2019年 5月度 作業標準を守ろう

1.基本事項  

・如何なる時でも絶対に怪我をしないという事を第一とした行動をする ⇒ 安全意識の高揚&安全第一

・指示された事を、指示された方法・手順で行う → 見よう見まねでやらない(自己流)

・保護具(メガネ・軍手・安全靴)を必ず着用する → 正しく着用

・危険と感じたらすぐに作業を止めて責任者へ報告する

→ いくらまじめに仕事をしても、怪我で今までの努力が消えてしまう ⇒ 雇用の継続は災害ゼロの継続です

・自分の健康管理を確実に行う → 体調の維持。 休養・睡眠・栄養・ストレス排除。

 

2. 5月度の安全衛生目標

「作業標準の厳守について」

新元号 令和 のスタートです。

平成最後の4月に続き、今月もゼロ災を達成すべく全員で安全衛生活動に取り組んでください。

災害の発生要因の大きな一つである「不安全行動」の中で、最たるものが作業標準無視の行動と言われています。

安全行動・作業標準厳守に徹すれば災害を防げるとまで言われる作業標準について考えてみましょう。

 

1.作業標準の目的と内容と作成&変更

①目的 → 誰が作業しても安全・品質・効率面で同じ結果を出せるようにする。→災害ゼロ・品質確保・能率向上

②内容 → 作業内容、使用する設備・機器・材料、必要な資格・技能、安全品質面の注意点、手順、異常時の措置方法等を明記

③作成 → 管理者から作業者まで全体で自分の仕事を分析し、安全・品質・効率を考慮し作成する。→3年毎の見直しが必要

・実際の作業を観察し作成に入る。

・箇条書き・ポイントを明記し、写真・イラストを添付する。

・出来た作業標準を、全員が守れる事を確認する。→ 守れるルール・生きたルールにする。

④変更必要時 →(材料・作業内容・設備・治工具・製造条件・品質基準)等が変更になった時見直す。

 

2.作業標準の活用について

・新人&転入者の導入教育資料

・安全第一、品質向上、効率向上の基本条件 → 安全・品質・効率の意識高揚の手段

・現場巡視中に作業標準を守っていない場合、その場で注意し作業標準の重要性を理解させる。

・災害発生時 → 再発防止策作成の基本となる

作業標準が無い場合 → すぐに作成(完璧でなくても良いのでまず作成し、落ち着いたときに見直す)

作業標準がある場合→ どこが抜けて災害に繋がったのかを掴み防止策を入れて見直す。

 

3.各職場で作業標準の確認

①スタッフへ自分の作業の標準書を知っているか

知っている→ 安全のため標準作業を守るように徹底する

知らない → 手順書か標準書の有無を派遣先に確認する

 

(災害発生の3要因) ⇒ 要因一つで40%、二つで70%、三つで90%の確率で災害が発生する。

不安全行動 ⇒ 作業手順・作業方法・ルール等を無視した行動

不安全状態 ⇒ 整理整頓がされていない・設備のトラブル多発・本質安全化の不備・体調の不備

管理上欠陥 ⇒ 作業標準・安全教育・安全管理・設備の管理・指示徹底の不備

*①②は、皆さんが守る義務項目 です⇒ この項目を無くせば、災害の70%を防止できる。

 

《通退勤途上の交通事故防止》

①止まるだろう・大丈夫だろう運転から、止まらないかもしれない・ぶつかるかもしれない運転に心掛ける。

雨天・降雪時は気持ちに余裕を持って運転する→ 自宅を5分前に出る(速度違反・信号無視をしなくなる)

③交通規則の厳守→ 速度と信号を守る事が自分と他人の身を守る基本事項です

*会社に登録した通勤経路を通ること → 危険の予知ができる → 事故防止につながる