2019年11月度 流行性の感染症を予防しよう

1.基本事項

・自分はどんな時でも絶対怪我をしない事を第一とした行動をする。⇒ 安全意識の高揚&安全第一
・指示された事を、指示された方法・手順で行う。→ 見よう見まねでやらない。(自己流)
・保護具(メガネ・軍手・安全靴)は、必ず着用する。→ 正しく着用。
・危険と感じたら、すぐに作業を止めて責任者へ報告する。
→ いくらまじめに仕事をしても、怪我をすると今までの努力は消える。⇒ 雇用の継続は、災害ゼロの継続です。
・自分の健康管理を確実に行う。→ 体調の維持。 休養・睡眠・栄養・ストレス排除。

 

2.11月度の安全衛生目標

 「流行性感染症防止について」

 

1.感染性胃腸炎について

主にウイルスなどの微生物を原因とする胃腸炎です。

①種類 →ノロウイルス・ロタウイルス・サポウイルス・アデノウィルス等があります

     (アデノウィルスは乳幼児に多い)

②症状 →腹痛・下痢・嘔吐・発熱

     感染すると24~48時間で上記症状が出て、通常3日位で回復すると言われています

③感染経路と対応

 ・ノロウイルスが海の2枚貝に蓄積し、それを食べる → 十分に加熱して食べる

 ・ノロウイルス感染者が十分な手洗いを行わず調理したものを食べる

→ 調理や食事前には、十分に石鹸と流水で手を洗う

 ・ノロウイルスを含んだ糞便や嘔吐物を処理後、触れた手から口に入る

→ 便や嘔吐物処理後は、石鹸と流水で手洗いをし、窓を開放し換気する

→ 処理する時、使い捨ての(手袋・マスク・エプロン)を着用する

*嘔吐・下痢・発熱・腹痛の症状が出たら早めに医療機関へ行きましょう。

*2次感染予防は、石鹸と流水で丁寧に洗い、ペーパーか自分用タオルを使用する

 

 

2.インフルエンザについて

 低温と乾燥を好むウイルスを原因とする

①症状 → 38度以上の高熱・身体の(倦怠感・筋肉痛)症状が、突然出る。

②感染方法 → くしゃみや咳でウイルスが飛散し、それを吸込む。

→ ウイルスが付着した物を触った手で鼻・口・目を触り感染する

③予防方法

・室内を暖かく適度な湿度を維持する → 28℃、湿度60%程度

・外出時は大きめのマスク着用 → 何度も同じ物を使わない

・日常の健康管理 → 睡眠(最低6時間)と三食バランスよくとる。(ビタミンC・乳製品・水)が効果あり◎

・うがい・手洗いの頻度を増す → 特に家族内で感染したら予防を確実にする

・予防接種を受ける → 3種類あるので、医師と相談する

 

 

(災害発生の3要因) ⇒ 要因一つで40%、二つで70%、三つで90%の確率で災害が発生する。

不安全行動 ⇒ 作業手順・作業方法・ルール等を、無視した行動。→ 作業標準を無視した行動

不安全状態 ⇒ 整理整頓がされていない・設備のトラブル多発・本質安全化の不備・体調の不備。

管理上欠陥 ⇒ 作業標準の不備・安全教育の不備・安全管理の不備・設備の管理不備・指示徹底の不備。

*①②は、皆さんが守る義務項目です。 この項目を無くせば、災害の70%を防止できる。

《通退勤途上の交通事故防止》

止まるだろう、大丈夫だろう運転から、止まらないかもしれない、ぶつかるかもしれない運転を心掛ける。
②雨天・降雪時気持ちに余裕を持って運転する。→ 自宅を5分前に出る。(速度違反・信号無視)をしなくなる。
③交通規則の厳守。→ 速度と信号を守る事が、自分と他人の身を守る基本事項です。

 *会社に登録した通勤経路を通ること。→ 危険の予知ができる。→ 事故防止につながる。