2019年9月度 転倒災害防止について

1.基本事項

・常に怪我をしないという意識を持ち、安全を第一とした行動をする。⇒ 安全意識の高揚&安全第一
・行動する際には、指示された方法・手順で行う。→ 自己流の方法・手順では行わない。
・保護具(メガネ・軍手・安全靴)は、必ず着用する。→ 正しく着用。
・危険と感じたら、すぐに作業を止めて責任者へ報告する。
→ いくらまじめに仕事をしても、怪我をすると今までの努力は消える。⇒ 雇用の継続は、災害ゼロの継続です。
・自分の健康管理を確実に行う。→ 体調の維持。 休養・睡眠・栄養・ストレス排除。

 

2. 9月度の安全衛生目標

 「転倒災害防止について」

TCC社内で本年度も転倒事故が発生しています。

床のコードにつまずく転倒がありました。転倒してからの2次災害が危険です。

過去にも(パレットのすき間に足を取られた・両手で物を持ち運んでいて)等の転倒事故がありました。

全国的にも災害の25%を、転倒事故が占めていて且つ重症化傾向にあると言われています。

転倒事故の要因として(滑り・つまずき・踏み外し)があります。

下記内容を参考にし転倒事故防止へ心がけてください。

 

1.すべりによる転倒事故防止について

①濡れた(油・水)床面を放置しない。

②階段(特に鉄製)の昇降には、かかとの低い靴を着用する。

③職場内は走らない。

④マンホールのふた等、金属製上を歩くときは滑ると思い通過する。

⑤安全靴の底の摩耗度の定期検査をする。

⑥滑りやすい床は滑り止めの対応をする。

2.つまずきによる転倒事故防止について

 ①床面の凹凸・段差の有無を確認してから歩行する。→ まずは目視化し、将来的には廃止する。(ステッカー活用)

②通路と作業場の分離を明確にし、通路に物を置かない。→ 移動時は必ず通路を通ること。

③職場内の物の定位置化。→ 作業中の移動を考えた配置にする。

④両手を使った運搬作業は、極力避ける。→ 台車の活用。

⑤床上の配線・配管を無くす。→ やむを得ない時は安全対応をとる。

3.踏み外しの転倒事故防止について

①両手で荷物を持って階段を降りない。→ 前が見えるようにする。

②考え事をしながら歩行しない。

③段差等が判断できる照度を維持する。

 

*転倒のヒヤリハットの活用で、危険個所を共有化し

安全意識の高揚を図り事故防止につなげてください。

 

(災害発生の3要因) ⇒ 要因一つで40%、二つで70%、三つで90%の確率で災害が発生する。

不安全行動 ⇒ 作業手順・作業方法・ルール等を、無視した行動。→ 作業標準を無視した行動

不安全状態 ⇒ 整理整頓がされていない・設備のトラブル多発・本質安全化の不備・体調の不備。

管理上欠陥 ⇒ 作業標準の不備・安全教育の不備・安全管理の不備・設備の管理不備・指示徹底の不備。

*①②は、皆さんが守る義務項目です。 この項目を無くせば、災害の70%を防止できる。

 

《通退勤途上の交通事故防止》

止まるだろう、大丈夫だろう運転から、止まらないかもしれない、ぶつかるかもしれない運転を心掛ける。
②雨天・降雪時気持ちに余裕を持って運転する。→ 自宅を5分前に出る。(速度違反・信号無視)をしなくなる。
③交通規則の厳守。→ 速度と信号を守る事が、自分と他人の身を守る基本事項です。

 *会社に登録した通勤経路を通ること。→ 危険の予知ができる。→ 事故防止につながる。