標準(作業手順・作業方法・ルール等)を、無視した行動。
要因2:不安全状態
整理整頓されて無い・設備のトラブル多発・本質安全化の不備・体調の不備。
要因3:管理上欠陥
作業標準の不備・安全教育の不備・安全管理の不備・設備の管理不備・指示徹底の不備。
*①②は、 皆さんが守る義務項目 です。この項目を無くせば、災害の70%が防止できます!
4.通退勤途上の交通事故防止
①「止まるだろう」「大丈夫だろう」運転から、「止まらないかもしれない!」「ぶつかるかもしれない!」運転を心掛ける。
②雨天・降雪時気持ちに余裕を持って運転する。→ 自宅を5分前に出る。速度違反・信号無視をしなくなる。
③交通規則の厳守 → 速度と信号を守る事が、自分と他人の身を守る基本事項です。
*会社に登録した通勤経路を通ること。→ 危険の予知ができる。→ 事故防止につながる。