2019年8月度 挟まれ巻き込まれ対策の改善実施!

1.基本事項

・常に怪我をしないという意識を持ち、安全を第一とした行動をする。⇒ 安全意識の高揚&安全第一
・行動する際には、指示された方法・手順で行う。→ 自己流の方法・手順では行わない。
・保護具(メガネ・軍手・安全靴)は、必ず着用する。→ 正しく着用。
・危険と感じたら、すぐに作業を止めて責任者へ報告する。
→ いくらまじめに仕事をしても、怪我をすると今までの努力は消える。⇒ 雇用の継続は、災害ゼロの継続です。
・自分の健康管理を確実に行う。→ 体調の維持。 休養・睡眠・栄養・ストレス排除。

2. 8月度の安全衛生目標

 「挟まれ巻き込まれ災害防止の改善実施について」

7月度に続いて、挟まれ巻き込まれ災害防止です。今月は災害防止の改善策実施月とします。

7月は皆さんの努力により、挟まれ巻き込まれ災害がゼロでした。

昨年度は3件発生しておりました。

7月度の活動では”自分の職場で挟まれ巻き込まれの危険個所探し”をして頂きました。

昨年の事例と発掘した危険個所を参考に「危険予知訓練」の実施をお願いします。

1.訓練のテーマを、事例で行うか発掘した危険個所で行うか決めてください

①昨年の事例は、災害報告書が事務局にありますのでお取り寄せください。

②発掘した挟まれ巻き込まれの危険度の高い作業を選択する。

2.選択したテーマの作業内容・設備稼働内容・作業環境等を全員で理解する

①参加者は不明な点があれば、質問で解消する。

②昨年の事例は、報告書を参照する。

③危険個所は、現場で作業内容実演をする。

3.選択したテーマで発生しそうな危険内容をすべて挙げる

①常識では考えられない内容でも挙げる。

②他の人の意見を否定しないこと。

4.挙がった危険内容の中から現状一番災害に結び付く内容を一つ選ぶ

①一つに絞れない場合には、二つでもよい。

②参加者全員の総意であること。

5.全員で選んだ一番の危険内容を防止する対応案を決める

①経費・時間を要する内容でもすべて挙げる。

②作業者が苦労する内容でも挙げる。

③作業能率低下させる内容も上げる。

6.防止案の中から災害防止に最も必要なものを選ぶ

①安全第一の観点から選ぶこと。→ 多少の能率低下・作業者の労苦を伴う時もある。

②経費等は企業側の了解を取る努力をする。

*テーマで選んだ作業に従事する時は、全員がこの防止案を守ることを宣言する。

(災害発生の3要因) ⇒ 要因一つで40%、二つで70%、三つで90%の確率で災害が発生する。

不安全行動 ⇒ 作業手順・作業方法・ルール等を、無視した行動。→ 作業標準を無視した行動

不安全状態 ⇒ 整理整頓がされていない・設備のトラブル多発・本質安全化の不備・体調の不備。

管理上欠陥 ⇒ 作業標準の不備・安全教育の不備・安全管理の不備・設備の管理不備・指示徹底の不備。

*①②は、皆さんが守る義務項目です。 この項目を無くせば、災害の70%を防止できる。

《通退勤途上の交通事故防止》

止まるだろう、大丈夫だろう運転から、止まらないかもしれない、ぶつかるかもしれない運転に心掛ける。
②雨天・降雪時気持ちに余裕を持って運転する。→ 自宅を5分前に出る。(速度違反・信号無視)をしなくなる。
③交通規則の厳守。→ 速度と信号を守る事が、自分と他人の身を守る基本事項です。

 *会社に登録した通勤経路を通ること。→ 危険の予知ができる。→ 事故防止につながる。