2020年度08月 はさまれ・巻き込まれ災害の防止に関して

1. 基本事項

1.安全意識の高揚&安全第一
自分はどんな時でも絶対怪我をしない事を第一とした行動をする。

2.見よう見まねでやらない
指示された事を指示された方法・手順で行う。

3.正しく着用しよう
保護具(メガネ・軍手・安全靴)は必ず着用。

4.雇用の継続は、災害ゼロの継続です!
危険と感じたら即作業を止めて、責任者へ報告する。いくらまじめに仕事をしても、怪我をしたら今までの努力は消えてしまいます。

5.体調の維持
休養・睡眠・栄養・ストレス排除をして生活しよう。

 

2. 8月度の安全衛生目標

 

「はさまれ・巻き込まれ災害の防止について」

コロナウイルスが栃木県も増加しています。治療法が確定するまで感染防止にお互い注意しましょう。
挟まれ巻き込まれ災害は、TCCの災害の中でも多い災害ですので昨年は2度重点目標として取り組みました。残念ですがゼロには出来ませんでした。本年こそはゼロにすべく下記内容を参考に取り組みよろしくお願いします!
 

▶挟まれ巻き込まれ災害の発生要因

①作業標準を無視した不安全行動

②非定常作業時の不安全作業

③管理監督の欠如

→作業標準の不備、安全教育の不備、設備管理の不備、安全管理の不備、指示徹底の不備

④作業者の安全意識の低下

⑤本質安全化の不足
 

▶挟まれ巻き込まれ災害の防止

①作業者の安全意識の高揚

→ 安全教育で(作業標準・ルール)の徹底をする。

②設備の点検・清掃・修理は、設備を停止して行う

→ 作業の標準化を進める

③安全教育の実施

→ 定期・導入時・移動時に行う。

④職場巡視

→ 定期・不定期に実施し不安全行動の防止と危険個所の発掘と対応へ活かす。

 

▶挟まれ巻き込まれ災害防止の三つのポイント

①作業手順の遵守 → 不安全行動の撲滅

・ヒューマンエラーによる不安全行動

→うっかり、ぼんやり、かん違い、先入観、くせ等によるルールの無視

・意識してルール無視

→ 面倒くさい、これ位大丈夫だろう、一回だけだから、皆もやってる等によるルール無視

②危険個所にカバーの設置

・作業者が不安全行動をやろうとしても危険個所に、手、指、身体が入らないようにする。→ 本質安全化の推進

③非定常作業時は、設備を停止する

・滅多に行わない作業(非定常作業)まで作業の標準化が難しい事もあり、必ず設備を止めて作業をする、→ 安全第一
 
 

3.災害発生の3要因

 

★要因一つで40%、二つで70%、三つで90%の確率で災害が発生します★

要因1:不安全行動

作業標準(作業手順・作業方法・ルール等)を、無視した行動。
要因2:不安全状態

整理整頓されて無い・設備のトラブル多発・本質安全化の不備・体調の不備。
要因3:管理上欠陥

作業標準の不備・安全教育の不備・安全管理の不備・設備の管理不備・指示徹底の不備。

 

*①②は、 皆さんが守る義務項目 です。この項目を無くせば、災害の70%が防止できます!

 

 

4.通退勤途上の交通事故防止

 

①「止まるだろう」「大丈夫だろう」運転から、「止まらないかもしれない!」「ぶつかるかもしれない!」運転を心掛ける。
②雨天・降雪時気持ちに余裕を持って運転する。→ 自宅を5分前に出る。速度違反・信号無視をしなくなる。
③交通規則の厳守 → 速度と信号を守る事が、自分と他人の身を守る基本事項です。

 

*会社に登録した通勤経路を通ること。→ 危険の予知ができる。→ 事故防止につながる。