「転倒災害」は、「墜落・転落災害」、「はさまれ・巻き込まれ災害」とともに、発生件数の多い災害の一つです。
その数は、休業4日以上の全労働災害の約20%前後を占めています。
しかし「転倒災害」は、いつでも、どこでも、だれにでも発生するためか、「ちょっと転んだだけ」「ちょっと踏み外しただけ」のように軽視されがちです。そのため類似災害が発生しがちな災害でもあります。
毎年、同じようなアナウンスをしておりますが、転倒災害は一向に無くならなりません。
滑りにくい床材の採用、でこぼこや段差の解消、手すりの設置など転倒災害の防止に努めている企業も多い中、毎年の統計での転倒災害が大きく減少することは有りません。
今回は、逆に「転倒は起こるもの」として対策を考えてみましょう。
転倒しても大事故にならないようにするには?
・ 保護具(ヘルメットなど)を着用する。
・ 手を付けるようにポケットには手を入れてあるかない。
・ 歩きスマホきはしない。
他に考えられるものは有りますか、皆さんも考えてみましょう。