冬に肉まんの美味しい季節ですよね。
最近では肉まんはスーパーやコンビニだけでなく、本格中華飯店でもテイクアウト出来る店舗が増えており、人気商品となっています。
中でも、原材料にこだわりぬいた肉まんが人気を集めており、中華まんを買い求めに店舗まで通う人や、お取り寄せグルメとしても注目されています。
外はフカフカ、中はアツアツの肉まんはどうやって作られ、私たちの食卓に届いているのでしょうか？
その仕事内容に迫ってみます。
■肉まんはどうやって製造されているのか
肉まんの製造は具の仕込みから始まります。
工場や店舗によって肉と野菜のバランスや、隠し味、具材などの分量が変わります。
こだわりの具材をミキサーに入れ、良く混ぜ合わせて1晩～1日程度寝かせておきます。
肉まんの命ともいえるこの具には、どの工場でもお客様に美味しいものを届けたいという気持ちを持って仕込みをしています。
完成した具は、工場特製の皮で包まれます。
この皮も、ふっくらとした食感になるように独自の工夫がなされています。
具を皮で包み、肉まんの形に形成したものを、今度は網の上で発酵させます。
肉まんの良し悪しはこの発酵の具合で決まると言っても過言ではありません。
発酵により、皮が膨らみ食べた時のもちもち感が増します。
いくら中身が美味しくても、具を包み込む皮の品質が悪ければ台無しになってしまいます。
肉まん全体の品質を左右する皮だからこそこだわりを持って製造しているのです。
発酵も、ただ単に長い時間発酵させていればいいと言うわけではなく、その調節加減が重要なのです。
十分に発酵された肉まんは蒸しの段階へと移ります。
蒸し器で大量の肉まんを蒸すので、熱気との戦いとなります。
蒸し器で蒸された肉まんはふんわりとお椀状に膨らみ、ここで形の悪いものは廃棄されます。
まだ温かい肉まんをそのまま冷凍にかけ、うま味を閉じ込めます。
そうして製品チェックを受け、梱包されたものが私たちの元へと届けられています。
■中華まん工場に就くには
肉まん工場の作業は難しくなく、工場経験のない方でも応募することが可能です。
経験者の場合には、セクションリーダーや、工場の責任者への昇進のチャンスがあります。
また、日勤と夜勤を選ぶ事が出来る工場もあり、働きやすい職場であると言えます。
肉まん工場は同じ作業を繰り返し行う事が多いですから、集中力を身につけられるというメリットもあります。
食品を扱う仕事ですので、仕事に責任感があり、常に消費者目線で物事が考えられる方が求められます。
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